Google WWW を検索 サイト内検索

環境ニュース

市民団体・市民紹介

地球と生きる方法

環境ニュース > その他 (中国 発)

その他 環境友好プロジェクト」の選定  100名のボランティアが審査

北京市 8月15日、「国家環境友好プロジェクト」の表彰活動が開始。

 8月15日、国家環境保護総局の副局長潘岳氏によって「国家環境友好プロジェクト」の表彰活動の始動が発表された。これは多くの違法建設工事の取りやめと処罰が行われている中、環境保護総局が処罰だけでなく表彰制度も取り入れようとしたものである。環境アセスメントに従って進められている建設プロジェクトに対する表彰と激励、また審査を通過したプロジェクトに対しても、結果を審査する「事後評価」が行われる。この表彰は、市民による監督作用を十分に発揮させるために、特別に100名余りの環境保護ボランティアを集め、審査員とした。

 潘岳氏によると、環境保護活動は社会全体のことであり、政府のみ、環境保護局のみの力では成し得ない。一般市民による広範な参加が必要である。環境保護部門と一般市民がともに行う環境保護プロジェクトに対する「事後評価」は、現行の環境評価制度を更に進歩させるものである。「環境友好プロジェクト」は一般公募によって決定した名称で、この表彰活動は「環境友好企業」と共に、環境友好型社会に向けての重要な内容と手段になるだろう。今回の選定対象は、2005年7月31日以前に市以上の環境保護部の竣工検査を通過した、完成・操業開始から3年未満の建設プロジェクト、となっているが、建設会社が施工場所の環境保護部門に申請すれば、選定対象になることができる。

 今回の表彰活動には、厳密で科学的な選出基準を設けられた。環境評価・設計・施行から竣工・引取りという4段階を設け、特に環境破壊の予防を第一審査基準とし、開発と保護の両立を趣旨としている。例えば、環境評価報告中の、環境保護と生態系回復の措置が効果を上げているか、工事の場所が自然保護区と飲料用水源保護区を回避しているか、確実に避けられない工事に関しては生態系保護に対する措置がとられているか、など。環境保護措置が明らかな成果をあげ、市民の意見も取り入れられ、環境保護への取り組みが評価された建設プロジェクトには、選出の際、点数が追加される。今回の審査委員会は国家環境保護総局、中国環境文化促進会、中国環境監視センター、環境プロジェクト評価センター、中国環境記者協会、中国施工企業管理協会の行政管理スタッフとエンジニア、及び各学会の会員、専門家、学者組織から構成されており、綿密な選出過程が整っている。

 潘岳氏は最後にこう締めくくった。「今後「環境友好プロジェクト」の表彰は二年に一度行う。表彰の内容は建設プロジェクト自体のみならず、それに関係する部門、例えば環境評価部門、環境保護設計部門、環境保護施設工事部門、環境監督部門など項目を設けて表彰する。審査委員会によるノミネートと、環境保護総局による審査を通過した「環境友好プロジェクト」はインターネット上で一般に公開され、反対意見があるプロジェクトについては改めて検証する。もし問題が起きた場合は、既に選ばれた「環境友好プロジェクト」であろうと、またノミネート中であろうと、その表彰あるいは参加資格を取り消される。汚染事故を起こした場合は、環境保護総局は法に従って厳しく処罰する。」


国家環境保護総局副局長の潘岳氏(中央)

ボランティア審査員代表に旗を贈る 潘岳氏


記事執筆、翻訳
日付 2005-08-24
筆者 王 京 (Wang Jing)
媒体 寄稿
団体名 人民網
URL
翻訳者 久保麻衣子

掲示板 新規書き込みは >>こちら

No Comments

page top