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←会議日程(目次)に戻る 第4回 東アジア環境市民会議

第4回 東アジア環境市民会議
〈第1部〉「東アジアにおける水汚染の実態」

1日目(10/11)

報告「水資源保護におけるNGOの役割」

江蘇緑色之友 秘書長  王 麗娜

 

 江蘇緑色之友は、公衆環境保護、宣伝教育などを行う独立した省レベルの環境保護団体です。設立してから10年以上が経ち、良好な説明責任と影響力を持っています。取り組んでいる分野は主に自然保護と環境教育で、水資源保護、グリーン消費にも取り組んでいます。
 水資源保護は「江蘇緑色之友」主要なプロジェクトの一つです。江蘇省は、中国東部における最も経済が発展した省の一つで、経済発展と環境保護の矛盾点も目立っています。とりわけ、江蘇省には有名な黄河や太湖があり、一部の地域は長江の河流流域にも属しています。去年、太湖の藍藻問題で、無錫の市民が長期間にわたり水不足に苦しんだことは皆さんもご存知だと思います。
 環境保護への公衆参加の呼びかけ・普及にあたり、これまでの経験から民間の環境保護団体としての役割を5つにまとめてみました。
 一つ目は、有効的な資源統合です。NGOの力だけでは限度があります。活動を進めているなかで、あらゆる資源を利用することにより、更なる効果が得られると思います。
 二つ目は、参加型インターフェースづくりです。最初に公衆、政府、企業が対話できるルートを作り、環境保護局の職員、環境ジャーナリスト、企業及び市民の参加を呼びかけました。この過程で、企業としてはより多くの市民に知ってもらうことを望み、政府としては汚染企業・状況の摘発としたより多くの参加を望んでいます。市民としても、政府と企業が情報をより広く公開することを望んでいます。
 三つ目は、モデル拠点の設立により、一つの点から出発して普及することです。ある意味では、コンセプトからあるいは形式から始まり、学校、コミュニティにおけるモデル拠点により市民に水保護の重要性、我々人間との関係などについて紹介し理解してもらいます。
 四つ目は、モデル拠点に教育・トレーニングを行うことです。江蘇緑色之友のスタッフも9人しかおらず、到底手がたりません。そこで、ボランティアを通じて、中堅人員を発見・トレーニングし、さらに彼らによって学校、コミュニティで宣伝・保護活動を行います。
 五つ目は、パンフレットなどによる宣伝です。環境、教育などの部門と協力して、パンフレットを作成し、活動などを通じて、コミュニティまたは学校などに入り、あるいは現場で、水系の構成、状況、循環及びどうすれば環境汚染を減らすなど水関連の知識が分かるようにしています。
 大事なのは、良い宣伝方法の確定だと思います。確立された宣伝方法によって市民や学生に水資源保護の重要性と経済的な効果を知ってもらうことができます。
活動を展開していくなかで、一番大事なのはメディアの役割だと思います。公衆参加において、メディアは非常に重要な役割を果たしています。活動を行う際、メディアによって社会に呼びかけて、もっと多くの人々が参入するようにしています。
 こうした5つの役割を通じてある程度の効果を挙げたと思います。これからは、日本、韓国の組織とも協力し、環境保護活動を進めていきたいと思っています。


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