中国では経済発展に伴って増加する工場や鉱山からの排水が河川や地下水を汚染し、その水を生活に利用してきた人びとが消化器系の癌にかかるといった健康被害が発生しています。こうした健康被害が多発する地域は“ガン村”と呼ばれ、中国各地でその発生が報告されています。この深刻な課題について、中国の草の根環境NGOが、実態の把握と汚染防止などに努力していますが、どのように対処すべきかについて手探りの状態です。
かつて水汚染による健康被害に直面した日本の新潟水俣病の経験を、中国の水汚染に取り組む人びとに伝え共有し、同じ悲劇を繰り返さないようにすることは、持続可能な東アジアの形成につながるはずです。
そこで、現場で河川の汚染防止などの活動をしている中国の草の根環境NGOスタッフを新潟水俣病の発生地に招き、水俣病をめぐる日本の経験について正しく伝えることで、半世紀を経た今でも解決されてはいない水俣病と同様の悲劇を、中国で拡大・発生させないために、東アジアの市民は何ができるのかを大いに議論したいと思います。ふるってご参加ください。