むやみやたらなゴルフ場建設、果たして誰のため?

韓国全土 現在、韓国では計262ヶ所(運営中181、建設中68、未着工13)のゴルフ場が運営中または建設中といった状態である。これは国土面積の0.2%にあたり、膨大な数のゴルフ場の過密化を示している。にもかかわらず8月20日、李憲宰(イ・ホンジェ)経済副総理・兼・財政経済部長官は、平均5年かかるゴルフ場の許認可期間及び条件を何の法的根拠もなく4ヶ月に大幅緩和し、今後230ヶ所ものゴルフ場を建設するという立場を明らかにし、大韓民国を大韓ゴルフ王国にするという妄言を吐いた。副総理の言葉通りであれば、大韓民国のゴルフ場は総492ヶ所となり、面積も約2倍に膨れ上がる見通しである。

 では、果たして経済官僚のトップが言う通り、ゴルフ場さえ建設すれば経済全体が活性化されるのだろうか?そして、海外へと向かうゴルフ人口の外貨流出を食い止めるためのゴルフ場新規建設には妥当性があるのだろうか?ゴルフ場建設によって短期的な建設景気を起こすことはできるが、それによって引き起こされる問題について誰がどうやって責任をとるのか?

■海外へと向かうゴルフ人口について見てみよう

 韓国は四季がはっきりしている。雪と風のため、冬にはゴルフをすることが難しい状況である。それ故、ゴルフのために海外に行く外貨流出人口は11月から3月に最も集中している。ゴルフ場の数の問題ではなく、四季がはっきりしている大韓民国では外貨流出人口の発生はどうすることもできないのである。だとしたら、このために政・経癒着、贈収賄の温床、地下水枯渇、生態系断絶、農薬と肥料汚染の原因であるゴルフ場が際限なく、規制なく建設される必要があるだろうか?

■ゴルフ場1つを建設するためには

 土1g中には微生物が1億匹も生息しており、生命の母胎と呼ばれている。ゴルフ場を建設するためにはこの土を40~70cmまで掘って、別の地域に移さなければならない。ゴルフ場は地表面をベント芝(洋シバ)で大部分を覆わなければならないため、土中に生きている生命体を全て掘り出し、さらには何万年もの年月をかけて作られた肥沃な土までも掘り起こして捨てなければならないのである。もしそれを怠れば、土の中にいる数多くの植物の種と微生物によって芝が育たないためである。従って、自然の土を掘り出し、生命体がほとんどいない砂、微砂土、人口土で地表面を覆った後、ベント芝を植えることになる。そして、多くの肥料と農薬で不安定な芝の生命を維持させる。

芝をうまく育てるために撒かれる肥料と殺虫剤・除草剤の過剰使用により、ゴルフ場周辺の生態系が徐々に壊れ肥料と土砂・農薬が雨水に洗われて河川に流れ、水質を汚染している。

それだけでなく、ゴルフ場建設による無差別的な森林破壊が地形を変化させ、集中豪雨時に土砂が流され河川と耕作地が埋没することもあり、その場合、一日で1,000t近くになるゴルフ場用水により、近隣の土地がやせ細ってしまう。

■人間の住む場所が、私の故郷が、ゴルフ場につぶされている

 驪州(ヨジュ)のカアムリと安金里(アングムリ)一帯は運営中のゴルフ場と予定地を含めて7ヶ所のゴルフ場に囲まれている。安金里の住民は有機農業こそが最善の方法だとし、有機農法を考慮中であるが、ゴルフ場に囲まれたこの地域一帯の有機米を誰が食べるだろうか?

 96年に9ホールのゴルフ場が完成し、さらに36ホールのゴルフ場が作られる計画の務安(ムアン)住民は追加建設に全身全霊で反対している。9ホールのゴルフ場の影響で50m離れた住民らの養魚場と海が汚染されつつあるためである。

 また、韓国でゴルフ場が最も多い都市、龍仁(ヨンイン)は、乱開発により災害被害と交通渋滞に対する苦情がひっきりなしに聞こえてくる。このように、ゴルフ場は今や他人事ではないのである。

 以前、ある金融機関の関係者は、最近国内で営業中のゴルフ場も不景気によって客足が大幅に遠ざかり、隣国日本でも90年代初めに不況によってゴルフ場が連鎖倒産しているのが現実とし、政府のゴルフ場規制緩和と速やかな事業承認は現時点の誤った政策であることを批判した。結局、これはゴルフ場が地域経済活性化に一役買うという十分な検討と根拠がない、過去の開発主義時代にありがちな急場しのぎの建設による景気回復策の責任問題に他ならない。

生態保全局 チェギム・スジン幹事

【筆者】チェギム・スジン / 環境運動連合 / 環境運動連合 報道資料 /  [K04090201J]
【翻訳】小池 貴子]]>

使い捨て容器に入れないで!―スターバックスに公開質問状

日本全土 国際環境NGO FoE Japanは、8月18日、米国系コーヒーショップチェーンの最大手、スターバックスコーヒージャパン株式会社に対し、店内における使い捨て容器の使用をやめ、リユース容器に切り替えるように求める要望書と公開質問状を提出した。

 近年国内で急激に増加している米国系コーヒーショップチェーンでは、従来のファストフード同様の紙コップに加え、冷たい飲み物には、プラスチックの使い捨て容器を使用している。わずか数分のために紙やプラスチックを使い捨てることは、貴重な森林、石油資源の浪費であり、地球温暖化を促進している。そのことに疑問を抱いている利用者も多い。

 特に最大手のスターバックスコーヒー(店舗数531)は、「環境配慮」を企業イメージとし、自らの環境方針の中で「廃棄物の削減と資源の有効活用に努める」としているが、店内の使い捨て容器使用はこれに相反している。また、同社に関しては、若者への影響力の大きさから、使い捨て文化のファッション化も懸念される。そこで、国際環境NGO FoE Japanは、7月下旬、同社に対し、リユース容器への転換を求めるキャンペーンを開始した。

 キャンペーンでは、インターネットでスターバックスコーヒー利用者から同社にあてたメッセージを募り、店舗においても店員にリユース容器に入れてくれるように求めるメッセージカードを手渡している。これまでに同社の愛用者をはじめ、株主、アルバイトを含む幅広い人々から、メッセージが寄せられている。

 8月18日、FoE Japanは、同社広報部を訪問し、この日までに集まったメッセージ(122通)を届け、「店内における使い捨て容器からリユース容器への転換を求める要望書」と公開質問状を提出した。同社は、キャンペーンの趣旨を理解し、8月31日までに公開質問状に回答することを約束した。

 使い捨てのプラスチック容器、紙容器、陶器やガラスのリユース容器それぞれの環境負荷をLCA(注)調査に基づき比較すると、最も負荷が少ないのはリユース容器である。そうした観点から、国内で一時はスターバックス同様の使い捨て容器を使用していたエクセルシオールカフェは、すでにリユース容器に転換している。また、同じスターバックスコーヒーでも、韓国においては、2003年より、店内ではリユース容器を使用し、テイクアウトの使い捨て容器にはデポジットを課しており、今年は冷たい飲み物用のガラスのコップも導入している。

 FoE Japanは、持続可能な社会に貢献する企業として環境方針を掲げているスターバックスコーヒージャパンが、ユーザーの声をいかに反映していくか注目している。

*FoE Japan「スターバックスさんおいしいコーヒーを使い捨て容器にいれないで!」キャンペーンHP

http://www.foejapan.org/lifestyle/gomi/stb_top.html

(注)LCA
ライフサイクル・アセスメント(Lifecycle assessment)のことで、1つの製品の原料が採掘される段階から、製造、輸送、使用、廃棄されるすべての段階において、環境への影響を評価する方法


現在、使われている使い捨て容器

すべてこうしたマグカップに

韓国のスターバックスのグラス

【筆者】瀬口 亮子(SEGUCHI, Ryoko) / 国際環境NGO FoE Japan / 寄稿 /  [J04082501J]
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不合理な消費と長期の採りすぎにより、野生植物資源総量が著しく減少

中国全土 このほど終了したばかりの野生植物資源調査によれば、野生植物の人工栽培だけでは、日増しに増大しつつある社会のニーズには遥かに及ばなくなったため、野生資源はそのまま利用される現象がよく見られるようになった。中でも、一部の種は長期にわたり、過度に利用されて来たため、その野生資源が減少している。

 これは、中国が初めて、全国的に行った野生植物資源調査で、その内容は野生植物の分布、種の数、生態環境及び人工栽培の状況などが含まれている。この調査は、資源基本数量や分布状況が不明瞭であるという状況を根本的に変えた。

 専門家の分析によれば、希少植物が絶滅の危機に瀕することになった原因は、主として、生態環境の破壊、資源の過度利用、気候変動、外来種の導入、病虫害、山林火災などが挙げられる。とりわけ、一部の経済価値の高い種はまだある程度の規模を備えた人工栽培と経営ができていないことから、野外の資源が依然として高い破壊圧力にさらされている。例えば、野生の紅豆杉(チュウゴクイチイ、Taxus Chinensis(Piger)Rehd)資源の破壊が深刻で、紅豆杉の樹皮の不法採取、または木材の盗伐などの事件が後を絶えない。また、野生の蘭の不法持ち去りにより、中国の蘭の花の資源が壊滅的な打撃を受けていることも挙げられる。

 国家林業局の関係者は、今回の調査結果に基づき、一部の種の保護のレベルを引き上げ、法に依拠してその保護を強化していくとの意向を示した。例えば、国家一級保護野生植物に対し、法に基づき商業的な採取と利用を禁じること。国家二級保護野生植物資源の商業的利用に対しては、厳格な割当管理を実行し、過度な資源消費を避けるよう市場の需給を正しく導いていくこと。また、法に依拠して、野生植物の採取、購入、加工と経営の監督管理を強化し、不合理な消費による野性植物資源への破壊を極力防止すること、などである。

【筆者】鄭 北鷹 / 中日韓環境保護情報共有中国ボランティアチーム / 光明日報 /  [C04082501J]
【翻訳】燕]]>

青海湖に救いの手を!

青海省 青海湖は、中国最大の内陸塩水湖であり、青蔵高原特有の希少な鱗のない魚、湟魚が生息し、湖上に浮かぶ島は160種にもおよぶ鳥が棲むパラダイスである。しかし、ここ数年、青海湖の水位が急激に下降、専門家は、有効な保護措置が取られなければ、青海湖は将来完全に蒸発してしまい、第2のロプノール湖(新彊ウイグル自治区東南部の湖。かつて「さまよえる湖」として有名だったが、現在は完全に干上がっている。)になってしまう、と危惧している。

 また、調査データも青海湖が悲劇的な運命をたどりかねないことを示唆している。20世紀後、青海湖の水位は13メートルほど下降し、湖面が約720平方キロメートル縮小した。 現在、青海湖の水位は毎年10センチの速度で急激に下降している。

 専門家は、青海湖の悲惨な現状をもたらしたのは、天災であり人災でもある、という。地球の温暖化が進み、降水量が減少、蒸発水量が増加したことにより、青海湖の水位下降を招いた。一方、青海湖周辺流域の人々は、 湖へ流れる川の上流で大量の水を引き、農業開発を過度に推し進めたため、湖への注入水量が大幅に減少し、青海湖に致命的な一撃を与えた。

 調査によれば、湖周辺の人口は、1950年代の約2万人から、現在では約9万人に増加している。1990年代より、経済的利益を求めて、湖周辺の地域で油菜が大規模に栽培され、わずか数年の間に6つの国有農場ができ、30万ムー(1ムーは約6.667アール)の土地が開墾された。油菜の花が咲く頃は、青海湖周辺一面に金色の絨毯が敷かれたような素晴らしい光景が見られるが、この美しい光景の代価は計り知れず、青海湖の生命を刻々と奪っているのも事実である。

 湖周辺の灌漑のため、ほとんどの川が塞き止められ、水流が遮られている。 布哈川は青海湖に流れる最大の川であるが、水が涸れ果てるのは時間の問題である。 その他に湖に流れ込む2つの川、沙柳川と和泉吉川があるが、やはり同様の状態である。沙柳川にも次々と堰が作られ、湖に入るはずの水が農場に引き込まれ、そこから湖への17キロは水流が完全に途絶えてしまった。

 青海湖は、西部の砂漠化が東部へ蔓延するのを防ぐ天然の障害であり、青蔵高原東北部の生態安全を維持する、青海省の“母なる湖”と称えられていた。 青蔵高原の生態のため、後世代のために、青海湖の悪化を阻止しなければならない。

【筆者】姜 辰蓉 / 中日韓環境保護情報共有中国ボランティアチーム / 人民日報 /  [C04082502J]
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ヒートアイランドに水を活用しよう~都内で打ち水大作戦

東京 江戸庶民の生活の知恵だった「打ち水」で都市部のヒートアイランド現象を和らげようという「打ち水大作戦が」8月18日から25日までの一週間にわたって全国各地で行われる。この企画は昨年初めて行われ、34万人が参加。イベント会場の気温を約1度下げたという。今年は参加者を100万人と想定。気温を2度下げることが目標だ。

 都内で1平方メートルあたり1mmの水をまくと、気温が約2度以上は低下すると予測しており、水をまいて、それがつながり、都内に打ち水の川ができ、風が通る道が増えれば、やがてはヒートアイランド対策にもなるというのが狙い。また試算では最大4~5%程度の電力量を削減できるという。

 初日の18日、都内では東京都庁都民広場や国立競技場をはじめ、大阪府や福井県などでもイベントが開催された。国立競技場前の明治公園には、地元からの住民約80名が参加。お年寄りや子供連れの家族での参加が特に目立ち、真夏・真昼のにぎやかなイベントとなった。主催者の浅井さんが開会宣言をした後、正午になると参加者が一斉に手に桶を取り、浴衣を着た「打ち水娘」の誘導のもと、公園一面に水がまかれていった。

 打ち水に使う水は風呂の残り湯や雨水を利用するように呼びかけた。また、会社員でも参加できるように、正午の時間を選んだ。水をまいたすぐ後は、今年から新しく登場した「番傘付き移動観測体」と呼ばれる傘で温度変化を測定する。(傘で木陰を作り、水をまいた場所とまいていない場所の温度を比較測定するもの)国立競技場前のイベント会場では気温が約2度下がり、期待通りの結果が得られた。

 参加した地元の方は「水をまいて気持ちがいいし、これで温暖化防止に貢献できたら最高ですね」と笑顔で答えた。環境大臣の小池百合子さんも個人として参加し、桶を手に水をまいた。「今年は特に暑いので、みなさん、毎日ご自宅でやっていただきたいですね。」と話した。

 各イベント会場の結果報告はHP上で随時更新され、参加者にアンケートをとり、体感温度が下がったかどうかの「官能測定」も行うという。また、HPから「呼び水人」として登録することで、どこで何リットルの水をまき、気温がどう変化したのかをメールで報告できる。すでに2000人が登録し、メッセージも多数掲載されている。

 打ち水大作戦本部は、今後このイベントを社会に定着させ、ヒートアイランドをはじめ、都市の抱える同じ問題に直面する多くの街がつながること。さらに、打ち水がuchimizuとして広まり、世界的なネットワークができればと話している。

(参考URL)
・打ち水大作戦本部
 http://www.uchimizu.jp/


水をまく子どもたち

「番傘付き移動観測体」

報道陣に囲まれながら水をまく小池環境大臣

【筆者】黄 清純(HUANG, Qingchun) / 東アジア環境情報発伝所 / 寄稿 /  [J04082502J]
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郡山、核廃棄場誘致反対!各学界人“500人宣言”

全羅北道――8月末、全市民決起大会―市議員懇談会など誘致反対世論を後押し

 核廃棄場誘致反対の声が徐々に高まりつつある中、郡山地域における各学界の著名人が参加した“核廃棄場誘致反対、500人宣言”の記者会見が行われた。

 「郡山核廃棄場誘致反対、全市民対策委員会(以下 核反対委員会)」は18日午前10時30分、郡山市庁1階ロビーにて記者会見を開き、カン・グノ郡山市長が核廃棄場誘致放棄の意志を明らかにしない限り、大々的な反対運動を行う構えを明らかにした。

 この日、記者会見に先立ち背景説明としてチョ・ドンリョン執行委員長は、「核廃棄場の誘致過程で韓国原水力発電株式会社(略称、韓水原)側が、自身を含む対策委員会の幹部たちに対して稚拙な民間査察を行い、5,000名もの地域住民たちが内密に原子力発電の無料見学などを行ってきた」とし、民間査察の中断とともにカン・グノ市長の核廃棄場誘致に対する明確な立場を明らかにするよう要求した。

 この日、500人宣言では核反対委員会代表と役員・市議員・弁護士・学界・宗教界・農業人・女性界・政党員など専門家と市民、総勢544名が書面にサインをし、さらに今後の活動を支援するため、一人当たり5,000ウォンの宣言参加費を自発的に納めるなど、本格的に核廃棄場誘致反対活動に取り掛かる姿勢だ。

 また核反対委員会は、8月末に予定されている全市民決起大会および市議員らとの懇談会を通じて地域社会の中に誘致反対世論を浸透させ、毎週金曜日には街頭演説を開催さらには全国規模で大集会を開催し、韓国原水力発電株式会社の民間査察に対する陳情書および損害請求などを行っていく構えである。

【筆者】郡山タイムズ記者 / 郡山核廃棄場誘致反対 全市民対策委員会 / チャムソリ /  [K04082001J]
【翻訳】上村 公臣代]]>

江陵、3年連続水害に防止対策はあるのか

江原道 1時間あたり57mmの雨を降らせた台風「メギ」(台風15号)によって江陵の市街地主要道路が浸水し、出勤する市民は大変な不便を強いられた。鏡浦洞など一部地域では、台風「ルサ」(2002年の台風15号)と台風「メミ」(2003年の台風14号)の時に崩れて復旧した堤防がまたもや崩れ、3年連続で農耕地が浸水被害を被り、農民達は収穫を前に落胆している。市民は2年連続で台風被害を被っているにもかかわらず防災対策はいまだに疎かだとし怒り心頭である。

■市街地道路浸水

 この日の午前、玉川洞、中央洞、浦南1洞など主要市街地の廃水が満足に処理されず、大部分の道路が真っ赤な泥水に浸かった。住民は、過去に農耕地や林野だった場所に建物が建ち、道路もコンクリート舗装され、流入する雨水の量は増えたが、排水施設の容量は昔も今もたいした差はなく、被害が再発していると訴えた。

 実際に江陵で浸水の常習地域であった江南洞と内谷洞の場合、下水管渠工事と雨水桝の設置工事により、今回の雨も比較的円滑に排水された。しかし、玉川洞江陵女子高~龍池閣~浦南洞の旧東海商事方面の道路と補南洞の江陵MBC~トンイン病院方面道路などは排水処理が円滑でなく、またもや水に浸かった。住民は、現在口径600㎜以下である汚水管渠を1,000㎜以上に拡大して各種汚物で詰まった雨水桝を定期的に掃除するなど、排水システムを全面補強しなければならないと訴えた。

 また、江陵駅5街から江陵女子高前、龍池閣、浦南洞一帯を排水流域面積とする浦南橋前、旧東海商事敷地内の雨水ポンプ場造成工事も急がねばならないと指摘した。

■農耕地の被害

 この日午前9時30分頃、鏡浦洞鏡浦川水系雲亭橋下流200m地点の堤防が流失し鏡浦川が氾濫、この一帯十数haの農耕地が浸水した。暫定集計では江陵市管内における全体農耕地の浸水面積は143haに達するとされ、農民達は収穫を前に落胆している。

 特に鏡浦川の氾濫で農耕地浸水被害を受けた雲亭洞、草堂洞、浦南洞一帯の農耕地を耕作する農民達は、昨年の台風被害で鏡浦川浚渫作業をしながら積み上げた堤防が、またしてもあっけなく崩れるとは、これが恒久的復旧なのかと怒り心頭である。農民達は、堤防があまりに低く、砂を多く使うために今回の雨であっけなく崩れたとし、当局を恨めしく思っている。

 3年連続で1,800坪余りの農耕地の浸水被害に見舞われた農民キム・チョルギさん(66)は「早生種の稲は実ったので雨水が引いた後でまた起こしてやれば一部でも収穫することができるだろうが、稲穂が出る時点で被害にあった晩生種は何も収穫できない」と語った。市の関係者は、台風「メミ」の被害後、鏡浦川川床を浚渫する際に泥で堤防を高く積んだが、車両が通行することで堤防がかなり低くなったと述べた。また、鏡浦川一帯は土地が低く、上流の湿地の多くが減少することで常習的に浸水現象が発生、現在は総合治水対策を準備中だという。

【筆者】禹承龍/高達順 / 江陵日報 / インターネット江陵日報 /  [K04082002J]
【翻訳】高野 奈緒子]]>

自然の友会員、白河200キロを歩いて考察

北京市 北京の水の価格が上昇するにつれ、水資源不足問題に対する社会各界の関心が高まってきた。民間NGO“自然の友”は、8月14日から22日まで、北京市民が北京の水資源の現状を広範かつ直観的に把握し、節水観念を向上させるため、ボランティアによる白河の徒歩考察を行った。

 白河は密雲ダムの主要な水源のひとつで、北京水源の重要な保護地である。 河北省を水源地とし、延慶、懐柔、密雲の3県を通過して密雲ダムの西北端に入り、ダムを出て潮河と交わった後潮白河と呼ばれる、北京の5大水系の1つである。ここ数年、白河の水量が日増しに減少しており、様々な原因が挙げられているが、経済の発展に伴う水不足が新たな問題として人々の注目を集めている。

 このたびの考察はシェル中国有限公司の賛助を受けて行われた。25名のボランティアによって考察隊が結成されたが、うち6人が全行程隊員として、北京密雲ダムから河北省沽源県にある白河源流まで、白河流域の水質、生態、地質、レジャー地としての発展性、人文教育等、様々な角度から考察を行った。 その徒歩による考察の全行程は200キロ以上にも及んだ。

 また、その他のボランティアは、臨時隊員として時間別、区間別に考察を行った。 その構成は、18歳から45歳までの、弁護士、会社員、大学生、大学院生、探検愛好家、メディア記者からなる。彼らは、毎日の行程日誌を“自然の友”および“捜狐(sohu)ウェブサイト”上にて公開、北京市民に考察で得た情報を機を逸せず伝えたい、と白河の現状を紹介している。


白河河曲

採砂船

ごみを拾いつつ

【筆者】康 雪(KANG, Xue) / 中日韓環境保護情報共有中国ボランティアチーム/自然の友 / 寄稿 /  [C04081801J]
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原子力発電所建設予定地に棲息する希少種、古里サンショウウオ

慶尚南道 政府が推進中である原発追加建設の代表的な誘致先、新古里1、2号機の建設予定地が問題の現場だ。新古里1、2号機は、既存の釜山広域市機張(キジャン)郡古里原子力発電所の隣に追加建設される予定であったが、その釜山広域市機張邑古里地域は、その名も「古里サンショウウオ(Hynobiusyangi)」の世界唯一の棲息地である。

この古里サンショウウオは、国内に棲息する既存のサンショウウオ(Hynobius leechii)とは別種として明確に区分されている。新古里1、2号機環境影響評価の過程ではこのことについて言及されておらず、環境影響評価は2004年1月に協議を終えている。これは環境影響評価がきちんとなされなかったことを表しているものであり、古里サンショウウオによる環境影響評価の再評価を含め、着工は延期されるべきである。

 当初、新古里1、2号機は今年8月、本工事に着工予定であったが、古里サンショウウオという国際的な希少種の棲息地であると確認された現在の状況において原発建設工事を強行した場合、種の絶滅の可能性が非常に高くなる。こうしたことから、世界的にたった一ヶ所の棲息地を破壊する工事は再検討されるものと思われる。

 原子力発電所の建設と国際的希少種の保護という問題を解決するためには、まずは来年3月まで待つ必要がある。なぜならば古里サンショウウオの場合、学術的な次元からは明らかに既存のサンショウウオとは別の種であることが科学的に究明されてはいるが、古里サンショウウオの生態系に関する情報が十分ではないからだ。

 そこで、政府が古里サンショウウオの棲息地を他へ移し原発建設を推進するとしても、少なくとも成体が本格的に出現し、産卵と活動を開始する早春3月までは工事の延期が避けられない。それだけでなく生態系を分析した結果、移転が不可能な場合は新古里1、2号機の事業計画自体が再検討されなければならない状況だ。

 今現在、古里サンショウウオは法的保護種に指定されてはいないものの、世界でも釜山機張邑・長安邑(チャンアンウプ)孝岩里(ヒョアムニ)一帯のみに棲息するため、この場所を破壊すれば古里サンショウウオは永久に地球上から姿を消すという結果を招く。万が一政府がこれを無視し、原発建設を強行するなら、生物多様性の保全という国際社会のルールに背く深刻な問題を生むことになるだろう。

【筆者】イ・シネ / 緑色連合 / サイバー緑色連合 /  [K04081301J]
【翻訳】吉原 育子]]>

伽耶山渓谷「水泳もできないほど汚染深刻」

慶尚南道――糞尿汚染ひどく3級水レベル…水因性伝染病懸念

 伽耶山国立公園渓谷において、糞尿汚染を表す糞便性大腸菌と一般大腸菌検出数値が高く、早急な対策が必要であると指摘された。開かれたウリ党のキム・ヨンジュ議員が5日、国立公園管理公団から受け取った資料を分析した結果、伽耶山国立公園緇仁(チイン)1・2地点の糞便性大腸菌と一般大腸菌の検出数値がそれぞれ3,000MPNと5,000MPNであった。

 この数値は、飲用はもちろん、水泳すら適さない3級水に該当し、工業用水としてあるいは高度処理後に上水道水として使えるレベルである。

 キム議員は今年4~5月に測定した結果、伽耶山国立公園の緇仁地点など7箇所において糞便性大腸菌が1,000MPN以上検出され、水泳にも適さない程に汚染されていることが明らかになったとし、毎年夏にはこの汚染された渓谷に避暑客が押し寄せるために、コレラなど水因性伝染病の発生が心配されると指摘した。

 キム議員はまた、公園周辺のトイレや浄化槽などから糞尿が流れ込んで渓谷を汚染しているとし、大部分の国立公園がトイレ汚水の処理施設をまともに備えていない上に、行楽客のゴミ投棄による汚染が深刻になっているものの具体的な管理指針がなく、早急な対策が必要であると強調した。

 一方、今回の調査において糞便性大腸菌が1,000MPN以上検出された所は、△伽耶山 緇仁1地点(3,000MPN)△伽耶山 緇仁2地点(3,000MPN)の他、△周王山 上宜1地点(2,200MPN)△周王山 上宜3地点(2,200MPN)△小白山 喜方1地点(1,100 MPN)△小白山 喜方2地点(16,000MPN)△小白山 三街1地点(1,100 MPN)など7箇所である。

 また、一般大腸菌の数値が高い所として△伽耶山 緇仁1地点(5,000MPN)△伽耶山 緇仁2地点(5,000MPN)が挙げられ、この他△北漢山 舊基(クギ)1地点(1,400MPN)△北漢山 山城1地点(5,900MPN)△小白山 喜方2地点(9,000MPN)なども同様に挙げられた。

【筆者】キム・ミンス / 国立公園管理公団 / 慶南道民日報 /  [K04081302J]
【翻訳】鄭 良子]]>