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農業 グリーンピース、中国の水田生態農業を研究

北京市 グリーンピース中国主催の中国水田生態農業セミナーが北京にて開催

 グリーンピース中国が主催する中国水田生態農業セミナーが2006年8月5日に北京にて開かれ、グリーンピースが華南農業大学、雲南農業大学と共同で作り上げた『中国水田生態農業に関する報告』が発表された。報告の中で、水田農業における化学肥料・農薬の使用、遺伝子組み換えによって引き起こされる環境破壊について述べられたほか、さまざまな水田生態農業による解決方法も詳しく紹介された。

 北京、広東、雲南、フィリピンなどからセミナーに参加した専門家たちによれば、中国の稲作は今まさに岐路に差し掛かっており、非常に深刻な生物的安全問題に直面しているということだ。このほか、専門家たちは水田にカモを放つ合鴨農法や、水田生態農業モデル、稲を多品種混合栽培することで病疫を予防する方法、水稲の有害生物の総合的な予防方法、白叶枯病に対し抵抗力のある水稲の例と代替案など、水田生態農業による多くの解決法を紹介した。これにより農薬・化学肥料の大量使用をせず、しかも遺伝子組み換え技術を使わない中国農業発展の活路が開かれたと言える。

 「グリーンピースは一貫して、遺伝子組み換え農作物と、農薬など化学品の乱用によってもたらされる生態への悪影響を明らかにしてきました。社会全体で農業の真の進むべき道について考えていけるよう願っています」グリーンピース食品・農業担当の馬天傑主任は述べた。「この『中国水田生態農業に関する報告』は、最新の科学研究成果の結晶です。私たちが積極的に解決法を模索してきた中での一つの試みといえるでしょう」

 「生態系を犠牲にして短期的な効果と利益を追求する、化学肥料・農薬や遺伝子組み換え技術を用いた農業に比べ、生態農業は、生態系の調和のとれた発展を通して水稲農業の問題を解決することができるのです」と馬天傑氏は語る。

 『中国水田生態農業に関する報告』の中では、中国の水田生態農業の発展段階での問題も分析しており、このうち生態農業の研究と推進力の弱さは重要な問題とされている。グリーンピースと専門家たちは政府に対し、水稲農業技術の研究により力を入れ、推進力を強め、しっかりした普及システムを作り上げるよう呼びかけている。これにより研究成果をすぐに広大な農村地区に広められるようにするほか、より多くの農民が生態農業による耕作方法を使えるようにし、生態農業での稲作発展を促進する。







記事執筆、翻訳
日付 2006-08-09
筆者 康 雪 (KANG, Xue)
媒体 寄稿
団体名 東アジア環境情報ネット
URL
翻訳者 中文和訳チームA班 佐古紀子

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