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東京・代々木公園を主会場に「アースデイ東京2005」が、4月23・24日に行われた。
1990年に夢の島(東京都江東区)で始まった東京におけるアースデイ・フェスティバル。まる15年が経過し、東京のアースデイイベントは、1990年当時とは中心メンバーも変わってずいぶんと様相が変わってきたようだ。
2001年以降の東京におけるアースデイイベントは、「アースデイ東京」が大々的に展開している。一般市民による手作り感を重視していた90年代アースデイイベントからは模様替えし、イベントプロモーションに長けたスタッフのテコ入れによって、パフォーマンス主体、そしてスタイリッシュな都市型イベントに変化したように見受けられる。
アースデイ当日は4月22日だが、東京・代々木公園を主会場とする「アースデイ東京2005」は、4月23・24日に行われた。全体的には、よく練られた構成で、お祭り的な賑わいの中に多様性を感じる好企画に映った。「そういえばアースデイイベントってこんな感じだったなぁ」と思わせる部分が多く、それは例えば、日常では見かけない雑貨(フェアトレード品など)の数々、ヒーリングや多少非科学的な要素を含んだ出展、国籍や民族を問わない坩堝(るつぼ)のようなゴチャゴチャ感、そしてメッセージ色の濃い展示や反対運動型の強烈なアピールなどによく表れていた。出展者の顔ぶれはすっかり変わってしまったようだが、90年代から常連のように参加している団体を時折目にすることができた。年月の流れを感じながらも、変わらないものを垣間見ることができたのは良かった。
コウノトリをテーマに扱う「東京環境工科専門学校」の展示は、手作り感があり特に好感が持てた。コウノトリは、国産か否かの区別はつきにくいが、東アジアに共通する野生生物であることは事実。絶滅の危機に瀕しているのは、他の渡り鳥と同じ。コウノトリを救うにはやはり日中韓の協力が欠かせないとの説明を受け、思いを新たにすることができた。
環境ニュースで度々取り上げている、動物実験や動物虐待に反対する団体も出展している。ここでの展示は、かつてに比べて、より強力に訴えるものがあった。目を覆いたくなるような変わり果てた姿の動物たち。写真からは無言の叫びが聞こえるようだった。
市民団体やNGO/NPOのチラシなどが広げられているコーナーには、多くの人が集っていた。こうした市民発の情報を一手に入手できるのもアースデイならでは、だろう。もっとスペースを広げても良さそうだった。
「地球への歌声とサウンド」を届けるはずの「アースデイ・ステージ」だが、大音響の重低音を発し、ステージ近くでは会話ができないほどだった。音響装置の環境負荷は計算外ということか。フェアトレードを軸とした出店コーナーは、会場の一隅にあるが、喫煙者が多く、一般の人には近寄りがたい粗雑さを感じた。園内は必ずしも禁煙ではないのかも知れないが、タバコの煙から逃げなくてはならないアースデイイベントは、本旨からは外れているように思う。
イベントの趣旨「地球環境保護への想いと行動を確認~」はできたのか?総じて、いろいろなことを考えさせられた今年の「アースデイ東京」だった。
参考サイト:
アースデイ東京
http://www.earthday-tokyo.org/
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会場の様子

「お供箸」の紹介

ショッキングな動物写真
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