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中国全土 桐柏県盗伐調査(その1)

 淮河の源流、桐柏県では、淮河防護林と国家公益林で盗乱伐が行われている。桐柏県周辺はすでに盗伐ビジネスが盛んで、食用菌種、採鉱用坑木、古木売買、炭材加工等、材木の需要が巨大化し、不法乱伐が後を絶たない。盗伐等の違法行為をいかに制止するか、当地政府は有効で実施可能な措置を採るべきである。

盗伐された材木が至る所に

 2009年4月9日から12日にかけて、長年淮河の生態に注目していたメディア記者と環境保護ボランティアからなる淮河源流生態視察団が桐柏県に赴き、当県の生態保護状況を実施調査したところ、盗伐、非法輸送および非法売買、無秩序な野焼き、違法開墾、老木売買等、生態破壊行為が見られた。記者は更なる真相をつかむべく、環境保護学術調査研究員を装いこの視察に参加した。

 4月9日午前、視察団一行8名は信陽を出発し、国道312号線を桐柏県に向かって走った。湖北省随州市内を通過中、国道の両側に積まれた新しい木材をよく見かけた。その中でも桐柏県から遠くない随州市小林鎮と淮河鎮一帯では、道沿いに積まれた木材の量はとりわけ多かった。
「これらの木材はほとんど桐柏県のもので、ここで売られ、さらに周辺の県や市に転売されるのです」と視察団に随行している桐柏県造林業者は語った。

 視察団は桐柏県郊外の郷火龍店村で車を降り、公共道路右側の山を登った。この山は馬尾松の林だが、登ってすぐに伐採後の切り株ばかりが見え始めた。切り口は粗く、樹齢を問わず伐採しているようだ。気になったのは、切り株が焦げて真っ黒で、周辺の木にも焼かれた跡が見られたことだ。造林業者に聞くと、「切り株を焼くのは造林地の火事と見せかけるためです。そうすると、伐採したのは火事で死んでしまった木だと言えるでしょう。でも実際は先に伐採してから焼いているのです」とのことだった。

 更に上を目指して登ると、乱伐や野焼きの跡が更に多く見られ、あるところでは、野焼きの面積が大きすぎて木が枯れ、春の緑林の中、黄色い枯れ葉が眼を刺すほど目立っていた。頂上から胡家溝村方面に下山する途中、視察団は伐採されたばかりの現場を見つけた。現場を撮影していた視察団に驚き、3人の盗伐者が瞬く間に山を降りて逃げていった。下山後、視察団の服には黒い汚れがついていたが、これは焼け焦げた木に触れた跡だ。

 4月9日午後、視察団は桐柏県呉城鎮王寛店村一帯を訪れた。道路の脇には、『ここは1万ムーにおよぶ国家重点公益林であり、淮河の防護林でもある』と示した碑が立っている。しかし、村の背後にある山から真正面に見えたのは、切り株、開墾しつくされた山、遠目には広大な山頂にわずかばかりの小さい木が見えるだけだった。「これらは世界銀行の借款で植えられた湿地松で輸入された樹種です。乱伐されると回復までに非常に長い時間がかかります」と当地の村民は語った。

 この山の下流は淮河。山は開墾で掘り起こされた新しい泥土で覆われている。同行した環境保護写真家の小霍は「もし暴雨が起これば、泥土が河に流れ出し河道閉塞が起こるだろう」と語った。

 規定では国家重点公益林の乱伐は厳重に禁止されている。しかし、視察団は今回の限られた訪問の中で、王寛店の盗伐はもちろん、駐馬店泌陽県に近い大河鎮黄庄村の450ヘクタールの国家重点公益林で、しかも公益林表示碑のすぐそばで乱伐の跡を目撃したのだ。


積み重ねられた乱伐材

黒い切り株


記事執筆、翻訳
日付 2009-04-14
筆者 陳輝 河南日報記者
媒体 河南日報より転載
団体名 環境友好公益協会
URL http://www.envirofriends.ngo.cn/
翻訳者 中文和訳チームA班 歳国

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