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金沙江中流水力発電プロジェクト、華能集団及び華電集団の建設許可を一時撤回、山東省鉄鋼業界
建設プロジェクトの環境アセスメントを中止。
2009年6月11日、環境保護部スポークスマンの陶徳田氏は記者会見で、同部が一部の地域や企業が国家産業政策、発展計画や環境保護基準に著しく違反している開発行為を取り締まるべく、科学検証の結論や各種改善措置の完了に先立ち、当日付けで金沙江中流水力発電プロジェクト、華能集団及び華電集団(クリーンエネルギーや汚染防止プロジェクトを除く)の許可審査を一時中止し、山東省鉄鋼業界建設プロジェクトの環境アセスメントも合わせて中止すると発表した。
調べによると、上記の三大プロジェクトの批准を延期する理由は主に以下の通りである。
雲南華電魯地拉水電有限公司、華能龍開口水電有限公司の環境アセスメントの審査と許可を経ることなく金沙江中流にて華電魯地拉水力発電所や華能龍開口水力発電所の建設に着工し、すでに水流の堰き止めまで行った。華能伊敏石炭発電聨営プロジェクトの第3期工程に関しては現地の水資源が不足する現状を顧みず、冷却方法を環境アセスメントで指示された空冷方式から、許可なく水冷方式に変更した。また、山東省日照鉄鋼ホールディングス集団有限公司の熱間圧延コイル技術改良プロジェクトや、ウェイ坊鉄鋼集団有限公司の500万トン鉄鋼建設プロジェクトは中国政府の産業政策や鉄鋼発展計画に相反するものであり、環境アセスメント評価を受けずに建設を着工し、生産開始したものである。これらの企業や地域は中国政府の環境管理関連規則から大きく逸脱している。
環境保護部は今回の金沙江中流水力発電所の建設や、一部の企業及び地域で環境リスクの高い業界での建設プロジェクトの許可申請を一時中止する目的は、各地域や各企業が、政府の科学発展の方針や中央政府のマクロ経済コントロール、環境保護政策の要求事項を真剣に実行し、あらゆる建設プロジェクトが法律に則って施行されるように取り締まり、環境アセスメントを厳格に行うことである。環境保護部は許可審査を一時中止した地域や業界について、今後も定期的に追跡し、法律に沿って改善を促し、その結果を随時公表するとしている。
環境保護部は金融危機を克服するため内需を喚起している現在、一部の地域でレベルの低い過剰建設が行われ、「ニ高一資」(*高燃費、高汚染、資源消費型)のプロジェクトがこの隙に再び台頭する可能性があるとして警戒を強めている。中央政府は複数回にわたって「成長のために環境を犠牲することは決して許されない」と指示をしてきた。環境保護部は引き続き高燃費、高汚染のプロジェクトを重点取締り項目とし、「ニ高一資」プロジェクトや低水準の過剰建設の台頭を徹底的に防ぎたいとしている。
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