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日米政府による基地問題の合意で、辺野古はどうなるのか。
10月29日に発表された『日米同盟:未来のための変革と再編』の内容は、日米軍事一体化を推し進めるものであり、沖縄に関しても、県民の願いとは裏腹 に、基地機能強化が柱であった。
日米合意を受け、施設局はボーリング調査の一時停止を発表。辺野古のオジイ・オバアによる基地建設反対の座り込みは9年を超え、ボーリング調査の阻止行動も12月9日には600日目を迎えた。陸上・海上での非暴力阻止行動をはじめとする粘り強い闘いは、日米両政府にリーフ上への基地建設計画放棄を余儀なくさせた。住民の大きな勝利である。
しかし、リーフ案に代わって出てきたのは、「沿岸案」というとんでもない代物だった。キャンプ・シュワブ沿岸部を中心とした大浦湾から辺野古沖浅瀬にまたがる区域に、滑走路長1800mの基地を建設する案である。さらに、那覇軍港の大浦湾移設の可能性も浮上した。
計画が明らかになると、自然保護団体から一斉に反対の声があがった。日本自然保護協会は「大浦湾を構築物で遮断することによる生態系への影響は大きく、浅瀬への移設はサンゴ礁生態系に影響」と外相らに強く警告。グリーンピース・ジャパン/WWFジャパン/ジュゴン保護キャンペーンセンター/ジュゴン保護基金委員会も、連名で「現行案、縮小案、沿岸案のどれも、ジュゴンの採食・休息の場である海草藻場とサンゴ礁を破壊する」と中止を求める声明を発表した。アースジャスティスは、世界中の自然保護団体など約420団体との連名で「辺野古湾も大浦湾も両方にすむ生物を傷つけ、海洋生物に有害」と、この破壊的計画の中止を求める手紙を日米両首脳に発送した。
知事は沿岸案には明確な反対を表明し、県議会も反対の意見書を全会一致で可決する方向で動いている。
辺野古での座り込みは、最終報告が出る来年3月までは続けることを決め、現在も行われている。県民大会・県民投票を成功させようという意見広告運動(来年1月15日、沖縄2紙に掲載予定)も始まった。大浦湾では12月23日に海上パレードが計画されている。東京では、基地建設中止を求め防衛庁前の抗議行動を毎週月曜日に行っているが、12月18日には「米軍再編・辺野古崎案も許さない集会」が予定されている。
アジアに背を向けてアメリカの世界戦略に追従する道をこれまで以上に突き進むのか、アジアとの共生の道を選択するのか、今大きな岐路に立たされている。
(参考URL)
・普天間飛行場代替施設建設事業に係る『辺野古沖縮小案』『キャンプシュワブ沿岸案』に対する意見書を提出
http://www.nacsj.or.jp/old_database/henoko/henoko-051026-ikensyo.html
・沖縄・辺野古における普天間飛行場代替施設建設計画の10月26日合意「キャンプ・シュワブ沿岸案」の中止を求める共同声明
http://www.wwf.or.jp/lib/press/p2005/p05102801.htm
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座り込みから600日目

美ら海守らな!

この海に基地ができるという 写真提供「じゅごんの家」 http://dugong2003.fc2web.com/
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