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四川茂県黒虎郷中心小学校は、中国赤十字ジェット・リーONE FOUNDATION計画の資金援助を得られることになった。
四川茂県黒虎郷中心小学校は「被災後エコ学校再建プロジェクト」として、5ヶ月以上の前期視察とプロジェクト申請を経て、最終的に中国赤十字ジェット・リーONE FOUNDATION計画の資金援助を得られることになった。2009年1月24日にプロジェクト資金援助協議が正式に締結され、半年近く検討されてきたプロジェクトがついに実施されることとなった。
先日、自然の友と茂県教育局、黑虎小学校、茂県人民政府が正式に四者間協議を締結し、四川省阿壩州茂県黒虎郷中心小学校への援助建設プロジェクトがスタートした。
北京别処空間建筑設計事務所は、2009年1月から時間的に厳しい学校施工図設計段階に入り、2ヶ月間の弛まぬ努力によって、施工図はまもなく完成する予定である。現在プロジェクトは整然と進められている。
環境教育に関する「ソフト」部分では、自然の友は適切な時期に、現地の条件が許す情況の下、プロジェクト実施過程において、自然の友がすでに行っている「グリーン希望行動」および「グリーンマップ」の関連活動に組み込み、下半期には環境教育カリキュラムの調査研究、準備を進め、活動が進むにしたがって、学校の教師と生徒たちがグリーン環境保護の理念を形成していき、最終的には自主的に環境教育活動および関連学校管理制度を構築するようにしていく予定だ。
学校再建事業は4月上旬に正式にスタートし、主要教学用建築物は2009年8月に竣工し、9月頭には使用を開始する計画である。全体事業は2009年11月までにすべて竣工し、引き渡される計画である。
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茂県黒虎郷――茂県西北の西北28㎞に位置し、海抜は2,000~2,500mの間で、岷江上流の干ばつ地帯に位置し、純チャン族地区である。全郷人口は3,000人である。この地の黒虎チャン族は古くからのチャン部落のひとつであり、文字の伝承が途絶えたことから、現在は純粋なチャン語文化を残すのみとなっている。黒虎郷の最も美しい風景は黒虎羌寨古彫刻群であり、郷所在地脇の尾根に屹立している。
黒虎郷中心小学校は1952年に創立され、現在の在校生は324人、寄宿制学生は260人、教職員は18人、学校建築面積は1,221㎡である。「5•12」ブン川大地震の影響を受け、D級危険建築物の建築面積は700㎡に達し、震災後の家屋、設備、施設などは壊滅状態となった。州被災後学校再建の原則に基づき、県人民政府は黒虎郷中心学校管轄区内の村の小学校2校を中心学校に統合することを決定し、学校の規模は8クラス、教員数は25名となった。建設後の黑虎エコ小学校の敷地面積は4498.3㎡で、教学および補助建築物1580.2㎡、学生および教員宿舎2349.3㎡、食堂512.4㎡、バスケットボールコート1ヵ所が新たに建設された。教学規模は8クラスで、324人の就学生徒、324人の寄宿生徒を受け入れることが可能である。
学校再建の設計原則:
1)持続可能な発展の原則:資源とエネルギーが非常に乏しい黒虎郷では、生存のためには持続可能な発展の道を歩むしかなく、学校も例外ではない。自然を尊重し、水土を保全し、過度の開発を止め、先進的な技術と理念を利用してこそ、自然と調和のとれた共存を成し遂げることができる。同時に、学校は社区の教育・PRの場でもあり、エコ学校自身が村民と学生に大きな教育的意義を有している。
エコ校内では以下のハード面で「エコ」が実践されている:
a. エネルギーの統合および総合利用。
b. 循環可能、再生可能、回収可能な素材の使用。
c. 汚水および廃棄物処理技術。
d. 水資源の節約。
e. ライフサイクルから建造コストを考慮。
2)地域文化の継承:現地の建築は地域の特徴が非常に色濃く表れており、建築材料も間取りも独特である。新たな建築は現地の優れた伝統を考慮、参考にし、地域文化を引き継いでいる。
3)エネルギーの統合および総合利用:保温壁体、屋内および真空ガラス窓を用いることによって、建築物の熱慣性を強化し、建築の快適さを高めエネルギーを節約することが可能である。現地調達の材料を用いることによって、輸送コストを節約し、エネルギー消費および温室ガスの排出を削減することが可能である。太陽エネルギー温水技術を用いることによって入浴などの生活温水を提供すること同時に、教室に暖房熱源を提供する。農村の特徴を活かして、メタンガス池を建設し、厨房に必要な燃料を提供する。
4)現地で豊富な切り石材料を用いて、建築の壁体材料とする。鋼材、木材など回収可能な材料を建築材料とする。危険建築物取り壊しの際のレンガを建築充填壁体材料とする。危険建築物取り壊しの際のレンガを建築地盤の補充材料とすることによって、地震で残された大量の分解不可能な建築ごみを処理しただけでなく、現地産業の発展を促進した。
5)汚水および廃棄物処理技術:三室型肥溜め+小型生態湿地技術を採用して生活汚水を処理し、無害化処理を行うことによって、直接排出、有機肥料の提供を可能にする。油分離タンクを採用してキッチン汚水を処理する。ごみ分類収集システムを構築することによって、有機ごみはメタンガス製造に用いることが可能になり、回収可能なごみは現金化が可能である。少数の回収が不可能なごみは埋立処理を行う。
6)節水技術:節水型衛生サニタリーを採用して、節水する。室内雨水収集システムを使用して、雨水を収集し、水遣り・掃除に用いる。
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