社会科学院副院長:中国のエネルギー需要緩和は2018年から

中国のエネルギー需要緩和は、工業都市化がほぼ実現する2018年前後からとなるだろう。

中国全土 中国日報ネット世界オンラインニュース:英語版<中国日報>9月22日の報道によれば、中国社会科学院副院長陳佳貴氏は、近日中国日報の特別取材を受けた際、以下のように述べている。:中国のエネルギー需要緩和は、工業都市化がほぼ実現する2018年前後からとなるだろう。

 陳氏が指揮する団体の推計によると、2018年までは、重工業の発展比率が高いため、エネルギー高消費産業が林立し、企業組織構造の合理性が取れなくなり、エネルギー高消費型中小企業の数を減らすことが難しく、省エネ技術の利用にはもう一段階プロセスを必要とする。したがって、工業発展は今後も大量のエネルギーを必要とするであろう。

 中国のエネルギー総消費量の70%を工業消費が占める。社会科学院の推計によると、中国は工業化の中期段階にあり、その上各地区の発展にはばらつきがある。31の省、市、自治区の中で2005年までに、2つの市のみが工業化の後期段階まで発展し、10の省は工業化発展の中期段階といえ、13の省と市は工業化発展の初期段階であり、一部の地区はまだ工業化の段階にいたっていない。つまり24の省、市、自治区が初期工業化、中期工業化、前工業化期にあると言える。

 “その上都市化が進み人民の生活水準が高まる今後20年は、我が国のエネルギーに対する需要は依然として高い状態を維持するだろう。”と陳副院長は予測する。

 推計によると、もし2007年~2010年の間に我が国のエネルギー弾性値が0.7を下回らず、2010年~2020年のエネルギー弾性値が0.5を下回らなければ、2010年一次エネルギー消費総量は29億トンの標準炭に、2020年には38億トンの標準炭に達する。(1標準炭=7,000kcal)

 しかし、現在の状況から見て、エネルギー弾性値はまだ下がらず、依然として1.0前後を保持している。“経済発展方法が加速変化をとげず、このような動向のまま発展し続けるならば、再び先進国が歩んだ経済社会発展の道をたどることになり、2020年までに、我が国の一次エネルギー消費需要は50億トン標準炭を超え、この需要を満たすことは相当難しい”と陳氏は言う。

 供給面では、資源及び環境の両方面で、克服し難い困難に直面するだろう。関係機関の予測では、現在の確認埋蔵量と資源採掘利用能力に基づいた世界平均資源耐用年数は、石炭は約230年、石油約45年、天然ガス約61年である。しかし中国における人口一人当たりの資源所有量は世界平均水準をはるかに下回り、上述の資源可採年数は、それぞれ80年、15年、30年である。

 しかし陳氏は、この推測はそれでも実情より楽観的であると考えている。石炭を例に取ると、その確認埋蔵量は現在1145億トンであるが、年20億トン、採掘率30%で計算しても、20年分足らずの供給量しかない。“資源実地調査のスピードを早め、効果的に資源採収率と利用率を上げなければ、我々は直ちに更に深刻なエネルギー資源不足に直面するだろう”と陳氏はいう。

 他方で、大量の石炭を不合理に採掘して利用するエネルギー高消費産業により(石炭は大部分はいまだに洗鉱せず直接もやしている)、環境汚染、水質汚染もまた容認し難いレベルに達している。2006年当時、中国のGDPが全世界のGDPに占める割合は5.5%に過ぎなかったが、エネルギー消費量は世界の10%を超えており、二酸化硫黄排出量は世界首位で、大幅に中国の環境荷重能力を超えていた上、CO2 排出も世界トップクラスであった。陳副院長は専門家の予測を引用し、1トンの石炭を採掘するごとに2.5トンの地下水を無駄にし、中国のような深刻な水不足状態にある国家にとって、形勢は非常に厳しいという。
それゆえ、陳副院長は国内のエネルギー資源開発調査に力を入れ、エネルギー供給源を国内で確保することを提案している。今後も中国のエネルギー政策は引き続き石炭を基礎とする。大規模の火力発電を発展させ、火力発電の生産構造を最適化し、石炭液化、気化技術を発展させ、石炭ガスを抽出利用し、高効率かつクリーンに石炭資源を開発利用することを奨励している。

 同時に原油及び天然ガス生産量の安定した成長が必要である。中央と地方がそれぞれの積極性を生かし、水力発電の建設を早めることだ。これと同時に、エネルギーの生産と消費の仕組みを調整し、核エネルギー、太陽エネルギー、風力エネルギー、バイオマスエネルギーなどの新エネルギーと再生可能エネルギーの発展を加速させる必要がある。 
“核エネルギーは比較的クリーンかつ制御可能な現代のエネルギーであり、近い将来、技術の進歩に伴い、安全面でも完全な、比較的経済的な代替エネルギーとなるだろう。国際的観点から見て、フランスなどの先進国は核エネルギーの開発利用においてうまくやっており参考に値する。”と陳副院長。

 “我が国の核エネルギー利用の着手が遅かったわけではないが、技術ルートの政策決定が遅かったので、投資体制の制約等様々な原因が発展を遅らせた”と陳氏は言う。
我が国では、再生可能エネルギーは一定の開発・利用がなされており、推定によると現在全体で約3億トン標準炭(1標準炭=7,000kcal)規模である(統計に入っていない農家自家利用エネルギーをも含む)。但し陳副院長は、先進国と比較して、中国では再生可能エネルギーの戦略位置付けは高くなく、政策支持力も不足しており、全体的にまだ個人頼りの、分散した、小規模な初期段階にあるといえ、まだ商業化できる程の規模の使用には達していないと考えている。 

 陳氏はまた、理論的分析と推計に基づき、製品単位あたりのエネルギー消費と端末設備エネルギー消費先進国の水準と比較すると、現在我が国の省エネの潜在力は毎年6億トンの標準炭(1標準炭=7,000kcal)に相当すると考えている。

 当然、省エネ潜在力開発も簡単とはいえない。それにはまず国民全体の意識改革、大量の資金投入、進んだ省エネ技術の導入、進歩的で合理的なエネルギー消費技術標準、エネルギーと資源性製品の価格の正常化、省エネ奨励型経済政策、法律整備が必要である。それに向けて我々はやるべきことが山ほどあるのだ。

 “要するに、我が国のエネルギー消費の需要と供給の間に存在する矛盾を緩和し、エネルギー源の安全を確保すること。供給拡大と消費削減という両側面から努力しなければ効果はない”と陳副院長は述べた。

【筆者】付敬 / 環境友好公益協会 / 中国日報 /  [C08092701J]
【翻訳】中日翻訳チームA班 中西貴美子]]>

2008年「中国エコ貢献者大賞」の選定が9月22日よりスタート

2008年「中国エコ貢献者大賞」の選定のオープニング・セレモニーが9月22日、北京で行われ、歴代の受賞者の代表者が立ち会った。

中国全土 中国エコ貢献者大賞の創始者であり、環境保護部副部長・中国環境文化促進会会長も務める潘岳氏は次のように発言した。「中国エコ貢献者大賞が行われてすでに4年が経ち、2008年もコンテストが行われるのには特別な意義がある。2008年は中華民族が自然災害に対して諦めることなく闘う精神が証明された年でもあり、オリンピックの開催という百年に亘る夢を成功に実現させた年でもある。更に、改革開放が実行されて30年が過ぎた今、中国は科学的発展への価値転換をしている最中であり、環境と経済的調和及び社会全体の持続可能な発展に注目が集まっている。中国エコ貢献者大賞はこの時代的な価値観とそれを信じ、実行している人々の代表を選ぶべきである。コンテストを通して環境保護事業の効果と不足部分のフィードバックを集め、反省し、より多くの市民の注目と参加を得ながら科学的発展の理念を広げ、科学発展の考えの実践を推進させるべきである。」

 オープンニング・セレモニーでは2005年度、2006年度、2007年度のそれぞれの中国エコ貢献者大賞受賞者に選ばれた趙永新氏、杜少中氏、汪永晨氏が以下の共同声明を発表した。「みんなが競って中国エコ貢献者になるように努力し、みんなが環境保護に貢献し、市民による参加、監督、発言によって中国エコ貢献者大賞が今後も続くようにしよう。」

 今回のコンテストは9月22日よりスタートし、12月上旬に終わる予定である。選抜は「候補者のノミネート」、「候補者の発表」、「24名の候補者に絞込み」、「24名から選出」の4つのステップに分かれて行われるという。コンテストでは、自然災害(2008年の雪害や震災、洪水などの災難)において環境保護に突出した貢献をした者、新式のエコ生活スタイル(クリーン・エネルギー、エコ建築、エコ業界、エコ起業、エコ・ファミリー)を提案した者の二つのポイントを重点的に評価する予定であり、市民からの積極的な推薦を待っているという。推薦と評価の詳細情報は人民網及び中国国家環境保護部ウェブサイトで知ることができる。

 このほか、地域や国籍に関係なく、中国本土のほかに香港やマカオ、台湾からの推薦も大いに歓迎するという。

【筆者】扎西(Zha Xi)記者、任悦(Ren Yue)実習生 / 人民日報 / 摘録 /  [C08092402J]
【翻訳】紫菫(ZI Jin )]]>

豊かな環境を作るために、エコ移動を選択~環境保護組織の「自然の友」が、エコ移動の情報収集を市民に呼びかけ~

「低炭出行、健康騎行」(ローカーボントランスポート:エコ移動、健康サイクリング)運動開始

北京市 9月21日の午前、長らくサイクリングに注目してきた環境NGOの「自然の友」は、北京市の什殺海で、ボランティアによるエコ移動運動の集まりを催した。そして、二酸化炭素排出の抑制を目指したエコ移動のプラットフォーム(グリーンマップ、URL:www.greenmap.org.cn)を発表。2008年の「エコ移動、健康サイクリング」の活動を開始し、多くの市民にエコ移動に関する情報収集への参加を呼びかけた。

 この日は正しく、「自動車ナンバープレートによる交通規制」が解除された初日であり、世界ノーカーデーの前の日。自然の友のメンバーである易懿敏さんは、運動スタートをこの日に選んだ理由として、「ナンバープレートによる交通規制の解除後も、人々が進んで“低炭素”の移動方法を選び、実際の行動を通じて都市の大気を改善させていくようにとの期待を込めたからです」と話している。

 “エコ移動”は「二酸化炭素の排出、エネルギー消費量、汚染量が少なく、環境に優しい」移動方式のこと。実生活では、サイクリングやバス・地下鉄など公共交通機関の利用、乗り合いなどが含まれる。

 では、どのようにしたら多くの人が“エコ移動”を選択してくれるのか? 易さんは、環境NGOが呼びかけてすぐにというのは無理だと考える。啓蒙、教育などを通じて人々の環境保護、省エネルギーの意識を高めることはもちろんだが、さらに重要なのは公共政策がエコ移動を支援し、道路計画や公共施設などをエコ移動に適したものに変えていくことだという。

 “エコ移動”活動の2008年のメインテーマは「健康サイクリング」だ。活動現場では、自然の友のメンバーが新旧2台の自転車を比べ、人々がサイクリングしようかどうかの選択に、道路環境がどのような影響を与えているかを説明。ネットで応募し参加したあるボランティアは、「実は多くの人がサイクリングは環境に優しく、健康にも良いことを知っており、近場へのお出かけには特に適している。でも、多くの人がサイクリングを辞めている。これはサイクリングの環境が整っていないということと大いに関係している」と語っている。

 “エコ移動・健康サイクリング”活動は、細部からサイクリング、公共交通利用の利便性を高めることで、“エコ移動”を人々が自ら選択するようになることを期待している。さらに自然の友は、環境保護活動は公共分野の一つとして、必ず市民の参加、意見表明の機会を設けるべきだと考える。易さんは、この活動の重点は人々を動員して道路に自転車を走らせるということにあるのではないと強調する。むしろ一つのプラットフォームを築くことで、多くの市民が日常生活のなかで自然とサイクリングをしていくようにしていくことにあるという。そして、道路上のどこに自転車に適しない、危険な箇所があるのか調査・記録し、これらの情報を、自然の友が制作し、「サイクリング情報のプラットフォーム」とするホームページ上にアップする。これらの情報はまず資料として自然の友がまとめた上で、「サイクリング情報マップ」を提供し、「最良サイクリングコース5選」と、「最悪サイクリングコース5選」を選ぶ。併せて政府に「サイクリング環境の改善意見書」を提出し、政策、法律・法規、インフラなどの支援のもと、サイクリングを選び、楽しむ人々を増やしていく。

 “エコ移動”運動の第一弾として、スタートイベントの後に企業、大学などから参加した50名余りのボランティアが何組かに分かれて4つのコースをサイクリングした。彼らはコース中で、どこがサイクリングするのに快適か、どこか不便なのかなどについて記録。帰宅後にこれらの情報を「グリーンマップ」(http://www.greenmap.org.cn/)上で更新する。

 実は、自然の友は数年前からサイクリングに注目してきた。例えば2005年に「騎行北京(Beijing for Bikes)」という運動を展開し、人々にサイクリングという文化を紹介した。2006年には「自転車交通規則に関する意見書」を発表し、自転車写真展を開催。2007年は「車に乗る日を毎月一日減らそう」運動に呼応し、ボランティアを募り、サイクリングを実施。そして今年、自然の友は初めて“ローカーボントランスポート(エコ移動)”という概念を明確に示した。

 今回の活動は、独立系ネットメディアの「WeMedia」、ネットサイトの「盒子創造社」、北京貝科藍図公共単車租賃服務有限公司の支持を受けている。

 どのような都市、どのような人も「サイクリング情報プラットフォーム」サイト上で、地元のサイクリング情報を載せることができる。同じ日に、襄樊、鄭州、南京、杭州の各都市でも、自然の友のメンバーが「エコ移動」の運動に共鳴し、様々な活動を始めている。

 さらに詳細な情報は以下を参照のこと。

 ・自然の友HP
  http://www.fon.org.cn/

 ・「ローカーボントランスポート」運動のHP
  http://www.fon.org.cn/channal.php?cid=977
 ・グリーンマップHP(サイクリング情報プラットフォーム)
  http://www.greenmap.org.cn/

 問合せ先:
 ・易懿敏 010-6523 2040-815/1366 120 7747/ yiyimin@fon.org.cn
 ・蘇慧 010-6512 0827-816/1381 028 2017/ suhui@fon.org.cn

【筆者】自然の友 / 自然の友 / 寄稿 /  [C08092401J]
【翻訳】中文和訳B班 畦田和弘]]>

あが便り(その5) ― 「冥土のみやげ企画」の立ち上げ

見えてきた新潟独自の表現スタイル

新潟 映画「阿賀に生きる」が完成して16年、はじめは活字でも絵画でも表現手段は何でも良いと思っていた。しかし、国内だけでなく、海外の映画祭でも言葉の壁を越えて評価され数々の賞を受賞したことや、2006年中国・西安市での第3回東アジア環境市民会議で上映されて今回の新潟会議開催の原動力になったことを思うとやはり映像の力は凄い。

 映画が完成して3年後の1995年、新潟水俣病第二次訴訟は13年半の闘いを終えて和解となる。弁護団長は和解に異を唱え辞任したが、同志が次々と亡くなっていく高齢の原告にとっては苦渋の選択だった。その年の暮れ、原告でもあった安田患者の会は初めて温泉宿での忘年会を計画した。会を結成して四半世紀も経っていたが、「カンパをもらって温泉宿で宴会している」と噂されるのが嫌で我慢して来たという。和男さんやシズさんの懐メロに始まって、勇さんの演歌に晴雄さんの唱歌と続き、最後は患者の会専属歌手の参治さんが「安田甚句」を歌えば、新美さんや徳太郎さんが踊って大いに盛り上げた。こんなに楽しげな患者の皆さんの姿を私は初めて見た。温泉にドップリと浸かりながら「今日はいかった、冥土のみやげになったよ」と感謝された。

 思えば行政不服や裁判闘争にかかわって支援してきたつもりではあったが、実は救済してやらねばならない可哀相な人たち、と勝手な被害者像を強いて、患者さん自身の心の解放を妨げてきたのではないかと反省した。そして、高齢の患者さんの残された時間を「水俣病にはなったが、それでも生きていて良かった」と喜んでもらえるような楽しい運動を展開していこうと「冥土のみやげ企画」を立ち上げた。患者会の長老、参治さんは唄が何よりの薬だと言うので、米寿のお祝いに「唄は百薬の長」という民謡のCDアルバムを制作。畑仕事がリハビリと言う90歳過ぎても畑に通っていたキソノばぁちゃんには、その姿を映像にしてプレゼント。「冥土のみやげツアー」と称しては、患者さんと共に全国各地に上映会や講演会にも出かけて行った。公害の原点、足尾鉱毒事件で知られる渡良瀬川のほとりや水俣湾の埋め立て地、そして阿賀の岸辺にそれぞれお地蔵さんを建立、末永く後世に語り伝えられることを願った。お地蔵さんの物語は絵本や紙芝居にもなって子供たちにも喜んでもらえた。最近になってようやく「新潟の表現スタイル」がいくつか見えてきたように思う。

 今、新潟県は全国に先駆けて被害者の独自救済を進める県条例や、「新潟版もやい直し」と言われる「阿賀野川流域地域フィールドミュージアム事業」を展開しようとしている。一方、その県の行政責任を初めて問う新潟水俣病第三次訴訟も提訴されている現実もある。いよいよ第4回東アジア環境市民会議の新潟開催が迫ってきた。中国、韓国の現状を知るまたとのないチャンス、多くの参加者を期待したい。とくに中国は新潟水俣病と同様、河川の水汚染が問題となっていると聞く。新潟の過去と現在をありのままに見てもらい、いくらかでもお役に立てることができたら開催地としては幸いなことである。

(第4回 東アジア環境市民会議)
 http://www.enviroasia.info/aga/2008/J/index.html

(あが便り バックナンバー)

・その4「“新潟の宝もん”~映画『阿賀に生きる』」
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J08082201J

・その3「患者さんにずっと寄り添っていくという決意」
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J08071801J

・その2「立ち上がる安田町の人びと」
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J08062001J

・その1「第4回東アジア環境市民会議・新潟開催に向けて」
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J08060602J

「阿賀の岸から渡瀬へ」のお地蔵さん

絵本「阿賀のお地蔵さん」と作者のわっくん

キソノばぁちゃんは「畑仕事が薬です」と言う

【筆者】旗野秀人(HATANO, Hideto) / 新潟水俣病安田患者の会事務局 / 寄稿 /  [J08091901J]
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中国、突発的な環境事件が頻発、平均2日に1件

9月10日山東省で開かれた全国重点流域水質汚染防止処理対策会議で明らかになった。

山東省 9月10日山東省で開かれた重点流域水質汚染防止処理策会議で、当面の中国水質汚染の局面は比較的深刻で突発環境事件は発生率が高く、平均2日に1件発生しており、環境汚染事件の訴えは毎年30%ずつ増えていることが明らかになった。

 水は基礎的な自然資源で戦略的な経済資源でもあり、国民経済と国の環境的な安全確保において、重要な戦略的地位を占める。専門家は中国の水問題は主に水資源不足、水質汚染と洪水や冠水が頻繁に起こるという3つの方面であると述べている。その中でも水質汚染が引き起こす災害範囲の影響は甚大かつ長期に亙り、人間の警戒心を消失させやすい。また水質汚染は水資源不足に拍車をかける。

 説明によると、中国の水質汚染現象は1970年代に既に顕現し始めたが重視されず、現在の重大な水質汚染情勢を作ってしまった。環境保護部部長周生賢氏は、汚染を減らすことは環境改善の根本的措置であり、経済発展方式を転換するための重要手段でもあると会議で述べた。去年の汚染削減は飛躍的な進展を見せ、ターニングポイントも明らかになったが、冷静に見ると“第十一期五ヵ年計画” (2006-2010年)期間の汚染削減ノルマ達成度は僅か3%程度で、特に水質汚染ノルマ達成度は2.3%である。残り3年を切った期間内で7.7%のノルマを達成しなければならず、水質汚染物削減目標ノルマの実現は極めて困難である。

 周生賢氏は、重点流域水質汚染防止処理策を徹底し、重点流域の集中式飲料水水源地の汚染改善と保護を行い、省境をまたがる断面水環境の質を顕著に改善し、重点工業企業は基準を達成した汚染排出の安定を全面的に実現させ、都市と農村部の汚水処理レベルを引き上げて水質汚染物の総排出量をコントロールし、流域水環境の監督管理及び事前警報や応急措置能力を強化することが、必ず国家の水環境をより安全に擁護するものだと強調した。

【筆者】記者:王汝堂 / 自然の友 / 新華社 /  [C08091701J]
【翻訳】中日翻訳チームC班 船木知子]]>

北京市の一部小中学校、教科書の再利用を開始

新学年、北京の一部小中学校が教科書の再利用を開始

北京市 新学年より北京の一部小中学校にて教科書の再利用が開始されることになった。その対象となる教科書は、科学、音楽、美術、IT等の科目である。公立学校での義務教育期間は学生は無料でこれら科目の教材を使用することができる。

■教科書への落書禁止

 教科書の再利用は、次の学年の生徒がその前の学年の生徒が使用した教科書を使うということで、教材使用に対する要求は今までより更に高くなる。学生は以前のように教科書に落書きどころか、チェックマークをつけたり線で囲むことは許されず、破損しないよう注意せねばならない。

 教師と保護者は、中学生や注意力の少ない小学生に教科書をなくさず破損させず大切に使うことができるか心配しているが、宣武区康楽里小学校の教師達はその秘訣と心得を持ている。当校は2006年9月1日より教科書の再利用を試み、すでに2年の経験を持つ。1年生の時点で生徒に教科書を折らないよう、何も書き込まないよう指導し、また、毎日下校前に、翌日の時間割にない科目の教科書は家に置いておき、かばんの中で教科書が擦れないようにするよう言い聞かせている。教科書の保存状態がいい生徒に対しては、はんこを使った奨励制度を採用し、期末の総合評価の重要な要素の一つとしている。再利用開始以来、毎学期に回収する教科書2、3千冊のうち、8、9割がほぼ新しく、ほとんど何の
筆跡ものこっていない状態とのことである。

■保護者の心配

 教科書の再利用は、その費用を払わなくて済むため、保護者にとっていい事であるに間違いない。ただし、教科書の衛生を心配する保護者もいる。保護者の周さんは、娘が使用済みの音楽教科書を使うと聞いて落ち着かなかった。学校は再利用の教科書に消毒を行っているかどうか、どのような消毒方法が安心か、が気になったからである。
「私のような保護者は少なくありません。実際、ある教師が『生徒が腕白で、特に低学年の小学生の場合は、時々口に入れたり、投げて遊んだり、不衛生もしくは清潔ではないと言える』と言っていました。」

■再利用はまだ試用期間中

 2006年に一部の中小学校が教科書の再利用を始めて以来、保護者の衛生を心配する問題以外に、毎年行われる改訂と教科書の質の問題が再利用の足かせとなっている。また、高校・大学受験を目指す生徒は復習のために教科書を手元に残しておきたいため、主要科目の教科書は再利用の対象から外されている。いろいろな議論がなされているが、小中学校の教材のうち、科学、音楽、美術(または芸術)、IT、体育と健康、については、毎新学
期各学校に無料で配布される。市教育委員会は、再利用を採用する学科の教科書については、学校は義務教育期間にある生徒から教材費を徴収することを禁じる、と明確に規定している。現在各区県の教育委員会は管轄区の中小学校に一部の教科書を再利用する通知を出したが、学校に対して具体的な実施要求を発表していない。しかし、東城区は本学期10校余りの中小学校で試験を開始、宣武区では30余りの小学校で全面的に推進する予定である。

■関連して

 教科書の再利用はすでに「国際慣例」となっている。現在ではアメリカ、ドイツ、日本、ロシア等で採用されている。アメリカでは、1冊の教科書に対して5から8名の生徒が利用し、平均使用寿命は5年、一方、中国はわずか半年である。一人当たりの資源占有量が比較的低い発展途上国家として、教科書の再利用は重要であり必要である。中国では、毎年小中学生が使用する教科書に消費される紙は55万トン余り。もし教科書が5年続けて利用されるなら、528万トンの紙が節約されることになる。1トンの紙の節約は、少なくとも浄水100トン、電気600度、木材3立方メートル、石炭1.2トン、化工原料300キロの節約も可能にする。小中学生平均教材費を180元とし、平均コストを除くと、毎年316.8億元の節約が可能になり、5年連続利用ができればその節約額は1,584億元にのぼる。

【筆者】賈暁燕 / 自然の友 / 北京日報 /  [C08091702J]
【翻訳】中文和訳チームA班 歳国真由子]]>

マイカーと決別しよう

自動車中毒から抜け出すための二つの提案

韓国全土 マーシャル・マクルーハン(Marshall McLuhan)は「自動車や自転車は人の足の『拡張』である」という。身体という限界に空間の制約を受けている人間にとって車とは、距離を縮め、世界を広げる道具だという。人間の足の「拡張」となる交通手段の中で、自動車ほど優れた馴染み深い道具はないように思う。現代人は自動車で通勤し、そこで音楽を聴いたり映画を観ながらデートを楽しむ。 あるものは自動車で生まれ、そこで死を迎える。さらに現代人にとって自動車とは、自身の個性を発揮し身分を示すステイタスシンボルでもある。自動車は現代人の生活必需品であり、体の一部だといえる。

 このように自動車文明の中で暮らす現代人に対して、ケイティ・アルボード(Katie Alvord)は非常に思い切った提案をしている。 今こそ「マイカーと決別しよう」というのだ。自動車が私たちに施す恩恵よりも、私たちが背負う対価があまりにも大きいからだ。多くの人が知っているように自動車事故は主な死亡原因であり、自動車の排気ガスは地球温暖化とスモッグ現象をもたらす非常に大きな原因となっている。さらに人間は、自動車が走る道路を造るために、自然を破壊し都市を拡げ、郊外の乱開発にまで及んだ。

 タバコの害を分かっていても禁煙が難しいように、現代人が自動車を手放すことは、たやすいことではない。私たちが自動車に依存している比重があまりにも高いからだ。しかしアルボードは希望の糸を手放すことなく、自動車ではもたらすことのできない新たな幸せを求めて、二つの決別方法を提案している。その一つが、「カー・フリー 」(car-free) だ。「カー・フリー」とは、自動車を所有せず移動手段として徒歩、自転車、公共交通を利用して生活することをいう。そして、それを実行するのが難しい人々に提案されたのが、二つ目の「カー・ライト」(car-lite)だ。「カー・ライト」とは、自動車は所有するが普段は使わず必要最低限の利用に留めることをいう。

 こうした決別方法に先立って、彼女は非常に重要な提案をしている。自動車だけが便利で優れているという固定観念から脱皮しなければならないということだ。彼女の著書「マイカーと決別しよう」は、自動車中毒になった私たちの自動車への愛着がもたらした個人的、経済的、社会的、環境的弊害について、また同様に徒歩、自転車、公共交通の利用、乗用車の共有などといったさまざまな個人的、社会的実践方法を多角的に提示している。ソウル環境連合の「緑二輪」は、自動車中毒で病んだ現代社会を診察し、それを治療するための個人的、社会的代案を勉強し実践する活動グループだ。自動車とは違う、人間と自然が調和する移動方法について、共に悩み話し合う機会を作ってゆけたらと願う。

【筆者】キム・チャンミン(Kim Chang-Min) / ソウル環境連合(KFEM Seoul) / 寄稿 /  [K08091701J]
【翻訳】萩庭雅美]]>

捨てられた紙を再生して森を守ろう

生活の中の紙リサイクルの習慣が資源を節約し、地球温暖化を防ぎます

世界 森は酸素を放出することで気候変動を防ぎ、水資源を貯蔵することで水不足を解消し、洪水を防いでくれる。また、野生動植物に生息地を提供し、人々の情緒と文化を豊かにし、各種の林産物を生産することもでき、観光に伴う経済的利益も得ることができる。とくに、私たちが毎日使っている紙と木材はすべて森で生産されており、世界で年間3億5,000万トンの紙と15億立方メートルの木材が森で生産されている。そのうち、紙の90%が木を原料としてつくられており、伐採された木の35%が紙の生産に使用される。

 このことからも、大量の紙の消費を減らし、森を保護するためには、捨てられる紙をリサイクルするのがよい方法である。新聞紙1トンをリサイクルすれば、1トンの木を切らずに済み、新聞紙よりもずっと高級なコピー用紙1トンをリサイクルすれば、2トンの木を守ることができる。世界で使われる紙の半分をリサイクルするだけでも、年間8万立方キロメートルの森を伐採せずに済む。韓国の紙リサイクル比率は60%を超え、世界でも非常に高い方だが、依然としてリサイクルのための廃紙が不足している状況である。よって、どんなに小さな紙でも必ず分別回収を通じてリサイクルしなければならない。

 一方、使用済みの紙をリサイクルするよりは紙の使用量を根本的に減らす方がずっと望ましい。世界的に見ても、年間1,150億枚の紙がパソコンを通じて印刷され、毎日インターネットを活用する人は一日に平均28枚をプリントアウトすると言われている。一時期、パソコンが広範囲に普及すれば、電子決済システムなどの導入によって紙の使用が画期的に減少すると予想されていた。しかし、人々は依然として各種の文書をプリントアウトしておきたいと考えるため、紙の使用量は増え続けている。よって、プリントアウトする文書の量を減らすことも、紙を節約して森を守ることにつながるだろう。各種文書の余白を減らし、文字のサイズを小さくし、両面印刷したり、裏紙を十分活用するのもよい方法である。

 再生紙をたくさん使うことも森を守る一つの方法である。紙をたくさん消費する場所の一つが出版業界だが、他国の出版社では再生紙の使用率を増やす傾向にある。出版される度に世界の書籍販売記録を更新している「ハリー・ポッター」シリーズの場合、率先して再生紙を使用している。米国の出版社であるスコラスティック社がハリー・ポッターシリーズ第7巻かつ完結編である、<ハリー・ポッターと死の秘宝>を2007年に出版したときには、初版1,200万部を環境にやさしい再生紙で発行している。

 784頁のこの本を1,200万部作るには1万6,700トンの紙が必要だが、スコラスティック社は必要な紙の30%を再生紙で、65%は社会・環境的に責任性のある方法によって生産された環境にやさしい紙を使用している。また、10万部に限定した特別編の本文は100%再生紙に印刷し(再生紙100%のものを使い)、表紙は再生紙比率を30%とし、風力発電によって生産された環境にやさしいエネルギーを利用して印刷、出版された。カナダでも出版されるすべての書籍の50%以上が再生紙で制作されており、再生紙利用は増加し続けている。韓国で再生紙を使って出版された書籍が非常に少数であるのと、かなり対照的である。

 韓国には紙を生産できる森がほとんどないが、紙はたくさん消費する国であり、一人当り年間173キログラムの紙を消費している。全世界平均が50キログラムであるのに対し、相当多いことが分かる。私たちが紙の使用を減らし、書籍の出版には進んで再生紙を利用するなど、再生紙利用を拡大し、紙の分別回収とリサイクル比率を高めることができれば、シベリアの寒帯林と東南アジアの熱帯雨林の保護に大きく寄与することができるだろう。そして、そこに暮らす多くの野生動植物が私たちと共存できることだろう。

【筆者】マ・ヨンウン(Ma Yong-Un) / 韓国環境運動連合(KFEM) / 寄稿 /  [K08091601J]
【翻訳】吉澤文寿]]>

イタイイタイ病 - 37回目を迎える原因企業の立入調査

汚染ゼロをめざすための調査は今年も続く

富山 富山県神通川(じんづうがわ)流域。「イタイイタイ病」が公害認定され、被害を訴えた裁判が始まって今年で40年になる。公害の原因は三井金属神岡鉱業所(現、神岡鉱業株式会社)から排出されたカドミウムで、神通川に流されたカドミウムが人体、そして田畑を汚染した。骨がもろくなり、骨折に苦しむ患者が「痛い、痛い」と叫ぶため、病名を「イタイイタイ病」という。日本では熊本水俣病、新潟水俣病、四日市ぜんそくと並んで、四大公害の一つとして、小学校や中学校の社会科の授業で取り上げられている。

■「今日の学習会は明日のためであり、100年後のためでもある」

 1972年から毎年1回、公害の原因企業の立入調査が行われている。調査に参加するのは、イタイイタイ病を患った家族や親戚をもつ人、カドミウムの被害を受けた農地の所有者、それから弁護士、学者などである。イタイイタイ病裁判では1972年に被害住民が勝訴し、原因企業と住民との間で「公害防止協定」が結ばれた。この協定では、住民たちの立入調査権を認めており、立入調査を毎年実施することで、汚染を防止し、神通川のカドミウム濃度を自然界の値と同じにすることをめざしている。

 私は2008年8月2日~3日に行われた「第37回 立入調査」に参加した。100人ほどの人たちが参加しており、1日目はこれまでの経過や次の日の立入調査のポイントを学ぶための学習会があった。住民側の協力学者の代表として倉知三夫(くらち・みつお)・京都大学名誉教授は挨拶でこう述べた。「今日の学習会は明日のためであり、100年後のためでもあるのです」と。今、この瞬間が「100年後のため」なのだと思うと、身が引き締まる思いがした。

■きれいなもの(清)と汚いもの(濁)を分ける - 「清濁分離」の哲学

 2日目、快晴の空のもと、7つのグループに分かれて調査は始まった。私は「鹿間(しかま)工場コース」に参加。現在は、鉱石の採掘は行われておらず、鉛のリサイクル工場として機能している。企業が説明すれば、学者たちは質問をぶつける。そこには立場は違うものの「環境をよくしたい」という同じ想いを共有する人たちの誠実な姿があった。

 「清濁分離」という言葉を、住民側からも企業側からも聞いた。被害者側の弁護士は「清濁分離は私たちの哲学。これを追求してきた」と言った。きれいなもの(清)は自然に戻し、汚いもの(濁)はリサイクルするか、閉じ込めるなどして、外へは出さない。とてもシンプルな考え方だ。しかし、これを厳密に実行するのは非常に難しい。

 神通川のカドミウム濃度はあともう一歩で自然界レベルになるという。また、農地の土壌改良事業は2011年で終了予定だそうだ。これはカドミウム汚染という悲惨な歴史と、その解決に努力してきた人たちの積み重ねによる結果だ。今後もこの歴史と取り組みから私たちは学んでいきたい。

被害者団体が設立、運営する「清流会館」内の様子。イタイイタイ病の歴史を伝えていくための展示パネルやビデオ視聴コーナーなどがある

立入調査で企業の説明を聞く

植栽の成果が見えてきた山

【筆者】鎗山 善理子(YARIYAMA, Yoriko) / あおぞら財団  / 寄稿 /  [J08091201J]
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北京郊外初めての“エネルギー草”11月刈り入れへ

1tの干草の熱量が一般の石炭0.65tに相当

北京市 緊迫したエネルギー事情に対応するためには、アルコールにしても、加工燃料としてもよい“エネルギー草”が今年北京市の5つの県で初めて試作として植えられた。11月中旬には総面積約1,000畝に及ぶ“エネルギー草”が初の収穫期を迎える。

 “エネルギー草”は文字通り、エネルギーを供給できる草本類の事を指す。専門家の紹介によれば、“エネルギー草”は2年草、多年生草本、あるいは半潅木であり、コウリャン、柳枝稷、ススキ類など丈のある草本はすべて理想的な“エネルギー草”なのである。普通の草本植物と比べると、“エネルギー草”は炭水化物を多く含んでおり、炭活性が高く、燃料元に適している。計算では干した“エネルギー草”は1tあたり平均して石炭の0.65t相当の熱量を出している。また、食物繊維に富んだ“エネルギー草”はアルコールにすることもできる。実験データでは約4.5tから5tの干した“エネルギー草”からは約1tの繊維アルコールが取れる。

 高騰を続ける石油価格を受けて、今年北京市科委は昌平、房山、密雲、大興、順議の5つの県で初めて“エネルギー草”を植え、新たな利用可能エネルギーの道を探っている。記者は昌平区池口鎮土楼村では沙坑の砂坑道の“エネルギー草”モデル地区が目に入り、4ヶ月前に種を蒔いたヨシタケ、柳枝稷、オギなど3種の“エネルギー草”が現在2、3メートルに伸びており、遠くから見ると青々と茂った竹林のようである。昌平区科委スタッフの紹介によると、“エネルギー草”は一般的に日照りや、アルカリ、痩せた土地に強く、適用能力に優れているのが特徴であるという。栽培、管理は簡単で、たとえ砂の上で栽培しても、植えるときに水をひとかけすれば何年も生きられる。

 11月中旬、同市が試した“エコエネルギー草”が初めて収穫される。今年はまだ試し狩りの時期を迎えていないので、アルコールを採取するなどの段階は議事日程にはない。関係部門によると、初めて収穫した“エネルギー草”は茎気化の原料として周辺農民に提供される。

【筆者】王海燕(記者) / 自然の友 / 北京日報 /  [C08091001J]
【翻訳】廣田 智子]]>