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地球と生きる方法  > 生活環境 (中国 発)

生活環境 ベランダで立体緑化を

 我が家のベランダで「立体緑化」を始めたのは、すでに数年前のことになる。最初は、植木鉢でサヤエンドウとヘチマを植えるというアイデアを思いつき、水に浸しておいた種を植木鉢に蒔いて、ベランダの柵の側に置いた。サヤエンドウとヘチマは育つにつれて自然と柵を這い、いつの間にかセンスのいい緑のフェンスとなっていた。

 その後、経験を積むにつれ、植える植物もサヤエンドウ、ヘチマからブドウやツタへと広がり、蔓生植物の種類も豊富になった。そして窓全体は、一面の緑の屏風に姿を変えた。真夏の炎天下でも、緑の屏風は強烈な太陽の光を遮ってくれるため、室内はいたって涼しい。クーラーは、夏の最も蒸し暑く湿気の多い日に使用するだけで、普段はまったく使う必要がない。それに加え、我が家ではなんの汚染もない自然野菜が食べられるようになった。

 さらに、室内の空気を改善しようと思い、ベランダを温室に変え、数多くの草花を植えた。観賞用のアンスリウムやバラの花、インドゴムの木や匂いを調節してくれるジャスミン、空気を浄化するオリヅルランなど多種多様である。

 ベランダの「立体緑化」は「汚さ」と「騒がしさ」という二つの問題も解決した。我が家のビルは三角辻の道路沿いにあるため、どこから風が吹いてもこの三角辻で「旋風ゾーン」ができる。旋風に巻き上げられた地面の埃は至る所に飛び散ってしまう。また、自動車が辻に来ると必ずどちらかにUターンするので、しょっちゅうクラクションが鳴ってうるさい。しかも、道端に屋台が多いため、騒音は非常に大きい。しかし、ベランダの立体緑化を始めた後、植物の葉は分厚い緑のシェルターとなり、埃を遮ってくれるばかりか、騒音の軽減にも役立ち、まさに一石多鳥である。

 ベランダを十分に生かすことにより、我が家の環境は大きく改善された。ベランダは従来のガラクタの物置ではなくなり、太陽の光を遮り、気温を下げてくれるクーラーになり、空気を綺麗にしてくれる空気清浄機になり、騒音を減らしてくれる消音器になっている。

 現在、窓の外でガード用の網を取り付ける家が多いようだが、もしもみんなが自分のベランダの外で緑の屏風を取り付けることができ、もしもこれらの屏風が一つに繋がることができれば、きっと都会の中の美しい景観になるだろう。







記事執筆、翻訳
筆者 高龍波
団体名 人民日報
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