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生活環境 公共建築物で温度測定、環境NGO連合が夏の氷の家を探す

北京市 環境NGOが北京の街頭に繰り出してホテル等の室内温度を測定し、“26度” 温度制限省エネ政策の成果を検証した。

 8月13日は中国の旧暦で中伏(夏至後第四の庚の日から立秋後の最初の庚の日の前日まで)の最後の日である。北京地球村、世界自然基金会、自然の友、緑色和平、エネルギー基金会、北京富平学校、保護国際、中国国際民間組織合作促進会、及び中国環境文化促進会等の環境NGOの職員が北京の街頭に繰り出し、ボランティアと共にホテル、レストラン等の公共建築物の室内温度を測定し、“26度” 温度制限省エネ政策の成果を検証した。加えて、普段の生活で適切なエアコンの設定温度と省エネを市民に呼びかけた。

 エアコン温度設定キャンペーンは、7月に開始した“省エネ20%市民運動”では初めて複数の環境NGOが共同で行なった活動である。温度測定チームはそれぞれ北京、上海、鄭州、青島、重慶、合肥、温州、香港等の商業区で一斉にキャンペーンを開始した。北京では4組の温度測定チームが王府井大教堂から出発して、それぞれ西単、王府井、国貿と亮馬河の4つのエリアの主なホテル、レストラン、オフィスビル、デパートの室内温度の測定を行なった。

 3時間の温度測定活動を経て、4組の温度測定チームは王府井、西単、国貿、亮馬橋等の商業区で16の公共建築物で測定を行なった。一部の場所で室内温度が26度を下回ったものの、大部分の公共建築物で国務院の『民間建築物省エネ条例(草案)』にある夏場の公共建築物内のエアコン温度を26度以上にするという規定が厳格に守られていたことは喜ばしいことである。

 周知の通り、エアコンはかねてから夏の大量エネルギー消費の原因となってきた。エネルギー問題が日増しに深刻化する今日において、エアコンの効率的な使用は大きな経済的意義を持つだけでなく、決して無視できない環境的意義を持っている。国は第十一次5ヵ年計画の中で、単位GDP当たりのエネルギー消費量を20%削減という壮大な目標を掲げているが、中国はまさに高度経済成長期にあり、この目標の実現への責任は重く、その道のりは長い。このため、全市民が省エネに参加し、全社会で共に努力していくことが、中国の省エネと排出抑制戦略にとって非常に重要な意義を持つ。エアコンの設定温度を上げることはささいな行動だが、全市民が参加することで環境を大きく変化させることができる。

《省エネ20%市民キャンペーンの背景紹介》

 “省エネ20%市民キャンペーン”は各地の環境NGOが共同で発足した、エネルギー消費の少ないライフスタイル、消費スタイルの提唱を中心とする市民共同キャンペーンである。国がすでに実施している各種省エネ政策及び措置に合わせ、実用的な省エネ手段の提唱やエネルギー消費ラベルの普及、エコ外出、エコ照明等の一連の活動を展開している。科学的手法により全体的な省エネ効果を推計し、2008年のオリンピックに向け中国市民のエネルギー、環境、気候変動などの問題に取り組む決心と、2010年までに中国の消費エネルギー20%削減という省エネ目標の実現に貢献すべく民間の知恵を示していく。

参考:“省エネ20%市民キャンペーン”公共建築物の温度測定結果

場所 平均温度 時間
王府井エリア 新東安商場 25.6 13:36
工美大厦 25.3 13:57
東方君悦 24.1 14:20
東方新天地 26.2 15:15
北京飯店 26 15:30
国貿エリア 国貿西楼二階飲食エリア俏江南 27.9 14:20
国貿13楼22層オフィスフロア26.2 14:50
凱徳大厦 22.1 15:25
招商局大厦 27.6 16:25
亮馬橋エリア 長城飯店 25 14:00
亮馬河 26.1 14:20
燕莎ショッピングセンター 25.6 14:45
如家酒店 24 15:15
西単エリア 中友百貨二階 24.3 13:50
中友百貨四階23.3
君太百貨一階 24.4
君太百貨最上階24
西単商場一階 25.6
西単商場最上階23.9
時代国際一層26.7 15:25 
時代国際二層25.9


キャンペーン現場

ボランティアが北京のデパートで温度測定


記事執筆、翻訳
日付 2007-08-15
筆者 張 凱
媒体 寄稿
団体名 北京環境友好協会
URL
翻訳者 中文和訳チームB班 上田知子

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