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環境汚染 日中韓環境保護団体が中国西部地区の水と健康問題に注目

陝西省 テーマは「東アジアの水と健康」第三回日中韓環境市民会議が 9月17日に西安で開催

 日中韓の環境保護団体は中国西部地区の水と健康問題に注目している。

 「東アジアの水と健康」をテーマとする第3回日中韓市民会議が9月17日、中国西安で開催された。日中韓の代表が水資源と水汚染処理、NGOの水資源保護の役割について討議し、西安市環境保護局員が西安の水質の安全と保護状況について紹介した。

 21世紀に入り、産業革命と科学技術の恩恵を享受する一方で、人類は環境破壊がもたらした大きな傷を負った。特に生命の源である水は重大な危機に晒されている。水危機、水質汚染、水不足。今年は世界的に有名な公害、水俣病が公式確認されてから50年である。水俣病患者は現在も病気の苦しみをかかえている。50年が過ぎ、我々はその中から教訓を得ただろうか。今回の会議で日本の「水俣病未認定患者の会事務局」の局長である旗野秀人氏が、新潟水俣病患者への支援活動の経験と現状を発表し、「アジアと水俣を結ぶ会」事務局長、谷洋一氏が 《水俣病事件の74年、その教訓が問いかけるもの》と題して講演を行い、参加者に深い印象を与えた。

 会議のあと、参加者は西安市内に出て市民に聞き取り調査を行い、水質汚染区域の一部を視察した。

 9月21日、旗野秀人氏、谷洋一氏、相川泰氏が北京市持続発展可能促進会と環境友好公益協会に招聘され、北京で“水質汚染を根絶し、水資源を保護して、エコオリンピックを迎えよう”という会議に参加した。ここでも北京市民と小学生らに水俣病の原因とその被害、水質汚染解決への取り組みを紹介し、私達の生きる源、水資源保護の必要性を訴えた。

 会議では、最後に“水質汚染を食い止め、水資源を守ろう”という提案書を発表し、各界が人類と自然の共存を実現すべく協力を呼びかけた。東アジア環境情報発伝所は既に3回の日中韓環境市民会議を成功させている。第1回は 2002年11月東京で、第2回は2004年にソウルで行われている。

◇   ◇

関連記事:
水俣の経験は中国に伝わったか―第3回東アジア環境市民会議報告(前)
http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J06092901J
旗野さんの「冥土のみやげ」――第3回東アジア環境市民会議参加報告(後)
http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J06100601J






記事執筆、翻訳
日付 2006-10-11
筆者 康 雪 (KANG, Xue)
媒体 寄稿
団体名 東アジア環境情報ネット
URL
翻訳者 久保麻衣子

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