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死亡したパンダの“泉泉”は21歳、5回の妊娠で7頭の子供を出産していた
済南動物園は26日、環境検査、パンダの解剖、警察の調査に基づき、同動物園が四川省臥龍のパンダ基地から借りているジャイアントパンダの泉泉が大量の強い刺激性ガスを吸い込んだことにより呼吸不全に陥り死亡し、現在警察の調査中であると発表した。
写真は済南動物園で氷の塊を置いた小屋のなかで竹を食べる“泉泉”(2010年6月28日撮影) 7月23日、済南動物園は、同園のパンダ“泉泉”が22日の夜10時ごろ突然死亡し、その死因は調査中であると発表した。
済南動物園の党総副書記劉俊剛氏によると、強い刺激性ガスはパンダ小屋とつながった防空壕の通気孔から出たものだという。警察の現場検証によると、防空壕を借り受けている管理人を取り調べたところ、刺激性ガスは管理人が防空壕内で消毒殺菌のために薬を焚いたことにより発生し、通気孔を通ってパンダ小屋に入ったということである。
劉氏によると、通気孔は1995年に夏季の小屋内の温度調節のために設置され、現在まで使用されている。焚かれた薬物はジクロロイソシアヌル酸ナトリウムである。警察はこの事件を立件して調査している。22日18時50分ごろ、動物園の職員がパンダ小屋内に大量の煙が出ているのを発見し、すぐにパンダ係に知らせた。19時ごろ、パンダ係が小屋に駆けつけたところ、小屋内に刺激性の煙が充満していることがわかり、小屋に飛び込み活動スペースへの扉をあけ、パンダを外に出したが、パンダには中毒症状が出ていたため、すぐに獣医と園長に連絡した。
救護人がパンダに人工呼吸、心臓マッサージ、強心剤、呼吸興奮剤の注射、輸血などの処置をし、同時に済南軍区総医院に応援を求め、警察に通報した。その後駆けつけた医者によって、3時間にわたる看護がなされたが、パンダの命は助からなかった。
パンダの死因を明らかにするために、山東農業大学動物医学教授、済南動物園獣医、中国パンダ保護研究センターの獣医らによるチームが24日、パンダの解剖を行った。その結果、死因は強烈な刺激性ガスの吸引により肺が高度に充血し、浮腫がおこり、呼吸不全を引き起こしたことがわかった。
死亡したパンダの“泉泉”は21歳で、5回の妊娠で7頭の子供を出産していた。2007年から、四川省臥龍のパンダ基地から長期貸し出しという形で同動物園に来ていた。
新華社の記者が27日に、済南市公安部に取材したところによると、この重大なパンダ過失致死罪の容疑者として、楊氏という人物が警察に拘留されている。
22日の午後、楊氏はきのこ栽培用に借り受けた防空壕内で、ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムと木屑を使って燃焼殺菌をしようとしたところ毒性ガスを発生させ、そのガスが温度調節用としてパンダ小屋に設置していた通気孔から小屋内に流れ込み、泉泉を死に至らしめた。
済南市公安局天橋分局によると、楊氏は重大過失罪で拘留されている。
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