廃棄物ネットユーザー、民間ごみ処理場を見学

10月21日、中国廃棄物ネットは第4回ユーザー交流活動として、民間ごみ処理場“グリーンハウス”を見学した。

2012年10月21日、中国廃棄物ネットは第4回ユーザー活動として、民間ごみ処理場“グリーンハウス”を見学した。廃棄物ネットのボランティア23人は民間の環境保護実践者である黄小山氏が開発・建設した生活ごみ二次分別場“グリーンハウス”を見学し、中国のごみ分別およびごみ処理の問題につき黄小山氏と話し合った。

“グリーンハウス”の開発・建設者である黄小山氏はかつて、北京大学法学部を卒業した弁護士だった。弁護士とごみ処理問題研究という2つの専門領域に本質的な関連性は無いが、民間の環境保護事業の先駆者であり実践者である黄小山氏と彼の“グリーンハウス”は、次第に専門家たちに重視されるようになった。

廃棄物ネットのボランティアからの質問に答える黄小山氏

“グリーンハウス”は小湯山別荘エリア付近に有る“小屋”で、もし知らされなければ、そこをごみ分類拠点だとは思わないだろう。“小屋”に入るとまず目を引くのは“ごみ問題は哲学だ”と書かれた額だ。額の下にある乾いたごみを分類・分別する金属製の台は部屋の大部分の空間を占めており、その上には“紙類”・“ペットボトル”・“ガラス”・“金属”・“有害ごみ”とそれぞれ表示されている。金属製の台の横にあるデスクの上には“グリーンハウス”の各種運転資料がきちんと並べられていた。“小屋”のもう一つの部屋には黄小山氏が設計した濡れたごみを脱水するシステムが有り、運ばれてくるごみはここで分別され、生ごみは脱水される。

黄小山氏は廃棄物ネットのボランティアへ“グリーンハウス”の基本理念を紹介した。彼の考えでは、中国でごみ問題を解決しようとするなら、むやみに西洋諸国や日本の経験ばかり学ぼうとしてはならず、例えばごみの分別に関しては、中国の経済状況や民度ではごみ分別の成果を望むことは難しいため、自国に合ったごみ処理の方法を見つけるべきであるとのことだ。ここから、“グリーンハウス”は誕生した。黄小山氏によれば、“グリーンハウス”ではまず各種のごみを分別した後、脱水システムで生ごみを脱水処理することでごみ減量の目的を達成し、脱水後のごみは外へ運び出して堆肥にするか、焼却処理をするとのことだ。

廃棄物ネットのボランティアから“グリーンハウス”の次の計画について聞かれた黄小山氏は、今はまだ始まりに過ぎず、今後は“グリーンハウス”が処理したごみのデータを記録し、“グリーンハウス”の運転効果を研究して得られた研究報告を北京および全国に広めることが将来の計画であると語った。

最後に、廃棄物ネットのボランティアが、黄小山氏がなぜごみ処理という道に進んだのか尋ねた。黄小山氏は以前、ごみ焼却場の建設に抗議したことで警告を受けたことがあり、その後ひとりの市民として、ひとりのごみ生産者として、抗議ばかりではなく、行動しなければならないと悟り、有効的なごみ処理方法を探し始めたことを、微笑みながら答えてくれた。

【筆者】羅 宇 (LUO, Yu)/転載/【翻訳】中文和訳チームC班 藤原亜矢子/[C12111401J]

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