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その他 名士の旧居の取り壊し、やむを得ざる方法なのか?

北京市 北京西城区八道湾胡同11号―魯迅と周作人の旧居が間もなく取り壊されようとしている。

 《北京市建物取り壊し公告》が6月26日、八道湾胡同口に貼り出された。7月中旬に取り壊し工事を開始するため、住民は8月10日正午12時以前に立ち退きを終えるようにとの通達だった。しかし今に至るまで、住民は補償問題のために立ち退きに応じず、取り壊しはしばらく見合わせとなっている。一世紀近く紆余曲折を経てきた住居は、何を捨て何を取ろうとしているのだろうか?

■これはやむを得ざる方法なのか?

 八道湾胡同は北京の西城区趙登禹路上に位置する。周囲は大小様々な工場が林立し、小さな市中の寺院や摩天楼が入り混じる中に、珍しい風景を成している。昔から北京に暮らしてきた地元の“北京人”でさえ、その存在を知らない。

 “魯迅の旧居”に関する表示は何もなく、狭く曲がった小さな胡同に足を踏み入れると、まさに隔世の感がある。曲がりくねった道を50mほど行くと地形はだんだんと広くなり、八道湾11号の裏門が現れた。出入口では、おばさんが洗濯物をしているところだった。建物の東側に作られた小さな厨房のかまどの上では、やかんが湯気を上げている。男主人はその傍らに立ち注意深くその様子を見ながら、時折体を斜めにして道を作り、出たり入ったりする隣人を通している。そこには取り壊しの様子などどこにもない。先月、初めて取り壊しの通達が来たと言う住民たちは“みな補償額について協議中だ。補償が不満だから、誰も引っ越していない”と話す。

 しかし、この四合院の破損状態は深刻だ。いくつかの木の板がなんとか門を支え、窓の上は煉瓦がむき出しになっている。敷地内には好き勝手に建てられた粗末な小屋がぎっしりと埋まっていて、古い家具、自転車などの雑物がいたるところに積み上げられていた。

 完全にかつて“三進”大四合院だった、潤いと輝きに満ちた大邸宅の風格は失われている。ただ当時使われたレンガがぼんやりと見え、人々に未曾有の非凡な過去があったことを思い出させる。

 魯迅が住んだ場所は、北京に4か所あると言われているが、八道湾はのちに魯迅博物館となった西三条胡同61号よりも有名だ。1919年11月に入居し、1923年8月に兄弟の不和が原因で磚塔胡同61号に引っ越すまで、4年足らずしか住んでいないが、魯迅はこの場所で《阿Q正伝》《風波》《故郷》《社戯》など名作を生み出した。道理でこのような小さな胡同と古い住宅の行く末を、近年来多くの人々が心配しているわけだ。

 八道湾胡同11号が再び取り壊しの運命にあると聞き、北京魯迅博物館館長や魯迅研究専門家の孫郁はわざわざ北京に戻り、すぐに関係部門と連絡を取った。孫郁によると、北京市西城区の関係部門は、西城区八道湾11号の建物はすべて取り壊すが、旧居は35中学の一部分として保存する予定だという。図書館として利用されるかもしれないというが、具体的な計画は明らかになっていない。


7月12日、北京西城区八道湾胡同11号—魯迅と周作人の旧居が間もなく取り壊される(欧阳晓菲 撮影)




記事執筆、翻訳
日付 2009-08-25
筆者 環境友好公益協会
媒体 寄稿
団体名 環境友好公益協会
URL
翻訳者 中文和訳チームB班  肥田 真理子

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