Google WWW を検索 サイト内検索

環境ニュース

市民団体・市民紹介

地球と生きる方法

環境ニュース > 環境汚染 (中国 発)

環境汚染 日中友好の劉湾上水道施設着工 6村落1万2117人の飲用水問題を解決する見通し

湖北省 襄陽区朱集鎮劉湾村飲用水改善プロジェクトが稼動

 湖北省襄樊市襄陽区朱集鎮劉湾村は河南省に隣接し、同村を流れる白河が生活の一部となってきた。ここ10年、村民は川辺に深さ100メートル以上の井戸を掘り、安全な飲用水を確保することを願い続けてきた。そして今、この夢が実現されることとなった。

2006年10月12日、在中国日本国大使館の染野憲治一等秘書官が襄樊市に赴き、現地NGO「緑色漢江」のオフィスで活動状況などについて対話を交わした。染野氏は強い関心を示し、「緑色漢江を応援します!日中友好!」のサインを残した。

 2007年3月5日~7日、染野氏ら4名が調査のため同市を再訪、緑色漢江の運建立会長に草の根・人間の安全保障無償資金協力(「利民工程」)のプロジェクト説明書を手渡した。運会長は緑色漢江のボランティアを率いて数度にわたる現地調査および鎮長、村長との座談会を実施し、市・県の水利局との協議に基づき、「劉湾村飲用水改善プロジェクト」の実施を決定した。

 同年8月29日、在中国日本大使館の百崎賢之参事官が現地調査に訪れた。北京に戻った後、プロジェクト担当の加瀬氏が運会長と緊密な連絡をとりながら準備を進め、9月下旬には審査を終え、日本政府の認可を得た。

 プロジェクト策定の過程で、緑色漢江は湖北省人民対外友好協会の呉建民秘書長、外事僑務弁公室、市委員会、市政府、水利部門、襄陽区・朱集鎮各地方政府の支持と協力を得た。

 12月12日、運会長は日本からプロジェクトが正式な認可を得たとの電話を受け、2日後にはプロジェクト締結書に署名した。このとき、運会長は劉湾村の村民に一番にこの喜ばしい知らせを伝えたいと思った。このプロジェクトは同村および周辺住民1万人余りの夢だったからだ。

 12月15日、湖北省政府と在中国日本大使館が共催した「2007湖北-日本ウィーク」開幕の際、「湖北省襄樊市襄陽区朱集鎮劉湾村飲用水改善計画」の契約署名式が同省外事僑務弁公室会議庁で執り行われ、岩永正詞参事官と緑色漢江の運建立会長がサインした。湖北省外事僑務弁公室の駱新華主任、湖北省人民対外友好協会の呉建民秘書長が挨拶し、襄樊市政府の柴普林副秘書長、同市外事僑務弁公室の劉明生副局長、外商投資企業協会の袁林秘書長、襄陽区の馮雲波副区長、同区外事僑務弁公室の張勝主任、水利局の魯建忠副局長も署名式に参加した。

 「利民工程」は日本大使館が実施する地方を対象とした無償資金協力案件で、プロジェクト1件当たりの支援金額は1000万円(約62万元)。審査を円滑に進めるために緑色漢江はさまざまな業務を行い、12月15日午後の正式契約に至った。同プロジェクトの投資総額は355万元で、うち日本政府が62万元を負担する。1日当たり供水量2000トンの上水道施設建設、地下深層の井戸掘削により、朱集鎮の劉湾、三合、袁湾、郝湾、潘湾、路庄など6村落2826世帯、1万2117人に安全な飲用水を供給できる見込みだ。これにより住民の健康、生活条件の改善、生活レベルの向上も保障する。

 2008年2月24日午前10時、襄樊市、襄陽区の政府役員および6村落の代表、緑色漢江のボランティア100名余りが上水道施設の予定地に集まった。まず襄陽区の王建軍副区長、朱集鎮の鄭同文鎮長、市政府関連の副主席がスピーチしたあと、爆竹と太鼓の音の中で、緑色漢江の運建立会長が「日中友好の証である劉湾上水道施設建設が起工しました!」と宣言した。同プロジェクトの稼動は、日中の協力の下に利民工程が正式にスタートしたことを意味する。これは現在のみならず将来まで利益を及ぼし続けるプロジェクトだ。

 起工式で王建軍副区長は「このプロジェクトは大衆のためのプロジェクトだ。建設者には上水道整備により環境を改善し、経済をけん引し、村民の幸福を創出するという意識を持ち続けてほしい。建設、利用、長期利益という目標のためには誠心誠意の仕事が必要で、このプロジェクトが襄陽区の農村の飲用水改善プロジェクトの模範となり、全国の模範となるよう努力したい」と述べた。







記事執筆、翻訳
日付 2008-03-05
筆者 運 建立
媒体 寄稿
団体名 緑色漢江
(Green Han River)
URL http://www.greenhj.org/
翻訳者 中日翻訳チーム 上田亜希子

掲示板 新規書き込みは >>こちら

No Comments

page top