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大学生ボランティア「湿地の使者」、夏休みは水源地保護に注目
中国上海にて――「明日、私たちは安全な飲料水を飲めるだろうか。現在、いったいどれだけの水源地が汚染と過度な開発の脅威に晒されているのだろうか。私たちの‘命の源’は今後、確実に守られていくだろうか。湿地の使者として、また未来を担う力として、私たちは水源を守るために何をしなければならないのだろう。」
7月15日の午前、‘飲み水をきっかけに水源地を守ろう’――2007年湿地使者運動の開会式が上海復旦大学で行われた。復旦大学、北京大学、南京大学などの全国各地の27の学校から40人の湿地使者が集まり、以下のように呼びかけた。「太湖の藍藻による水質汚染のようなことを再び起こさないために、中国の持続可能な発展のために、私たちの次の世代に青い水と空を残すために、私たちは今すぐに行動し、水源地を共に守っていかなければならない。
水源地とは、飲用水の源となる河川、湖、貯水池、池などを指し、規模に関わらず水源地の状態は下流に住む人々の健康と生産活動に直接影響する。開会式のあと、27の湿地使者団は分かれて、長江流域と北京周辺の13の省、市、自治区の水源地25箇所を訪れ、調査と宣伝、教育活動を行った。訪れた土地は以下のとおり。青海省の通天河、沱沱河地区、四川省の岷江、南水北調の水源地でもある丹江口ダム、藍藻汚染が起きたばかりの太湖(江蘇省無錫市、上海の水源地である淀山湖、北京市官庁ダムなど。
湿地使者運動は市民の湿地保護意識を高め、大規模な宣伝活動を展開するため、全国高校の大学生環境保護団体と環境保護ボランティアを募り、夏休みを利用して湿地保護活動を行うことを狙いとしている。湿地使者運動は2001年に始まり、毎年10から20の大学生環境保護ボランティアの活動を支持している。
2007年湿地使者運動は国家林業局湿地保護管理中心、水利部水資源管理部、 WWF(世界自然基金)、国際湿地公約事務局と共同で行われ、香港上海銀行(HSBC)とコカコーラから資金提供を受けている。
WWF中国主席代表のオゴーマン氏は以下のように述べた。「都市か農村かに関わらず、水源の保護は中国の十数億の命と密接に関係している。今年の湿地使者運動は‘水源の保護’をテーマに行われていて、大学生の湿地使者が長江流域や北京の水源を調査することで、社会全体に水資源に対する関心を呼び起こしてくれることを期待する。」
7月13日、14日に主催者である復旦大学は湿地使者の代表を集め、集中合宿を行った。開会式の後、運動に参加した使者は上海市の水源地のひとつである淀山湖を訪れ、上海市の水源保護の現状を視察した。
☆リンク:湿地使者運動について更に知りたいかたはこちらをクリックしてください。
http://www.wwfchina.org/aboutwwf/miniwebsite/07waa/index.shtm
淀山湖は上海青浦県の西部、市中心部から約50キロメートルの場所に位置する、上海最大の水源地である。湖はひょうたん型をしており、面積は63平方キロメートル、杭州の西湖の約12倍にあたり、水深は約2メートル。黄浦江、吴淞江にも通じ豊富な水をたたえている。元来湖底には淀山という山があったが、南宋後期の時代から、湖畔の周囲に田畑が広がり、湖面は縮小していった。現在淀山は、湖の東約2キロメートルの陸地に位置している。淀山湖の保護は上海市住民1800万人の飲料水の安全に重要な意味を持つ。淀山湖は‘HSBCは環境保護と共に’プロジェクトは、上海における重要な実施地点であり、2007年後半に稼動予定だ。WWFはさらに‘安らぎの地域を目指して、江南の水郷を取り戻そう。街の命の源を求めて’をコンセプトに活動を広げる予定だ。
更に詳しい情報を知りたい方はこちらまでご連絡ください。
WWF(中国)対外連絡部連絡係 庄士冠
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