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環境汚染 環境保護ボランティアが「中国企業連合会」へ手紙で直訴

中国全土 「2009年度中国もっとも信用のおける企業」…その詳報

拝啓 中国企業連合会、中国企業家協会様

 2010年7月初旬、紫金鉱業公司の環境汚染におけるパフォーマンスに社会全体から大いに関心が寄せられた。その前の同年5月にも、中華人民共和国環境保護部は同社の環境汚染状況について公式通知による注意を行っており、さらに以前にも数回にわたり、現地の市民が環境汚染の問題について同社と衝突している。これらのケースから、同社は環境保護の面で信用することができない上場企業であることが容易にわかる。同社は企業として最も基本的な環境保護責任を果たしていないばかりか、社会法人の基本的な環境保護に関する信頼を形にしていない。

 上記に挙げた例のほかにも、同社のこれまで行ってきた多くの不可解な企業活動が私の探究心を沸き立たせたため、自主的に「紫金鉱業公司調査」を実践してみたところ、同社のウェブサイト(http://www.zjky.cn/)から、2009年だけで「全国企業界知的財産権モデル企業」から始まり、「福建省第一回‘優秀省レベルイノベーション型企業’」、「中国最も競争力のある香港上場企業ベスト10入賞」、「紫金ブランドの電気銅地金(cathode copper)が福建省有名ブランドに」などなど、多くの表彰を受けていたことがわかった。

 これらの表彰はいずれも力強いプラスのイメージを与えるものであり、同社が社会的に信頼されている証拠となっている。これらの業績を目にすれば、同社に無条件に好感を抱くようになるだろう。また、その表彰の中で特に関心を持ったのが、貴団体(http://www.cec-ceda.org.cn/honesty/)の協力のもと、「2009年度中国もっとも信用のおける企業」の称号が与えられていることである。

 この受賞の背景について、同社ウェブサイトの2010年1月14日付のお知らせで以下のように記述している。「中国企業連合会、中国企業家連合の共同選考による‘2009年度中国信頼のおける企業’の選考結果が発表され、弊社が‘2009年度中国もっとも信用のおける企業’に選ばれ、2010年1月9日、全国人民代表会議の表彰大会にて、総裁補佐の呂文元氏が弊社の代表として出席し、賞状を受け取った」(筆者:庄成文)

 これについて、私は中国企業連合会、中国企業家協会に問い合わせ、この賞は中国企業連合会、中国企業家協会による「中国心経企業選考委員会」が紫金鉱業集団股份有限公司に授与したものであることを再確認した。

 中国政府はこれまで数回にわたり、不当な利益を目的とする協会の表彰活動を取り締まってきたが、企業側が積極的に呼応しているところを見れば、今回貴団体が行った選考や表彰活動は企業界では大いに認知、歓迎されていたのだろう。

 しかし、紫金鉱業公司のここ数年間の環境面における成績を見る限り、環境面で信頼のおけない企業は、「最も信頼のおける企業」に選ばれる資格は到底なく、また「環境面で信頼のおけない企業」を「最も信頼のおける企業」として表彰すること自体、貴団体の明らかな業務上の過失である。

 このため、私はここで一人の個人として、またあらゆる企業の環境信頼度に関心を寄せる市民を代表して、そして騙され、侮辱された全国の優秀な市民を代表して、貴団体に以下の4点を求めたい。

1.政府が定めた正規メディアを通じて、紫金鉱業公司に授与された「2009年度最も信頼のおける企業」の称号を取り消す正式な通知を発表する。

2.政府が定めた正規メディアを通じて、当時、同社が最も信頼のおける企業に選ばれた経緯や理由を詳細に説明する。

3.政府が定めた正規メディアを通じて、公正な公示及び報告を行い、同社を選考した「選考委員会組織委員会メンバーリスト」、「選考委員会専門家組織委員会メンバーリスト」及び関係資料をすべて公表する。

4.政府が定めた正規メディアを通じて、今回の選考活動における貴団体の収支報告を発表し、特に紫金鉱業公司及び同社の関係企業・団体から受け取った金銭や物品の具体的な品目及び数量を公開する。

 貴団体は急速な成長・規模拡大を望んでいる機構であり、また、貴団体の関係者がおそらく各種の活動からうまいこと法律や監視の目を盗んで私利を得ることができると、私は理解している。したがって、私が提示した上記の4つの非常に簡単な要求について、即座に明確な回答を出してもらえると確信している。私は今から、中国企業の環境信頼度に関心を寄せる市民として、貴団体からの回答を毎日心待ちにしている。

 貴団体の信頼及び清廉、そして健全な運営のためにも、「持続可能な発展」のためにも、適切な時期に記者会見を行い、今回の事件についてメディア及び市民について説明を行うべきと進言する。

                                     2010年7月23日

                                          敬具

 関心を寄せる一般市民 より


(参考記事)

・紫金鉱業の廃液漏れを重大環境事件と認定
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/C10071701J

・紫金鉱業が汚染事件に関する情報の公表を故意に遅らせた疑いについて
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/C10072701J


紫金鉱業公司でディスプレールームに誇らしげに掲げられている賞状

紫金鉱業公司


記事執筆、翻訳
日付 2010-08-03
筆者 馮 永峰
媒体 寄稿
団体名 達尔問自然求知社
URL
翻訳者 中文和訳チームC班  紫 菫

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