自然の友は会員と社会の各界に《「緑の北京」行動計画》への反響を呼びかける

あなたの参加を待っています!「緑の北京」建設のために共にがんばろう!

北京市親愛なる自然の友会員そして各界の皆様、こんにちは。

12月24日、北京市は《「緑の北京」行動計画(2010-2012年)討論稿(以下《計画》と略す)を公布し、市民の意見を求めました。この《計画》の中で「緑のオリンピック」の成果に基づき、北京市政府は2010年から2012年までに生産、消費、環境の三大体系を作りあげることを通して、九つのエコプログラムを実施し、保障構造を完成させ、北京をエコ都市にするための堅固な基礎を築こうとしています。

北京に設立した我が国最初の会員制環境保護公益組織として、自然の友はこの15年エコ都市の発展に対して積極的に追求と実践とアドバイスを行ってきました。創始者である梁従誡会長は2008年北京オリンピックの環境顧問を担当しました。また私たちは早くも1997年には首都鋼鉄グループの北京からの移転を提案し、北京市の「ノーカーデー」の最も早い提案団体の一つでもあります。私たちは都市の持続可能な交通というテーマに注目し、全国人民代表大会と政治協商会議を通して北京市の自転車交通計画を完成させ、「自転車道権」を呼びかけ、併せて「低炭素外出」と「自転車は北京を愛している」などのプロジェクトの展開を通して都市のエコ交通に対して分析と宣伝を実行しました。また都市のゴミ問題も重視し、今年の北京国際マラソンでは自然の友は大会唯一の公益パートナーとして、全行程において「ゴミダイエット」マラソンを展開するなど、この方面の研究と実践活動を持続的に行っています。

自然の友は北京市のこういった「計画」を制定し民意を広く求めるという行為を歓迎します。これは北京市政府の「緑の北京」オリンピック宣言に対する真剣な態度を表すものであり、市民がエコ都市計画に参加する良い機会を積極的に作り出しているものと私たちは考えます。継続的に市民の参加と情報の公開を推進し、社会の各界の交流を強化しなければ北京の未来をよりエコロジカルで調和のとれたものにすることはできないと私たちは信じています。

コペンハーゲン環境会議が終わったばかりの2009年末、私たちはすべての自然の友会員と各界の皆さんに向けて真摯に招待状を送りました。「自然を愛し、環境と社会に関心を持つ皆さん、皆さんが積極的な行動を起こし、ネットなどの様々な手段を通して「計画」に対する自分の意見と提案を発表し、緑の北京のために提案をして大事業のために力をかすことができることを願っています。」

《「緑の北京」行動計画(2010-2012年)》の討論稿はすでに北京市発展と改革委員会ホームページで公開中、自然の友のホームページにも載せています。2009年12月31日午後5時まで以下のアドレスから提案を送ることができます。
http://www.bjpc.gov.cn/zhengji/lsjh/。ネットシステムの操作が困難な方は自然の友がみなさんの意見を集めて関係部門に届けたいと思います。メールの場合:newsletter@fon.org.cn、お電話の場合(勤務時間内):010-65232040内線804、手紙の場合:〒100006北京市東城区甘雨胡同53号368室 自然の友調査研究部宛。

みなさんの参加を待っています!共に手を携えて「緑の北京」建設のためにがんばりましょう!

自然の友
2009年12月25日金曜日
www.fon.org.cn

補足:北京市の交通システムとゴミ管理システムに対する自然の友の考えと期待:

都市交通に対して、自構造が合理的で様々な公共交通機関による外出方法が継ぎ目なくつながっている、信頼できる公共交通システムの運行と建設が迅速で安全健康な外出環境の推進を自然の友は望んでいます。自転車は現在の公共交通システムのなかで他にはない特殊な地位を占めているので、都市のその他の交通方法と有益な連携をして道路交通におけるエネルギー消費と二酸化炭素の排出を減らすべきだと私たちは考えています。都市住民の皆さんにとって自転車は運動による健康と楽しみを与えてくれるだけではなく、市民が二酸化炭素排出量を減らすという責任を果たせる交通手段でもあるのです。

都市のゴミに対しては、生活ゴミの処理問題はすでに都市環境議題における緊急かつ重要な環境への挑戦の一つとなっています。北京市はゴミを出すときの減量と分類をゴミ管理の長期的な重要政策として、各種の末端処理方式がもたらす環境と健康への害と社会的影響を避けるように努めなければいけません。同時にゴミの回収とリサイクル産業をさらに強く支持し、ゴミの減量と無害化、資源化を実現しなければいけません。

自然の友調査研究部

2009-12-25

【筆者】自然の友 / 環境友好公益協会 / 投稿 /  [C09122902J]
【翻訳】日中翻訳チーム B班 下垣内あゆみ]]>

日本の重大ニュース2009

発伝所ENVIROASIA編集メンバーが選んだ“重大ニュース”をお届けします。

日本全土 これまでの取り組みの経緯をふまえ、発伝所では「E-Waste」「水汚染と健康」の2つを2009年の重点テーマとしました。振り返ってみるとそうしたテーマに沿った記事が少なくないことは確かですが、世相に応じたもの、社会の変化に関するものが目に付くのもまた確かです。

 環境問題は様々な要素が入り組んで発生するため、特定の観点で分け切れるものではありません。重大ニュースでは「こうした分け方でまた違った側面が見えてくるのではないか」というのを一つの意図としている点、汲み取っていただければ幸いです。(記事は一例です。)

■多様な取り組みをつなぐ

 ひと筋縄でいかないのが環境問題ですが、逆にひと筋であるべき人やモノやお金などの要素が分断してしまっているために起こるとも考えられます。多様な取り組みがなされ、さらにそれらがしっかりつながることが重要なのは言うまでもないでしょう。そうした催しの数々にスポットを当てた2009年でした。

 COP10に向けてNGO/NPOなどが全国組織を結成!
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J09013001J

 モノとモノとの環から、人と人との環をつくろう
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J09021301J

 東京23区の廃プラスチック処理について市民が提言
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J09021302J

 今、かわさきから世界に伝えたい、環境技術
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J09022001J

 賢く食べる消費者になろう
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J09030602J

 水俣病の教訓を次世代に
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J09030601J

 アジアにおけるESDの現状と日本のNGO
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J09031302J

 資源管理と3R―持続可能なアジアに向けて
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J09032002J

 Go Ethical!~アースデイ東京2009
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J09042401J

 2009年追悼集会「阿賀の岸辺にて」開催
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J09051501J

 環境自治体会議「日本一アツイまち」で開催、「熱い」議論を繰り広げる
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J09060501J

 ライフスタイルから始まるグリーン生活
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J09071001J

 市民活動のための環境アセスメント講座
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J09092502J

 低炭素都市の建設に不可欠な市民参
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J09100901J

 学生、社会人など45人が参加した「イタイイタイ病スタディツアー」
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J09100902J

 20周年を迎えたエコマークのこれから
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J09101601J

 環境基本計画策定と進行管理のこれから
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J09111303J

 奪い合いの経済からささえ合いの経済へ――第2回アジア連帯経済フォーラム2009
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J09112001J

 アジアで3Rを進めるために―アジア3R推進市民フォーラム開催
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J09112002J

■良くも悪くも「温暖化」が熱い

 国際的な会議では、必ずと言っていいほど対立の構図が生まれ、取り組みが前進しないのが当たり前のようになっています。国の動きを市民が後押しする、世界が動かなくても市民は動く、そんなメッセージを感じる取り組みがあるのは心強い限りです。日本においては政権交代により、鳩山政権が2020年までに25%削減という踏み込んだ中長期目標を掲げるに至ったことも特筆に値します。

 環境問題は温暖化ばかりではありませんが、試金石として最たるものであることに違いありません。人間の叡智が試されている、と考えることもできるでしょう。

 危険な気候を回避するための法律制定を求める請願署名募集中!~MAKE the RULE キャンペーン
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J09012301J

 市民からの提言―「CO2 30%削減」を日本の目標に!
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J09031301J

 日本の温室効果ガス、166の事業所で50%排出
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J09041001J

 地球温暖化の中期目標に向けて~有識者からの緊急メッセージ
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J09060502J

 地球温暖化対策に「スーパー堤防」?
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J09071701J

 未来を選べ!~候補者と政党の温暖化政策を徹底検証~
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J09080701J

 クールビズ・トレイン快走中
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J09082801J

 海外まで知らせた墨田区のささやかな取り組み
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J09082802J

 民主党政権-温暖化対策における危うさと可能性
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J09091101J

 政権交代で変わる温暖化対策
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J09091802J

 ファミリーレストランでCO2排出量削減実験
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J09100201J

 COP15の合意に向けて世界のリーダーに訴える
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J09112701J

■中国との関わり

 韓国と日本を結ぶニュースもいくつかありましたが、重点テーマとの兼ね合いもあり、中国に関する記事が相対的に多くなりました。政治的・経済的に取り沙汰されることが多い日中関係ですが、ENVIROASIAでは市民レベルでの関係性を重視し、そのスタンスを変えることなく深化させていることを改めて感じます。

 ごみ分別の日中比較 ~北京のごみ分別・リサイクル事情
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J09012302J
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J09013002J

 E-wasteを扱った映画「瓦全」の監督インタビュー
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J09032001J

 E-wasteの危険性を伝える
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J09041701J

 上海で広がる自然食品店チェーン「海客楽」
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J09042402J

 国際社会の中の日中環境協力を問う「中国環境ハンドブック」第3弾
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J09052902J

 世界金融危機から1年、E-waste解体の街は今
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J09091801J

 家電ごみはどこへ行く?
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J09102301J

 ブリヂストンが中国の工場での水汚染改善の検証を表明!
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J09121801J

 昨年の重大ニュース文末で、「2009年は企業への働きかけを」と綴った手前、その成果をご紹介できればよかったのですが、一歩踏み込んだ内容で記事にできたのはブリヂストンのみとなりました。2010年は、企業の取り組みを後押しする意味で同様の取材を心がけていくとともに、日中韓で必要とされる環境技術(および関連する展示会)の情報を少しでも多く紹介できるよう努めていく所存です。

ニュース画像コレクション2009

【筆者】発伝所ENVIROASIA編集メンバー / 東アジア環境情報発伝所 / 寄稿 /  [J09122501J]
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2009年、日本から見た中国・韓国の重大ニュース

ENVIROASIAが伝えた2009年の中韓の”重大ニュース”です。

東アジア〈中国〉

■ゴミ問題

 急速な発展とともに、ゴミ問題が目立つようになった中国。最近北京市では、埋立地の悪臭やその立地などが住民に迷惑をかけることから焼却論が台頭しています。その場しのぎでは問題解決にならないことは承知のはずですが、わかっていても対応できないのが大国の厳しい現実と言えます。

 北京のゴミ 毎年8%の増
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/C09063002J

 過剰包装賛成(1)
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/C09072901J

 過剰包装賛成(2)
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/C09080502J

 北京のごみ焼却、世界最先端技術であるEU基準を採用へ
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/C09090801J

 ゴミ発電による排出削減への疑念
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/C09092902J

 北京市毎年埋立面積500ムウ ゴミ危機が目の前に迫っている(中国語のみ)
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/C09121501C

 環境アセスメントが住民の反対を受け 番禺のゴミ焼却場プロジェクトが停止に(中国語のみ)
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/C09122203C

 ゴミを抑制する動きもあり、代表例としてレジ袋の有料化があります。有料化から一年。当初の熱意は冷め、市民の意識は薄くなったきた観がありますが、法律を根拠に徐々に定着して行くことを望む機運は変わりません。

 “レジ袋制限令”1周年アンケート結果発表
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/C09012102J

 中国“レジ袋規制令”実施一周年、各界の評価分かれる
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/C09061002J

 “レジ袋制限令”の実行度は?民間研究者が政府に情報公開を要求(中国語のみ)
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/C09081802C

■水汚染

 遅れている分、一気に先進的な対策が取れる強みがある、とも言われますが、まだまだ多くの環境問題を抱いているのが現実です。特に深刻な水汚染問題に今年も引き続き注目しました。経済発展の代償は大きいのです。

 環境保護 責任転嫁はできない
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/C09040901C

 敵から友へ
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/C09040905J

 2008年汚染源監督管理情報公開評価の結果公表
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/C09061001J

 「昨日の生態危機」再び! 内モンゴル・フールン湖の用水路プロジェクトがこっそり再開(1)
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/C09061501J

 「昨日の生態危機」再び! 内モンゴル・フールン湖の用水路プロジェクトがこっそり再開(2)
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/C09061502J

 馬軍氏、電子版「汚染地図」を開発
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/C09090802J

 海外からの報告、中国の長江デルタ地帯などが直面する地盤沈下という危機
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/C09092202J

 国内外の18企業が情報公開法規を軽視
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/C09101402J

 年間平均20ヶ所の湖沼が消える中国
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/C09110301J

 三峡ダムの水位、今年中に175m達成は望み薄
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/C09120801J

■気候変動

 全世界の注目を集めたCOP15。国益を優先してはばからない中国政府の頑なな姿勢もまた目に付きました。国内では決して取り組みがなされていない訳ではないだけに、議論の足を引っ張ってしまったことが惜しまれます。

 地域レベルから地球規模まで、幅広い環境対策を同時に進めなければいけない中国の苦悩がうかがえなくもありません。

 グリーンピースの調査:中国国民は石炭が大気汚染の原因と認識、自然エネルギーは少々高くても可
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/C09022101J

 温暖化防止は待ったなし!グリーンピースがストップ温暖化カウントダウンを始動
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/C09032502J

 エアコン適温使用 世界運動提議書
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/C09072201J

 第4回環境NGO年次総会が北京で開催-300団体がCOP15に呼応
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/C09110302J

 気候変動に向けての中国公民社会の立場を公表 (中国語のみ)
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/C09112402C

 中国企業家がコペンハーゲンで環境保護宣言を
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/C09121502C

 曖昧で、未熟なCOP15(中国語のみ)
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/C09122202C

〈韓国〉

■温暖化防止政策をめぐる議論

 京都議定書では削減義務を負っていない韓国。COP15ではポスト京都議定書の枠組みはできませんでしたが、各国での具体的な取り組みがますます重要となっています。

 土建政治に魂の抜けた韓国式気候変動対応
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/K09041601J

 太陽光ビジョンあきらめ緑色成長
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/K09051101J

 ソウル市の政策は気候に優しいか?
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/K09052301J

 再生可能エネルギーを法規制して、グリーン成長?
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/K09070101J

 温室効果ガス削減 「early mover」約束を守れ!
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/K09082501J

 太陽光発電所の普及拡大をめぐる争いと争点
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/K09092101J

■四大河川開発反対

 李明博大統領が進める四大河川事業については、多くの環境NGOが反対を表明しています。

 河川殺し、言葉殺し
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/K09062601J

 四大河川事業で洪水防止のはずが…
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/K09080501J

*上記記事は一例です。

中韓重大ニュース画像コレクション2009

【筆者】発伝所ENVIROASIA編集メンバー  / 東アジア環境情報発伝所 / 寄稿 /  [J09122502J]
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曖昧で不完全なコペンハーゲン合意

大失敗に限りなく近いコペンハーゲン環境会議(COP15)

世界 世界自然保護基金(WWF)は12月19日、デンマークのコペンハーゲンにおいて、コペンハーゲン環境会議(COP15)は大失敗に限りなく近い、最終的にいくつかの成果は上げたものの、目の前の危険な気候変動問題の解決には程遠い、と表明した。

 「指導力と進取の精神、協力の意志に欠けたコペンハーゲン環境会議は失敗の瀬戸際にあった」とWWFグローバル気候変動イニシアチブ・リーダーのKim Carstensen氏は語る。「志はよいが誠意のない合意は、私たちの地球を気候変動の悪影響から守ることも、また、貧しい国と豊かな国が新しい方法で協力し危機に対応しようと呼びかけることもできない」

 見たところ、各国の政治家は地球の気温上昇を2度以内に抑制するという点においては合意に達している。しかしWWFの積算によると、現在各国が約束している排出削減量では、地球の気温上昇は3度、ひいてはもっと高くなる可能性があるという。

 「言葉と現実の差が、将来数百万もの生命を奪い、数千億もの経済損失を招き、本来私たちのものであった多くのチャンスを失わせる」とKim氏は言う。

 多くの詳細な内容をはっきりさせなければならないため、各国政府は、今は未来の話し合いに目を向けるべきである。ただ、プラスの一面は、すでにいくつかの国、都市、企業や地域社会が独自の行動を起こし、低炭素経済の新時代を構築しようと動き始めていることである。

 WWFが10項目の評価表でこの会議の成果について分析を行ったところ、政治合意にある気温上昇を2度以内に抑制するために必要な行動のうち、ほんの少しの部分しか合意に達していない。このような合意では、法的拘束力のある気候変動に対する行動の枠組み形成には程遠い。

 「我々には今、もしくは半年以内にできるだけ早く本物の協定が必要である」Kim氏は言う。「過去2年間の話し合いで我々が得られたのは、あいまいで簡単な文書だけだ。アメリカの立法と資金流動の初期に不確定要素があるため、気候変動に対応する有効な行動に立ちふさがる政治的障害は一つも解決されていないと言える」

 世界の温室効果ガス排出の減少への転換年について、2007年にIPCC(気候変動に関する政府間パネル)は2017年とすべきであると呼びかけているのに、合意ではただ「早ければ早いほどよい」とあいまいに述べられただけである。現在の排出削減量の合意は我々の必要とするレベルには遠く及ばず、仮に少しの計算漏れを考慮したとしても、UNFCCC(気候変動枠組条約)事務局が明らかにした分析にもあるように、排出削減量が不足している現在の状態では将来的に地球の気温を3度押し上げてしまう。

 「われわれは大変失望している」とKim氏は語る。「コペンハーゲンでは最後数日のラストスパート時に、市民団体が非常におかしな形で話し合いの会場から追い出された。これは全く不可解である。しかしWWFやその他の市民社会の力が、将来の話し合いすべてにかかわり、自らの最大限の能力を尽くして話合いを進展させていくことを保証する」

【筆者】WWF中国 / 環境友好公益協会 / 寄稿 /  [C09122202J]
【翻訳】中文和訳チームA班  近藤 玲]]>

環境影響評価は多くの周辺住民の反対にあい、番禺区はごみ焼却プロジェクトを停止

番禺区会江村に建設予定だったごみ焼却発電プロジェクトは停止された

広東省 昨日、広州市番禺区の麗江花園ごみ処理座談会で分かったことによると、番禺区会江村に建設を予定していたごみ焼却発電プロジェクトはすでに停止となった。

 番禺区委員会書記 譚応華氏は、麗江花園の住人らに招かれ、12月20日に顔を合わせて交流した。譚応華氏は「環境影響評価は多くの周辺住民の反対にあい、会江村プロジェクトは既に停止した」と話した。また彼は、環境影響評価に重要なことは、周辺住民の多くの同意を得て、共通認識を作ることだと話した。

 19日、譚応華氏は、関係部門から会江プロジェクトが既に停止しているとの情報を知った。この10年で番禺区は大きく変化しており、生活ごみの規則と区域環境評価規則は改変する必要がある。ごみ焼却場の建設地選びについても新しい議論が必要になっている。

 今後、ごみ処理がどのような方法と場所に落ち着くかについて、共通認識と、周辺住民の75%以上の同意が必要である。

 江外江論壇(麗江花園のネット掲示板)で、座談会の内容が「生中継」され、プロジェクト停止の知らせが伝わると、称賛の声が上がった。ネット名“原上草”さんは、以下のように書き込んだ。「1カ月前の政府職員の誠実な誓言から、今日の譚応華氏の表現まで、その間の多くの変化を考えると、政府の態度に進歩があったことがはっきりとわかる」

 巴索氏は、区委員会書記を麗江花園座談会に招いた発起人の一人であるが、このために彼は幾晩も徹夜をしている。彼は、今後最も重要なことはごみの分別で、先はまだまだ長い、もしごみ問題が解決されなければ、大きな危機となるだろう、と語った。

 番禺区園林局の責任者は、華南環境科学研究所が作成したプロジェクト環境評価報告の過程において、多くの反対意見が出て、環境評価報告を継続することができないと表明した。この他にも、以前の入札・落札も無駄になった。なお、“広日集団の番禺からの撤退プロジェクト”に対する世間での噂に、広日集団は未回答のままである。

【筆者】京華時報 / 環境友好公益協会 / 転載 /  [C09122203J]
【翻訳】中文和訳チームB班  久保 麻衣子]]>

COP15の合意に向けて世界のリーダーに訴える(続報)

「COP15の成功を!」300人が渋谷をパレード

日本全土 12月12日は温暖化防止の世界同時行動の日。

 全世界の市民百数十万人が各地でCOP15の成功を願ってアクションを実施しました。
東京・渋谷では、市民約300人が、代々木公園から渋谷駅前を通過し宮下公園までの約1.5kmをにぎやかに行進。

 MAKE the RULEキャンペーンのシロベエ実行委員長やかわいいシロクマの帽子をかぶった「シロクマ群団」30人が先頭を歩き、自転車タクシーや自転車、地球の形をした風船や色とりどりの看板を持った人が道行く人にCOP15の成功を訴えました。

 そしてパレードの後は渋谷駅で街頭パフォーマンス。和太鼓演奏やアイリッシュバンドの演奏に加え、オバマ米国大統領や鳩山由紀夫首相のお面をかぶった人のパフォーマンスで「世界のリーダー」が後悔ない判断をしてくれるように呼びかけました。

 柴又のガイドをしている寅さんのそっくりさんも登場し、庶民を代表してリーダーたちに何とかしてほしいと訴え、周辺は多いに沸きました。

*MAKE the RULEキャンペーンサイトの報告
 http://www.maketherule.jp/dr5/node/1132

*気候変動世界同時アクション 予告記事
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J09112701J

関連サイト)

・MAKE the RULEキャンペーン
 http://www.maketherule.jp/dr5/

・Global Climate Campaign
 http://www.globalclimatecampaign.org/

オバマ大統領、鳩山首相に寅さんとシロベエがツッコミを入れる(©MAKE the RULEキャンペーン)

パレード出発の様子(©MAKE the RULEキャンペーン)

【筆者】桃井 貴子(MOMOI, Takako) / MAKE the RULEキャンペーン実行委員会 / 寄稿 /  [J09121802J]
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ブリヂストンが中国の工場での水汚染改善の検証を表明!

ブリヂストンが、「ブリヂストン天然ゴム有限会社」で汚水の違法排出があったことを認め、公衆環境研究センターにて説明を行った。

雲南省 中国で水汚染に取り組む環境NGO「公衆環境研究センター」(以下、IPE)はこれまで、ブリヂストンの現地関連会社による汚染問題を追及してきた。

 具体的には、雲南省西双版納(シーサンパンナ)の「ブリヂストン天然ゴム有限会社」による二度の基準値を超えた工場排水の違法排出、瀋陽における「ブリヂストンタイヤ有限会社」の基準値を超えた排出、広東省恵州の「ブリヂストンタイヤ有限会社」の建設工事中に発生した全リン値が基準を超えた問題、という3点について指摘してきた。

 IPEは、2007年8月に一度ブリヂストンと接触しているが、度重なる働きかけの結果、2009年11月19日にブリヂストン本社の関係者らがIPE事務所を訪問する形で、対話の場をもつことに成功した。今回の対話は、ブリヂストン側が、中国での環境保護活動を進めていくために環境NGOの意見などを参考にしたいということで実現したという。

 この対話の中で、IPEがこれまで指摘してきた3つの案件について、ブリヂストン側は以下のような見解を示した。

(1)ブリヂストン天然ゴム有限会社(雲南省)
 2005年と2008年に基準値を超えた汚水が違法に排出されたのは洪水による汚水処理設備の破壊によるもので、2008年に汚水処理設備の修繕を行っており、状況は改善されている。

(2)ブリヂストンタイヤ有限会社(瀋陽)
 基準値を超えた排出があったという事実を認めたうえで、10万人民元の罰金を当局に支払い、状況が改善されている。

(3)ブリヂストンタイヤ有限会社(恵州)
 現時点で状況をよく把握していないため、これから調査を行う(その後、2009年12月13日、ブリヂストンは全リン値が基準値を超えたことについて説明資料をIPEに送付)。

 これに対しIPEの馬軍代表は、「企業の改善状況や環境管理体系、及び汚水処理能力について、専門の検証企業と環境NGOによる第三者の検証が必要。それによってブリヂストンはコンプライアンスを証明すべき」と真摯に環境に向き合う姿勢を求めた。また、同時に雲南省の地元NGOを紹介し、さらなる働きかけを促した。

 このたびの対話を通じて、ブリヂストンも第三者による検証の重要性を認識し、対応することを約束したという。今回のように、状況を改善している企業の取り組みを広く伝えることで、ブリヂストンに続く企業がますます増えていくことを期待したい。

関連記事)

・馬軍氏、電子版「汚染地図」を開発
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/C09090802J


中国水汚染地図(www.ipe.org.cn)

雲南省での汚染を紹介している(中国水汚染地図より抜粋)

【筆者】廣瀬稔也(HIROSE, Toshiya) / 東アジア環境情報発伝所 / 寄稿 /  [J09121801J]
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北京の埋め立てゴミ、毎年500畝 ゴミ危機目前に迫る

北京のゴミが直面する、3つの大きな問題

北京市 “北京から出るゴミは、毎年少なくとも500畝の土地を占用し、小さな村落を2つ消し去るほどの面積になる。ゴミに埋もれた土地を収用するのは非常に困難だ。”

 北京市市政市容管理委員会の責任者は12月15日、「オリンピックの成果を広め、ゴミの分類を促進する討論会」を開き、このように述べた。彼は北京のゴミ問題に残された道は、減量化、無害化そして資源化であり、科学技術の刷新によって深刻なこの課題に対応していかなくてはいけないとした。

 北京市市政市容管理委員会副処長の鄧俊氏によると、北京のゴミ処理は3つの大きな問題に直面しているという。

①ゴミ生産量の持続的な増加。2008年以来、北京市民および企業活動によって生産されるゴミの量は一日平均1.84万トンで、毎年8%前後のペースで増え続けている。2015年には北京のゴミの量は年間、1,152万トン、一日およそ3万トンに上ると予測されている。

②処理能力不足。現在、北京市のゴミ処理施設の処理能力は一日に1.04万トンとされるが、実際には一日1.74万トンの処理を行っていて、非常に大きな負担がかかっている。これまで1,000余りの埋立場を作ってきたが、それらも整備が急がれている。

③ゴミ処理の仕組みが不合理であること。現在北京市では、焼却、生物分解処理、埋立のそれぞれの割合が、2:8:90で、ほとんどのゴミが埋め立てられている。このため、資源としての十分な活用が行われておらず、分類も十分ではない。これはゴミ分類に対する北京市民の積極性も大きく影響しているといえる。

 鄧俊氏は、「北京のゴミ処理問題は、軽量化、無害化そして資源化という原則を前提として、今後、処理能力を高めていく。2015年前にはおよそ100億元を投入して、新しいゴミ処理施設を40箇所設置し、2012年までには、一日あたりの処理能力を1.7万トンに、2015年までには3万トンにまで高めることを目指している」と話す。

 このほか、ゴミ処理の仕組みについては、2012年までに、焼却、生物分解処理、埋立の割合を2:3:5とし、2015年までに4:3:3とするとしている。それぞれのゴミの成分にあった処理を行い、ゴミをそのまま埋め立てないことが目標だとしている。

【筆者】新華ネット記者  張 淼淼 / 環境友好公益協会 / 転載 /  [C09121501J]
【翻訳】中文和訳チームB班  肥田 真理子]]>

中国の企業家がコペンハーゲンで環境保護宣言を発表

「我々(企業家)も人類共同の(排出削減)行動に参加し、貢献したい」

中国全土 中国の企業家は12月8日、デンマークの首都コペンハーゲンで「中国ビジネス界気候変動国際フォーラム」を開催し、環境保護宣言を発表し、世界のメディアと民衆に向けて、中国企業家がひるむことなく環境保護責任を請け負うという精神を示した。

 中国企業家はフォーラムの席上、『我々の希望と願い――中国企業家コペンハーゲン宣言』を発表した。宣言では、「我々は中国政府の環境保護の国際的誓約に積極的に呼応し、企業の環境保護責任を履行することによって中国の国際的誓約の履行を支持する」、「我々は世界の企業家が協力し、企業内部で二酸化炭素削減革新を行い、環境保護行動に積極的に参与することを望んでいる」、「我々の企業は経済成長、環境保護および社会発展の責任を真摯に担う企業市民になる」としている。中国の企業家は宣言の中で今後の行動計画も発表している。

 中国万科企業股份有限公司の王石理事会主席は、フォーラムの席上で、彼と環境保護の話を語った。彼は、「ヘミングウェイの有名な作品『キリマンジャロの雪』がキリマンジャロ登頂への欲望をかき立てたが、自分が頂上に立ったとき、雪はなかった。これはまさに地球温暖化の結果である。その登山の旅で、自分は深いショックを受けた。そのあと何度も山に登り、環境保護への熱意が深まっていった」と語った。

 王石理事会主席はインタビューに対し、中国政府が先日単位GDPの二酸化炭素排出量規制行動目標を打ち出したことに触れ、「我々(企業家)も人類共同の(排出削減)行動に参加し、貢献したい」と語った。

 アラシャン生態協会発起人の一人である、北京九漢天成公司の宋軍理事長は、中国の企業家がコペンハーゲンに来たのは、社会的責任をひるまずに請け負い、積極的に国際社会に溶け込んでいることを世界に伝えるためだ、と語った。また、彼らは国際社会が気候に関する協議を早急に終え、新たな協議を締結するよう促した。

 宋軍理事長は、中国 内モンゴル自治区アラシャン地区の砂漠化対策は中国企業家から強力に支援されており、すでに数千万元の資金を集め、砂漠の端に原生態植物を植えるのに用い、現地農牧民が栽培方式を変え、土地、草原への破壊を減らすよう助力している、と語った。協会の努力は国連環境計画からも認められており、国連は彼らが砂漠化対策の経験をその他同様の問題に直面している国家、地区と共有することを望んでいる。

 その他の中国の企業家の話によると、今回の訪問で、彼らは「ヨーロッパの太陽エネルギーの都」ドイツのフライブルクを視察し、中国の多くの建築物の省エネ・排出削減技術は西洋諸国に劣っているわけではなく、どのように新たな省エネ技術および省エネ基準を広く普及させるかが鍵であり、それが温室効果ガス排出削減にとって非常に重要なことだ、と感じたそうである。

 「中国ビジネス界気候変動国際フォーラム」は中国の民間環境保護組織である山水自然保護センター、アラシャン生態協会などが開催したもので、当日の活動には数十名の国外の記者が取材に来た。

【筆者】新華ネット記者  邱 俊松、張 玉薇 / 環境友好公益協会 / 転載 /  [C09121502J]
【翻訳】中文和訳チームC班  橘 高子]]>

汚染に直面した時、「追い出し」それとも「根本対策」?

この矛盾をどう解決するか、政府や市民の知恵が試されている。

広東省 汚染問題に直面したとき、大部分の人や地域は「追い出し」に頼った方法で解決しようとし、最終的に汚染拡散を後押しすることになるか、自らが汚染被害者となってしまう。

 番禺ごみ焼却場プロジェクトについて、建設候補地を再度検討論議する予定であり、更に建設是非を問う住民投票を行う可能性もあるという新たな進展があった。住民の環境保護意識の大幅な向上後、現在の経済活動において、発展と汚染というこの矛盾をどう解決したらいいかの関心は空前の高まりを見せている。ごみ焼却発電所、変電所、ガソリンスタンドひいては病院など各種の汚染の恐れのある施設が自宅の前に建設されることを誰も望んではいない。しかし、現実には、社会経済発展と市民生活はこれらの施設と切り離すことはできず、この矛盾をどう解決するか、政府や市民の知恵が試されている。

 概括して言うと、汚染に直面した人々は一般的に2つの異なった態度をとる。1つは「追い出し」である。汚染の恐れのある施設が自宅の前に建設されようとする時、最もよく見られるのが、なんとかしてその施設を追い出そうとする行動である。建設予定地の近隣住民は強く団結し、様々な手段を使いプロジェクト実施を阻止するだろう。これは本能的な反応といえる。このような反応があるということは、何年か前の無知、ひいては反対を態度に表す勇気すらなかったことと比べると、非常に大きな進歩と言える。しかし、汚染問題に対してこのような態度をとることに良い効果はなく、発展した地域から発展の遅れた地域へ、強者住民居住地から弱者住民居住地へ、人口密集地から人口が少ない土地へ等、次々と汚染を移動させるだけである。人口が少なく、力も弱い場所では、大多数による「暴政」を受け入れなければならないのである。説明しておかなければならないのは、当時先進国は大量の汚染をもたらす産業を中国へ移し、国外からの産業移転を受け入れさせ、中国は先に発展し後から対策を講じるという方法をとるしかなかった。一部の地方では、貧困から脱却できないだけでなく、更に汚染処理に金銭を使わなければならず、人々に悪影響を及ぼした教訓の意味深さは言うまでもない。

 汚染に対する2つ目の態度は「根本対策」である。汚染問題に対しこのような態度をとることは、自宅前が建設予定地になることの範囲を超え、地域、国家ひいては地球規模で理性的に汚染問題を考慮しているといえる。このような態度をとるのは、汚染問題に直面したときに、ただ「追い出し」という方法で解決しようとすると、最終的には汚染拡散の後押しをすることになるか、自らが汚染被害者となることを、知っているからである。このような局面を変える唯一の方法は、理性的な「根本対策」をとることである。これは汚染問題に対しての本来の科学的環境保護態度であるといえる。これは、現在も絶えず深刻化する世界の環境問題に対する考えから生まれているもので、また「追い出し」を主要な汚染処理手段としてきた深刻な教訓から生まれているものでもある。喜ばしいのは、「根本対策」を訴える声は、決して多くはないが、今回の番禺ごみ焼却発電所建設反対の中からも聞こえてきたことだ。番禺区の一部の住民は、現在の建設予定地へ、また番禺区や広州市内また国内のいかなる場所にも建設はさせないと強く訴え、政府がごみ分別回収事業に力を入れ、多くのごみを資源としてリサイクル利用することを望んでいる。なんとすばらしい意見だろうか。

【筆者】南方日報 / 環境友好公益協会 / 転載 /  [C09120802J]
【翻訳】中文和訳チームA班 古賀]]>