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生態システムに基づく管理モデル、科学的な協調管理計画の制定・実施により、河口湿地帯保護の新しいモデル・メカニズムを構築する。
10万平方メートルにもおよぶ鴨緑江河口湿地帯の生態環境が、国内外の共同出資により数年内に改善されることになった。
当プロジェクトは、日本パナソニック株式会社と遼寧省財政局がそれぞれ100万元を出資し5年の期限で行われる。そのうち、遼寧省海洋漁業庁、WWF、地球環境ファシリティ(GEF)からの援助のもと、国連開発計画(UNDP)の黄海海洋生態システムプロジェクト(YSLME)と共同で行われる「鴨緑江河口域沿岸・生態系ベース管理型モデルプロジェクト」は、これまでの古い単一種もしくは分類群を中心とした管理方式を捨て、生態システムに基づいた管理モデル、科学的な協調管理計画の制定・実施により、河口湿地帯保護の新しいモデル・メカニズムを構築するものである。
鴨緑江河口湿地帯の海岸線は93キロメートル、7つの主要な淡水河川が流れ込み、広大な潮間帯、浅海とヨシ原にはさまざまな生息環境が存在する。多種の水生生物の産卵場と餌場だけでなく、重要な湿地生物の生息地でもあり、永久の遺伝子プールとも呼ばれ、黄海の海洋生態システムを支えている。近年、鴨緑江河口湿地帯および沿岸海域の開発増加により生態システムの生物多様性は低下していた。
このプロジェクトの実施は、鴨緑江河口湿地帯の生態環境、経済と文化価値の生物資源を保護するだけでなく、そこに生活する人間と自然の調和も高めることになる。また、黄海生態環境の保護改善には、黄海資源の持続可能な利用を促進することも重要な意義を持つ。
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