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生態系 緑色龍江が「ハルビンの野生サケ取引に関する調査報告」を完成

中国全土 人々はサケやイクラなどを大量に消費している一方で、サケの生態や生存状況についてはあまり理解していない。

 歴史上、中国のサケ捕獲地は、ウスリー川、黒龍江(アムール川)、松花江(スンガリー川)、綏芬江の撫遠・饒河・虎林・蘿北・黒河などで、黒龍江、ウスリー川、松花江の上流は産卵地である。20世紀末、長年の乱獲と生態環境悪化など多くの原因により、サケの品質は低下し、資源規模が縮小した。ここ数年来、保護と養殖など多くの手段のおかげで、黒龍江省のサケ資源は回復の兆しが見られ、同時に生産高も大幅に増大したが、それでもサケが直面している生存の危機を覆すまでには至っていない。その上、現在執られている措置では、サケ資源の保護は全くおぼつかないのだ。サケの保護には、数量上の回復だけではなく、黒龍江全流域(松花江流域とウスリー川流域を含む)の生態系保護がより重要であり、そうしてこそ、より長期的な持続が可能になる。

 ハルビンのサケ取引を調査する目的は、サケ製品の供給と流通の状況および消費者のサケ資源保護意識の程度を理解し、市民レベルでのサケ保護意識の不足を分析することにより相応の提案と対策を提供することだ。

 今回の調査では、150通の消費者アンケートをまとめた。調査結果によれば、大部分のアンケート回答者はある程度のサケ資源保護意識を有する。サケについて多少理解しているのは約1/3の回答者に過ぎないが、ほとんど全ての消費者は乱獲や環境汚染・気候の変化などさまざまな脅威にサケがさらされていると考えており、政府が管理を強化しサケの捕獲量をコントロールして資源を保護することを望んでいる。

 今回の調査では、ハルビン秋林会社・道里野菜市場・道里区海鮮卸売市場・奮闘副食商店などのサケを取り扱う30軒あまりの商店を訪れた。その結果、サケとイクラなどの関連製品は種類が豊富で、その多くは撫遠県から運ばれていることがわかった。サケ及び関連製品を販売する商店の多くは、サケについての情報をあまり理解しておらず、サケが直面する生存の危機と保護状況についてほとんど知らなかった。サケと関連製品の説明中にも、それらに関する情報はほとんど見られなかった。

 人々はサケやイクラなどを大量に消費している一方で、サケの生態やその生存状況についてはあまり理解していない。サケの保護に対し、人々の関心と行動が不足しているのだ。

 今回の調査結果に基づき、緑色龍江はハルビン地区でサケの保護宣伝活動を通して、サケの保護に関する市民の関心を引くことを提案する。







記事執筆、翻訳
日付 2009-08-25
筆者 張 亜東
媒体 寄稿
団体名 緑色龍江
(Green Longjiang)
URL http://www.greenlj.ngo.cn/
翻訳者 中文和訳チームC班  松江 直子

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