淮河衛士、2012年度「National Energy Globe Award」(エナジーグローブ賞)を受賞

2000年に創設したエナジーグローブ賞は、毎年一度世界で最も優秀な環境保護プロジェクトを表彰するものである。

2012年12月13日、北京盛福大厦の在中国オーストリア大使館商務部にてこれまでにない新しいかたちの表彰式が行われた。エナジーグローブ賞の設立国、またEUの水プロジェクト対外コーディネーター国として、在中国オーストリア大使館商務部参事官のオスカー・アンデスナー氏が国連工業開発機関(UNIDO)、国連環境計画(UNEP)、EUグローバルエネルギー組織等関連機構を代表し、河南省の有名な環境保護団体「淮河衛士」(Huahe River Guardian)会長霍岱珊氏に2012年度エナジーグローブ賞(National Energy Globe Award 2012)の受賞証書を授与した。オスカー・アンデスナー氏は淮河衛士が受賞した「淮河汚染地区浅層地下水の生物進化と再利用プロジェクト」を非常に高く評価した。

長きに渡り淮河衛士を見守り支持してきた環境友好公益協会(Enviro Friends)の李力氏、張?氏、また淮河衛士の生物浄化水装置プロジェクト専門家などが表彰式に出席した。

十数年来、淮河衛士は積極的に淮河水域の汚染改善に尽力し、公衆監督と循環経済を主な内容とした「蓮花モデル」(蓮花味精企業との共同水汚染改善プロジェクト)を成功させた。この「蓮花モデル」では、社会の積極的な関与により企業の徹底した水処理を促し、また川沿いの23の村に24基の生物浄化装置を設置、すでにおよそ1.3万人の村民が浄化水を口にすることができるようになった。そしてこのプロジェクトを「深井戸掘削の代替案」としてさらに広め、エネルギー節約、汚染物排出削減、河川保護を社会の日常生活と密接につなげるべく努力している。今回の淮河衛士の受賞は、中国の環境保護団体の素晴らしさとその実力を世界に知らしめることとなった。

オーストリア人Wolfgang Neumann(ウォルフガング・ニューマン)氏が2000年に創設したエナジーグローブ賞は、毎年一度世界で最も優秀な環境プロジェクトを表彰するものである。最も知名度の高い国際環境保護賞であり、持続可能な発展のエネルギー界で最も栄誉ある賞とされ、その分野でのオスカーともいわれている。

エナジーグローブ賞は各地の持続可能なエネルギープロジェクトを推し広めることを目的とし、地、火、水、空気、青年、という5つのカテゴリーに分けられ、毎年それぞれに100以上の国からおよそ1000のプロジェクトが応募し入賞を競う。これまで151の国とカ国および地域区の6000あまりのプロジェクトが受賞した。

世界各地から応募申請が行われるが、みな規定の様式に英語またはドイツ語でオンライン申請を行わねばならない。また、最低5枚の活動写真、関連するメディア報道、出版物、映像、パンフレット、ウェブサイト等の資料も必要である。これは、プロジェクトがすでに完成もしくは完成段階にあり、参考資料として供与でき普及させる意義を持つこと、ただのアイデアだけではないものであることを証明するためである。

本年度淮河衛士が授賞した賞のカテゴリー「水類」には115の国および地域から1175件ものプロジェクトから応募があった。「淮河汚染区浅層地下水の生物進化と再利用プロジェクト」で受賞した淮河衛士は、本年度の当カテゴリー、また単独プロジェクトの中で唯一の中国からの受賞者である。

エナジーグローブのウェブサイトでは、淮河衛士(正式名称:淮河水系環境科学研究中心)が受賞したプロジェクト(URL:http://www.energyglobe.info/awards/national/awdid/5214/)の詳細が英語で紹介されており、さらに1枚の写真と5枚のスライドも見ることができる。その写真は2010年4月22日、五七幹部学校の子弟の寄付により建設された生物浄化水装置の視察中、沈丘県黄冢村棟高岭家にて霍岱珊氏が濁った汚水と生物浄化水を比較しているところを霍敏杰氏が撮影したものである。

【筆者】張 頔/環友科学技術研究センター(EnviroFriends Institute of Environmental Science and Technology)/寄稿/【翻訳】中文和訳チームA班 歳国真由子/[C13010901J]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>