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上海の高級ホテル30社余りが客室に設置する使い捨てアメニティーを廃止若しくは削減することで合意した
■ホテル31社が見解を一致
近日、上海市旅游委員会は上海市内の全ホテル業者に対し省エネ・環境保護推進状況に関する調査を行なう。また、相前後して上海華亭ホテルやピースホテル、上海フォーシーズンズホテル、グランドハイアット上海など31社の総経理が会議を開き、環境保護や省エネ推進、更には地球に優しいホテル創設に向けて意見を交わした。
現在、各ホテルは客室に設置する使い捨てアメニティーを廃止若しくは削減する見解で一致しており、これは資源の節約と環境汚染減少、浪費防止に有効で、また節約型社会の形成に向かう時代の趨勢であると考えている。
しかし上海市では行政がホテルに対し一律に使い捨てアメニティー廃止を命令することはできない。上海市旅游委員会副主任の道書明(Dao Shuming)氏によると、政府は使い捨てアメニティーの廃止若しくは削減を推進・提唱しているがホテルごとにそれぞれ経営理念があり、各社顧客のニーズも異なるため、それに即した措置を取らざるを得ない状況という。
■『エコホテル』提唱
上海市旅游委員会市場所の蘇光剣(Su Guangjian)所長によると上海市のホテル業界においては環境問題に対する意識が芽生え始めたという。上海では目下、浦東シャングリラ上海や新錦江ホテル、セントラルホテルなどが既にISO14000環境管理システムの認定を受けており、また省エネや環境汚染減少に対し独自の措置を講じ、エコホテル概念を提唱している。
例えば、容器に入れる入浴剤の量を減らしたり、また大きめのボトルに変え、ボトルの口を消毒して容器を繰り返し利用している。更には、使い捨てアメニティーを置かない部屋を設けるホテルも現れ、その代わりに宿泊料を割り引いたり、粗品を進呈するなど顧客の不満解消に努めている。
浦東シャングリラ上海広報部長・李燕(Li Yan)氏によると、ホテル内全ての客室に設置した石鹸や入浴剤等のアメニティーは使い切らないのが現状で、無駄を減らす為に宿泊客のチェックアウト後、取り替え作業を行っているという。歯ブラシ等は環境保護機関が回収し、一般にはそのまま廃棄することはない。また、全ての使い捨てアメニティーの容器は既にエコ材料を使用したものに変更済みである。
■コストを増大させる使い捨てアメニティー
近年、宿泊客のために歯ブラシや歯磨き粉、スリッパ、くし、入浴剤等の使い捨てアメニティーをホテル側が提供することは国内の全てのホテルでほぼ慣例となっている。しかし使用率は低迷し、ホテル業界ではこのコストが大きな負担となっている。上海市旅游委員会の調査によるとホテル内に設置した入浴剤の三分の二が無駄になっており、また、4つ星ホテルであるロイヤルトンホテル上海の総経理・施俊傑(Shi Junjie)氏によれば、219の客室全てに設置する使い捨てアメニティーにかかるコストは年間20万人民元を超すという。
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