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2007年『中国海洋環境質公報』によると、中国の昨年の近海汚染は依然として深刻である。
中国が15日に発表した『2007年中国海洋環境質公報』によると、昨年中国全海域でクリーン海域水質に達していなかった面積は2006年に比べわずかに減少したものの、近海海域の汚染は依然として深刻である。中国国家海洋局官僚は、今後、中国は近海の汚染対策を強化し、陸から海への汚染物質排出口のモニタリングを強化し、海洋事業プロジェクト実施の認可のハードルをより厳しくするとしている。以下は、本放送局李琳記者取材の報道である。
15日に公表された『2007年中国海洋環境質公報』によると、中国の全海域でクリーン海域水質基準に達していなかった面積はおよそ14.5万平方kmで、昨年に比べ約4,000万平方km減少している。しかし、近海の汚染は依然として深刻であり、主に遼東湾、渤海湾などの中国の内海及び黄河口、長江口など主な河口と一部中・大都市の近海局部水域に分布している。主な汚染物質は、無機チッ素、活性リン酸塩及び石油類である。汚染の影響により、中国近海の生態系悪化は未だに緩和されていない。
中国国家海洋環境モニタリングセンターの韓庚辰副主任は、15日に開催されたニュースリリースの席上、中国の海洋汚染がいまだに好転しない主な原因は陸の汚染物質の海への排出だ、と述べた。
「海洋環境汚染をもたらす主な原因は陸の汚染であり、点源汚染と面源汚染、大きな河川がもたらすもの、海上の養殖はいずれも汚染をもたらし、これらが積み重なったことにより、わが国の汚染には根本的な好転が見られないのだろう」。
中国国家海洋局のモニタリングによって、2007年は中国のおよそ87.6%の汚染物質排出口が汚染物質排出基準を超過していたことがわかった。また、40ヵ所の汚染物質排出口に総合生物影響モニタリングを行ったところ、34ヵ所の排出口が排出している汚水が海洋生物に害を与えていることがわかった。
中国国家環境保護総局の話によると、海洋に排出される陸からの汚染物質が増加し続けている現状に対し、今年中国は海岸帯と近海の生態保護を重点として、陸からの汚染物質と海上汚染物質の海への排出総量を厳格に規制しすると同時に国際的な協力を強化して、他国の陸からの汚染物質規制分野での先進的経験を取り入れていくそうだ。また、中国は海洋自然保護区の建設を強化し、海岸帯の生態環境の改善を促進していくとしている。
中国国家海洋局海洋環境保護司の林山青副司長は、席上、今年国家海洋局は引き続き海への汚染物質排出口と重点海域のモニタリングと監督を強化すると同時に、海洋事業プロジェクト実施許可のハードルを一層厳しくする、としている。
「環境アセスメントの審査で国家の環境保護政策に合致しない海洋事業は、いずれも不許可とする。また、我々国家海洋局が許可した海洋事業プロジェクトが、
産業リストに合致していないか(または)国家が制限、淘汰した産業である場合は、
環境アセスメントの審査のハードルをさらに高める 」。
『2007年中国海洋環境質公報』で示された渤海海域の深刻な汚染問題に対し、国家海洋局官僚は、「間もなく公布される『渤海環境保護全体計画』で、投資の度合を強めることによって、省エネ・排出削減、環境保護などの分野で、渤海海域の環境を改善することが提起されている」と語った。
また、公報では、モニタリングの結果、中国東部山東青島のオリンピックヨット競技場の環境質は海上のヨット競技の要求を満たしている、と示されている。
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