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中国初めての水汚染データ「中国水汚染地図」、北京にて近日公開。
中国で初めての水汚染データ「中国水汚染地図」(www.ipe.org.cn/water)が北京にて近日公開される。
公衆環境問題研究センターという中国の民間環境NGOにより作成された「中国水汚染地図」では、中国全土300余りの行政区について水質状況、汚染排出量などのデータを検索することができる。公衆環境問題研究センター主任の馬軍氏は、汚染の原因である排水を流す企業に環境保護の責任を負うよう促すことを目的として当地図を作成したが、関係者によれば、これまで水汚染に関する有益な情報を提供したのは100都市のみだそうだ。
現在、中国の7割以上の湖および9割以上の地下水が汚染されており、水汚染は中国の環境問題の中でも非常に深刻な問題である。水汚染地図は大きく3種類のデータに分類される。
水質データ :地表水、主要河川、主要湖、地下水、近海海水の水質
排水データ :工業排水、生活廃水、内陸から海への廃水流出
汚染源データ:汚水処理基準に達していない企業および汚水処理工場リスト、
水汚染事件、汚水処理工場の情況
また、水汚染地図では、大手企業、多国籍企業を含む2500を超える企業がリストアップされている。また、2004年から2006年の間で処理基準に達していない各企業について情況を説明している。
水汚染地図では、工業廃水のCOD(化学的酸素要求量)とアンモニア窒素汚染物を最も多く排出しているのが広西チワン族自治区とし、その量は69.4万トンと5万トンに達する。なお、重金属(鉛、ヒ素、六価クロム、カドミウム、水銀)およびシアン化物を最も多く排出しているのが湖南省であるとしている。しかしながら、正確な汚染データが地方政府から公表されないため、排出量が最も多い所を断定するのが非常に難しい状態である。
馬軍氏によると、水汚染地図のデータは、中国環境統計官報、各地区の環境情況官報、環境質量官報等、政府ルートおよび当方面の権威による調査データに基づいている上、随時更新されるため、比較的高い信用性および確実性を実現しているそうだ。
現在、水汚染データの公開について、世界50の国および地区にて法律が公布され、30の国および地区では法規公布の準備が行われている。
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