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2005年の中国と韓国からの環境ニュースを振り返る
日本では、中国だけでなくロシアにも深刻な被害を及ぼした吉林省の化学工場爆発による松花江の汚染問題が、11月下旬からマスコミで大きく報道されたのが記憶に新しい。また、昨年日本から紹介した中国の環境NGO「淮河衛士」がとりくむ「癌の村」についても新聞で日本全国に紹介されるなど、中国の環境問題に関する報道が多い1年となった。
一方韓国に関する情報は、政治問題を中心にマスコミ報道でも多く目にする機会があったが、個々の環境問題に対してENVIROASIAで詳しいレポートが読めて良かったという反応をいただいている。
今回は、マスコミではあまり取り上げられない情報を発信するENVIROASIAで2005年に紹介した中国、韓国の環境ニュースを振り返ってみる。
【中国】
第1位:円明園の修復工事
中国の名園として知られる円明園。その湖の水を節約するためにと湖底に防水膜をはる工事が進められたが、生態系破壊につながるとのNGOやマスコミなどの指摘をうけ、政府によって環境アセスメント公聴会が開かれた。こうした一連の動きは、環境政策の決定プロセスを民主的なものにしていく重要な第一歩として、評価された。
・環境保護総局の指導を厳格に遵守、円明園の湖底整備8月中旬に再開
www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/C05081002J
・円明園環境アセスメント報告公表 総合改善案を要求
www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/C05070602J
・円明園の環境アセスメント調査に参加しよう
www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/C05060101J
・円明園違法“節水”プロジェクトに対する5つの善後策――多数の環境団体が呼びかける
www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/C05042001J
・環境保護総局、円明園修復事業の環境アセスメント公聴会を実施
www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/C05041302J
・円明園の“漏水防止プロジェクト”、各界の注目を浴びる
www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/C05033002J
第2位:進む自然エネルギー利用
日本でも自然エネルギーを導入する動きが各地で見られるが、世界第2位の温室効果ガス排出国である中国でも、NGOが自然エネルギー利用の促進を進めようとしている。また福建省東山郡のように、地方政府による風力発電などの実用化も進んでいる。
・グリーンピースが風力エネルギー普及活動を開始
www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/C05092802J
・太陽エネルギー活用を推進する上海市が、ソーラー発電の利用を後押し
www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/C05091401J
・中国雲南省の環境NGOが愛・地球博に参加
www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J05051802J
・日中韓の自治体がエネルギーのあり方を議論
www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J05111601J
第3位:影響力を強める環境NGO
上記2つのテーマにもNGOが積極的に関与しているが、複数のNGOによる環境行動キャンペーンが呼びかけられ、エコライフの普及に奮闘している様子が伝わってきた。
・中国で9つのNGOが呼びかけ 「今日一日、愛車を休ませよう」
www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/C05092803J
・冷房は26度に!省エネキャンペーン 2005
www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/C05062902J
・北京で「エコホテル運動」スタート
www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/C05060802J
【韓国】
第1位:核廃棄物処理場の建設、慶州に決定
十数年来、韓国で悩みの種となっていた核廃棄物処理場の建設予定地が決定した。一旦はブアン郡に決まったものの、2004年の住民投票の結果、ブアンでの建設は白紙撤回された。今年11月、韓国4都市で新たに実施された住民投票により、日本でいう京都にあたる千年古都、慶州が低レベル廃棄物の処理場建設予定地となった。この住民投票をめぐっては不正もいくつか報告されており、韓国の環境界は大揺れに揺れた。
・慶州に決定!89.5%賛成により核廃棄場建設へ
www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/K05110301J
・民主主義に逆行する核廃棄場住民投票
www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/K05102701J
第2位:清渓川の復元工事完了
ソウルの中心部を流れる清渓川が10月1日、約30年ぶりによみがえった。暗渠を取り除き、市民が集い、憩える場を作った自然再生事業は、世界各国から注目を浴びた。しかし、現在の清渓川を流れる水は電気ポンプで漢江から引いてきたものであることを、どれだけの人が知っているだろうか。
・清渓川のすがすがしい流れに潜む影
www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/K05111201J
第3位:捕鯨関連
5月27日から、蔚山にて国際捕鯨委員会(IWC)の定例会議が開かれた。捕鯨の全面禁止を求める声と伝統捕鯨の継承を望む勢力との間で悩むのは、韓国も同じ。韓国の環境運動界は「反対」の姿勢を貫いた。
・世界のみんなでクジラを守ろう
www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/K05053101J
・危機にさらされている韓国の海の鯨、我々が守ろう
www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/K05042401J
・グリーンピース鯨保護運動家、ジョン・フリーゼル氏と会う
www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/K05012101J
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