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国家環境保護総局は『円明園東部湖底漏水防止プロジェクト環境アセスメント報告書』の全文を公表した。
7月5日、国家環境保護総局は公式サイト(www.zhb.gov.cn)にて、『円明園東部湖底漏水防止プロジェクト環境アセスメント報告書』の全文を公表した。
環境アセスメント報告の総合的な要求は以下のとおりである。
(1)円明園の生態系の破壊を防止し、遺跡公園の自然の自動本来の機能を回復するため、水資源の不足が切実な北京の現状に対して、円明園は総合的な節水・補水措置を講じなければならない。
(2)円明園は清河の古い水路上に位置しており、漏水の防止対策は節水措置のひとつである。しかし、地理的条件・節水ニーズ・環境への影響など、総合的に比較し、選択を行った上で、漏水防止の具体的方法を決定しなければならない。円明園は湖底漏水防止プロジェクトに対する合理的かつ十分な論証を行ってこなかった。
円明園内の綺春園湖底は厚さ1.5~2.0メートルの粘土層であり、天然の漏水防止能力が比較的優れており、人工的な措置を講じなくても、基本的な漏水対策能力は有している。福海に堆積している層は砂利層が中心だが、その上部は厚さ約0.3~0.6メートルの底泥である。ある程度の漏水防止能力はあるが、水域の機能を総合的に考慮して、必要な漏水防止措置を講じなければならない。
長春園は砂利層の上に直接位置しており、各湖底の泥層の厚さが薄い。その上ここ数年は干上がった状態が長く続いているため、もともとの底泥部分が砂化し、その結果漏水防止能力が一段と低下し、漏水が深刻になっており、効果的な漏水防止措置の実施が必要である 。
(3)現在のところ、漏水防止用ビニールシートの使用が環境に有害であるという報道はないが、総合的な環境への配慮という点では天然の漏水防止用材に劣っている。円明園が国家重点文物保護単位であり遺跡公園でもあるという特殊性を考慮し、まず適切な漏水防止用材と措置を優先的に採用するべきである。
(4)円明園東部湖底漏水防止プロジェクトは、法に基づいた環境アセスメントが行われておらず、環境保護の観点から分析すると、そもそものプロジェクト案には重大な欠陥がある。プロジェクト設計と建設過程において、全面的に有効な生態保護措置に欠けており、水の生態系を甚だしく破壊してしまった。現在、プロジェクトの大部分はすでに終了しているため、環境に対する調査や分析を行うことが難しく、正しく 環境アセスメントを行うことは極めて困難である。現在進行中のプロジェクト建設が生態環境に悪影響を及ぼし、今後予定されている工程も損失をもたらすと見られており、これらは同プロジェクトが手はず通りに環境アセスメントを実施しなかったことによるものである。
(5)円明園の漏水防止プロジェクトの大部分がすでに完成している今、それによって社会・経済・環境などの複数の分野にまたがって相互に矛盾が生じている。
これらの矛盾を解決するには、多元的な総合政策を決定し、実行しなければららない。同プロジェクトの改善案は、漏水防止プロジェクト実施の現状を基礎とし、「実情に即した処理を行い、それぞれの湖に適切な方法を講じ、全面的な計画を行い、全体的な改善を行う」という原則のもと、短期的影響と長期的効果の両方に配慮し、プロジェクトの環境・経済・社会にもたらされる効果・利益を総合的に考慮するべきである。本環境アセスメントは総合改善案を要求する。
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