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「自然の友」が論評、グリーンGDP計算体系の堅持に、環境保護関係各界の責任は重く、道は遠い
7月23日、中国の《新京報》によると、“グリーンGDP”研究プロジェクトの技術グループ長、王金南氏は、ただ一度の正式な報告を公表しただけの“グリーンGDP”プロジェクトは、始動からたったの3年で、すでに報告公表の“無期延期”を言い渡されたことを明らかにした。これに対し、「自然の友」は以下の論評を発表した。
グリーンGDP計算体系の堅持に、環境保護関係各界の責任は重く、道は遠い
3年前のグリーンGDPの登場は、間違いなく、わが国の環境保護政策におけるひとつの進歩であった。また、そこには、持続可能な発展を、理念から少しづつ実践に移そうとするわが国政府の決心と努力を十分に見て取ることができた。いまや、グリーンGDP報告は浅瀬に乗り上げ、残念な気持ちを禁じえない。しかし、今最も重要なことは、グリーンGDP報告の公表期日を繰り返し質問することではなく、いかにグリーンGDP計算体系を完全なものに近づけ、その影響を確実なものにするか、に注目することである。
わが国社会の持続可能な発展に対し、グリーンGDPが果たす積極的な作用は明らかであるが、かといって、わが国が持続可能な発展をとげる社会を実現する過程で直面するすべての問題を、それにより解決できるわけではない。グリーンGDPの理論は複雑で、市場経済環境の中で、貨幣を評価基準とするグリーンGDPシステムは、ひとまとまりの仮定に基づいて計算されるため、 将来の実施過程では多くの問題に直面することになろう。このことは私たちに以下の注意を呼び覚ます。グリーンGDP計算体系を進めるにあたり、グリーンGDPは重要な構成部分ではあるものの、環境コストのすべてを反映することはできないということ。また、私たちは同時に、汚染事件の統計・生物多様性指数・国民の身体健康レベルと生命の安全調査など、その他の計算手段を重視し、研究に尽力すべきである、ということ。
目下、わが国ではGDP至上主義が依然として主流を占めている。グリーンGDPの試みは、持続可能な発展の理念を政府管理の中に内在化するものである。この方向を継続していくことでのみ、“GDP崇拝”から脱却しようとする努力も、効果を生み出す可能性が芽生えるのである。グリーンGDPの一時的な停止は、中国の環境保護新政の責任は重く、道は遠いことを示している。国家の持続可能な発展のため、私たちはグリーンGDP計算体系の研究と実践を堅持し、評価システムの各種の理論研究・検討・試みはすべて継続的に強化すべきであって、「一時停止」を「永遠に停止」にしてはならない。
私たちは社会の各界に対し、グリーンGDPに注目するよう呼びかけたい。政府・研究機関・民間組織などの社会の各方面が心をあわせて協力し、ともにグリーンGDP計算体系を継続して発展させていこう。それはただのはじまりであって、環境保護の道を進むために、私たちは更に多くの努力を払わなくてはならないのだから。(2007年8月2日)
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