自治体などにおける使い捨て容器に関する調査

自治体の建物における使い捨てコップの使用状況と回収箱の設置状況を市民団体が調査した

 資源循環社会連帯は、2012年8月17日から9月3日の間、ソウル特別市及び広域市の市役所と区役所77カ所を対象に、役所ビルにおける使い捨て容器の使用状況及び紙コップの回収箱の整備について調査を行った。

◎調査項目1:使い捨てコップの使用状況

訪問者に使い捨てコップを提供する自治体が47.6%(40カ所)で比較的に高い割合を見せた。さらにその中で内部の会議または打合せなどにも使い捨てコップを使用している自治体が61.0%もあり、過半数を超える自治体で使い捨てコップを使用していることが分かった。

◎調査項目2:使い捨てコップの回収箱の設置

事務所(または廊下)に使い捨てコップの回収箱を設置している自治体が23カ所で全体の29.8%を占めた。また区民・市民ホールに紙コップ式の自動販売機が置かれている58の役所の中で回収箱を設置しているのが25カ所(43.1%)だけで、使い捨てコップの回収に積極的ではない自治体が多いことがわかる。

今回の調査で大田(テジョン)広域市の6つの自治体では、訪問客に向けても、内部においてもリユースカップを使用するだけではなく、役所建物内にも使い捨てコップの回収箱を設置することで、最も優秀な自治体となった。一方、ソウル特別市の6つ市・区役所では、使い捨てコップの回収箱の設置が見当たらなく、回収にさらに積極的に取り組む必要があると思われる。

韓国の環境部は2009年、公共施設における使い捨て容器の削減ガイドラインを作成・発表し、公共施設におけるマイカップ及びリユース容器の使用を促すと同時に、使い捨てコップの積極的な回収を呼び掛けている。

ただ、実際には職員自身としてはマイカップまたはリユースカップを使っているが、一部自治体では訪問客または会議参加者向けには依然として使い捨て容器を提供したり、または使い捨て容器の回収箱を設置しないことで紙コップの回収を行わないことが分かった。各役者は公共機関として、使い捨て容器の抑制にリード的な役割を果たさなければいけないので、今後さらなる努力を求めたい。

【筆者】朴 梅花 (PIAO, Meihua)/NPO法人 東アジア環境情報発伝所(East Asia Environmental Information Center)/寄稿/[K13021501J]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>