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生態系 NGOの援助を受け“新”野生ヤクチーム活動開始

青海省 近日、青海チベット高原環境生態促進会(別名「新野生ヤクチーム」)が青海省治多県民生局の批准を受け設立される。

 ココシリの野生ヤク密猟を取り締まる野生ヤクチーム隊員(チベット族6名、漢族1名)から成る野生ヤクチーム青海チベット高原環境生態促進会(別名「新野生ヤクチーム」)が、近日青海省治多県民生局の批准を受け設立され、ゴルムド市にオフィスを構えることとなった。当協会の宗旨は、三江源地区の生態環境保護により青海チベット高原の生態環境保護を実現させることである。

 チベットレイヨウは、海抜4千から5千メートルの土地に生息する中国青海チベット高原特有の動物であり、国家一級保護動物に指定されている。ワシントン条約の付録1では絶滅危惧種として国際取引が禁止されている。 90年代には、チベットレイヨウから作られる毛織物、シャトゥーシュが国際ブラックマーケットに出回り始め、巨額の利益を得ようと多くの密猟者がココシリに侵入、チベットレイヨウの違法狩猟が行われた。

 1994年1月18日、青海省治多県西部工作委員会書記、傑桑・索南達傑氏は、ココシリでのチベットレイヨウ密猟者との激しい銃撃戦の末、糾弾に倒れた。1998年11月8日、西部野生ヤクチーム初代隊長奇卡・扎巴多傑氏が青海省玉樹州にて無念の死を遂げた。

 その数年後、西部野生ヤクチーム隊員はココシリにて密猟者と想像を絶する激戦を展開、各界からの支持と援助を得たが、密猟取締の強化、ココシリ管理局の設立により、野生ヤクチームは解散に追い込まれた。 彼らの多くは職も生活保障もない状態ながら、ココシリでの戦いの日々を忘れることはなく、ココシリのためのチベットレイヨウ保護活動再開を強く望んでいた。これが野生ヤクチーム青海チベット高原環境生態促進会の起こりである。

 野生ヤクチームはココシリ山腹でのパトロールについては習熟していたが、民間NGO運営、プロジェクト計画、それに関わる業務、オフィス管理等は全くの素人である。 彼らは密猟者と戦う勇気と無人地区での運転技術や雪山・氷河・野生動物の知識だけで本当にやっていけるのかどうか不安であった。

 2年の努力の結果、彼らはこれまでのパトロールと密猟取締活動の功績とその写真をまとめた。また、コネを使いオフィスと展覧室用に3部屋を借りることができたが、オフィス設立に問題が起こり、2006年12月、副秘書長の公保・扎西氏は4名の野生ヤクチーム隊員と共に北京に赴き援助を求めた。結果、自然の友、緑の友ネットワーク、緑色北京、富平学校、中央電視台、アメリカ大使館等より援助を受けることができた。 自然の友からはオフィスおよび展覧室の設立に十分な金額の寄付だけでなく、パソコン、スキャナー、プリンター、ファックス等のオフィス用品が寄贈された。

 かつての索南達傑(ソナンダジェ)自然保護ステーションボランティアの趙文耕氏は、公保・扎西氏に伴い自費でゴルムド市に赴き、実際の状況を把握、関連機関を訪問。 また、青海大学からのボランティア募集、野生ヤクチーム隊員へのパソコン操作等オフィスワーク研修サポート、規則制度制定、学習プロジェクト計画書作成等も行った。 これによって野生ヤクチーム隊員は自信をつけ、環境保護の道を再出発。 活動の重点を、三江源地区の牧畜民およびゴルムド市に移住した牧畜民に対する生態保護の宣伝と環境教育、とした。

 このようにして、かつてのココシリパトロール野生ヤクチームではなく、全く新しい活気に満ちた青海チベット高原環境生態促進会が誕生したのである。

 野生ヤクチーム隊員がココシリに身を捧げて10年あまりの間、ある者は命を落とし、ある者は身障者となったが、誰として後悔した者はいない。 その犠牲は国や国民の生態環境保護意識を喚起し、また、チベットレイヨウを世に知らしめ、ひいては2008年のオリンピックマスコットにもなった。 人々が彼らとその活動を心に留めてくれていればそれで彼らは満足なのである。

 彼らの新しい道においても引き続き野生ヤクチーム精神が発揮されることを祈って。

連絡先
電話&FAX:0979-7225396
電子メールアドレス:wildyakteam@gmail.com wildyaktem@163.com
ブログ: qingzang2007.blog.hexun.com
住所:青海省ゴルムド市中山中路24号(ガソリンスタンド向かい)
郵便番号:816000

寄稿:趙文耕
責任者:扎多







記事執筆、翻訳
日付 2007-02-14
筆者 趙文耕
媒体 寄稿
団体名 青海チベット高原環境生態促進会
URL http://www.qingzang2007.blog.hexun.com/
翻訳者 中文日訳チームA班 歳国

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