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「第二のスダンレッド」とも呼ばれる使用禁止の魚病薬「マラカイトグリーン」、中国内の水産品市場での使用が発覚
「第二のスダンレッド」とも呼ばれる使用禁止の魚病薬「マラカイトグリーン」が、中国内の水産品市場で使用されていることが発覚した。昨日、北京市食品安全事務室はこの件に関して緊急発表を行い、近日中に全市の魚類市場で抜き取り検査を行うほか、北京市輸出入検査検疫局に関連の検査測定実験室を急ぎ設置することを明らかにした。
7月7日、農業部は関連部門に緊急通知を出し、全国的に「マラカイトグリーン」の取引と使用に関する違法行為を厳しく調べるよう命じ、全国各地で「マラカイトグリーン」の厳しい取締りが始まった。重慶市の法律執行部門はある水産取引市場で、600匹あまりの「マラカイトグリーン」漬けスッポンを押収し、またある地区ではウナギ製品からも「マラカイトグリーン」が検出された。
北京市食品安全部門は積極的な対応を示し、北京市食品安全事務室によると、「マラカイトグリーン」を検出できる検査測定実験室をすでに準備しつつあり、北京市輸出入検査検疫局は二週間以内に設置を完了し、検査を実施できる予定だという。
従来、「マラカイトグリーン」は通常の食品検査項目に含まれていなかったため、検査測定機関は設備と基準があっても試薬やサンプルなどの必需品を備えておらず、検査することができなかった。
■用語説明
「マラカイトグリーン」とは、メタリックな光沢を帯びた緑色の結晶体で、アルカリグリーン・シュウ酸塩・ピーコックグリーンともいう。殺真菌剤兼染料で、水に良く溶け、溶液は青緑色。毒性が高く、残留しやすいため、発がん性・催奇形性・突然変異を引き起こすなどの副作用がある。多くの国が水産養殖品への使用を禁止しており、中国でも「食用動物への使用禁止動物用薬およびその化合物明細書」に記載されており、あらゆる食用動物への使用が禁止されている。
■背景 「マラカイトグリーン」、英国での検出が発端
「マラカイトグリーン」はまず英国で検出された。6月5日、英国食品基準局が英国国内のあるスーパーで販売された鮭の体内から「マラカイトグリーン」の成分を検出した。
英国食品基準局は食品安全警報を発令して、「マラカイトグリーン」は人体に極めて有害な化学製剤であり、如何なる魚類もこれを含有してはならないばかりか、すべての食品がこれを含んではならない、と述べた。
英国でこの一件が発覚した後、中国国内の一部の地区で、水産品市場の調査をしたところ、河南・湖北などの水産品生産の盛んな地域では、養殖と運輸の段階において、水槽・養殖池の消毒や、魚類の輸送中の鱗脱落防止、生存時間の延長を目的として、ごく普通に「マラカイトグリーン」を使用していたことが発覚した。
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