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その他 『環境保護局長を責めないで』が出版される

北京市 初めて都市の立場から都市の“自浄責任”について人々の思考を促す書籍が出版された。

 環境保護担当記者著『環境保護局長を責めないで』が出版された。

 4月17日、北京の世界知識出版社より「光明日報」記者馮永鋒氏の“環境科学普及報告文学”作品2作目、『環境保護局長を責めないで-北京から見た中国都市における環境保護の前途』というユニークなタイトルの本が出版された。この本は北京を例に挙げ、中国の都市における環境改善の道を探っている。書中では環境悪化は全国民の責任であるとし、本のカバーには国民が被告人として生態法廷に立たされている漫画もある。

 馮永鋒氏は「光明日報」の環境関連記事の記者である。本作品は初めて都市の立場から都市の“自浄責任”について人々の思考を促すものである。書中、都市は最も生態が劣悪であり、農村より環境保護の責任は重く、都市住民は農村住民より更に保護活動に従事すべきだ、としている。

本書は8章から構成されている。
“問城”(都市に問う):生態観点からの北京市考察
“問廃”(ゴミに問う):都市ゴミの活路
“問水”(水に問う):北京市の造水
“問気”(空気に問う):北京市の自動車排気汚染
“問天”(太陽に問う):北京“ソーラー都市”計画
“問路”(交通に問う):快速公共交通機関と電気自動車
“問荒”(荒廃に問う):北京の自然保護と保存
“問人”(人に問う):個人の環境責任
“付録”:“自然大学”プロジェクトの経緯

 この本のカバーには目を引くコピーがある。“中国初の市民環境保護報告書”、“2007年以後中国が金をかけるべきは環境保護”、“2007年以後の非識字者、それは環境保護を知らない者である。”この本は中国の環境保護関連本ブームをリードしようとする気概に満ちている。

 馮永鋒氏は次のように考えている。

 中国人は“本質的に自然を愛してはいない。”また、都市化の加速が国民の原著読解力を喪失させた。その原著の1つは中国の伝統文化作品であり、現在では「解説」「心得」「論評」「絵本」「テレビドラマ」にされてはじめて少しばかりの関心を得るぐらいとなった。 更に重要な原著は大自然である。 中国人には古来自然界との間にある種の阻隔が存在し、知識権と政治権を持つにつれますます自然界から遠ざかっていった。 現在、消費活動が過熱し、人々は“最高生態”地区での生活を求めるが、その地区の住民には自然界への好奇心など見られないというのが現状である。

 各地の環境保護組織は“公衆環境保護服務機構”を創り、最も簡便な方法で人々に地元の自然への愛情を抱かせるような“環境保護商品”を考案すべきである。『環境保護局長を責めないで』の付録の1章に“自然大学案内”というページがある。筆者は、仮想の環境保護大学を創立し、各地の環境保護組織が、地元の歴史、地理、自然科学の専門家を動員し、人々が継続的かつ制度的にその地方の自然変化に注目するよう促したいと考えている。自然界の素晴らしさだけでなく、自然界の厳しさにも触れることにより、中国人の自然への愛情が呼び覚まされ、何かを得ることができるだろう。

-自然大学について

 自然大学は、北京地球村環境教育センター、自然の友、緑家園ボランティアズ、アモイ緑十字、南京緑色の友、天津緑色の友、蘭州グリーンキャメルベル、全国大学生グリーンキャンプ等のNGOが2007年3月に共同で発起したプロジェクトである。また、中国科学技術協会の支持も受けている。

 当大学は、バーチャルコミュニティの環境保護大学で、セルフサービス型の人材教育方式により、
次のような内容にて公衆への環境教育を行うことを目的としている。
・フィールドワークに参加し、自然環境に触れる。
・環境問題から自然を学び、人々の自然への理解を深めさせる。
・自然を観察、その変化に注目し、自然を愛で楽しむ。
・環境汚染の改善活動に参与する。
なお、この大学の名前には“大自然に学ぶ”“大自然の中で学ぶ”という2つの意味が込められて
いる。教室はすべて屋外にあり、学費は無料である。







記事執筆、翻訳
日付 2007-04-18
筆者 康 雪 (KANG, Xue)
媒体 寄稿
団体名 地球村
URL
翻訳者 中文和訳チームA班 歳国真由子

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