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「ライ麦畑の守護者」は自らの新曲を全力で演奏しながら、アルバム発表の会見場に訪れたファンに向けて積極的に森林保護の理念をアピールした
北京、2006年7月5日、国際環境保護組織であるグリーンピースのボランティアによるバンド「ライ麦畑の守護者」(訳者注)は、同バンド結成10年以来3枚目となるアルバム「私たちの世界」を発表した。アルバム発表会見の場で、ライ麦畑の守護者は自らの新曲を全力で演奏しながら、訪れたファンに向けて積極的に森林保護の理念をアピールした。同バンドのボーカルである蕭ウェイ氏は筆者に次のように話した。「私たちの日常生活における一つずつの行動も森林保護につながることを表現するため、我々はアルバムの歌詞カードに環境に優しい再生紙を使っている。」
2006年5月初旬、グリーンピースは同バンドに「森林の守護者」の称号を与え、ボーカルのウェイ氏をパラダイス・フォレストの内陸―パプアニューギニアに派遣した。蕭氏はそこで世界各地から集まったボランティアと共に、2月末から5月末までの3ヶ月に亘る期間で、パプアニューギニアの原住民とのプロジェクトに参加した。プロジェクトの一環として、原住民と共に土地の境界線を測定し、憲法によって彼らに与えられた森林土地を確認した。こうすることによって、国際企業による違法な伐採で原住民の森林が更に破壊されることを阻止ようとした。また、同プロジェクトでは、原住民とエコフォレストリーを推進しており、家財に当たる森林を破壊せずに原住民たちが更に効率的に森林資源から利益を得ることを可能にした。
グリーンピースのボランティアたちはパラダイス・フォレストにおける活動体験を記録し、衛星電話からインターネットにアップロードしている。ユーザー登録すれば、彼らと一緒に天国の熱帯雨林に踏み入れることができる。
(ウェブサイト:http://www.saveparadisepng.org/gp_php_jp/index.php)
パラダイス・フォレストは東南アジア及び太平洋の国々に位置し、地球における生物多様性が最も豊かな地域とされている。2005年末、科学者チームがパラダイス・フォレストを探検したところ、15日間で10種類以上の動植物の品種を確認できた。「ここは地球上に最も楽園に似ている場所である。」チームに参加した科学者がこのように熱帯雨林を描写した。
ところが、パラダイス・フォレストがこれまで受けて来た違法な伐採による脅威も世界で最も深刻なものである。世界銀行やその他の国際組織は次のように警告している。「もし惨憺な違法伐採が止められなければ、インドネシアやパプアニューギニアが持つ豊饒な熱帯雨林とそこに生息するゴクラクチョウ(極楽鳥)やオランウータンはいずれも10年以内に絶滅するだろう。」
(訳者注:「ライ麦畑の守護者」は、1992年に当時の大学生4人によって結成されたバンドで、アメリカの作家、J・D・サリンジャー著の『ライ麦畑でつかまえて』(英文タイトル:“The Catcher in the Rye”に感銘を受けて、同タイトルからバンド名を命名した。結成後、環境保護をテーマとした活動を続けている。」
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