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東アジアの環境の今をコンパクトにまとめた書籍が発行された。
昨年12月14日に、マレーシア・クアラルンプールにおいて、ASEAN加盟10カ国と日本、中国、韓国、インド、オーストラリア、ニュージーランドの16カ国が参加する東アジアサミットが開催された。
インドは南アジア、オーストラリアやニュージーランドはオセアニアでは?という感が強いが、こうした政府レベルの動きもあって、「東アジア共同体」という言葉が、日本のマスコミでも頻繁に登場するようになってきている。遠い将来にそのような国際機構ができる日がくるかもしれないが、国境が繋がった国々はすでに“環境共同体”となっているといえよう。
日本にとっての隣国である中国と韓国。その3カ国が共通して直面している環境問題などについてとりあげた書籍『環境共同体としての日中韓』が、1月17日に出版された。この本は、寺西俊一一橋大学大学院経済学研究科教授の監修のもと、東アジア環境情報発伝所が編集した。
本書は、日中韓の3カ国が地球環境に与える影響の大きさについて(第1章)、国境を越えて相互に影響を与え合う環境問題の実態(第2章)、3国に共通して見られる環境問題(第3章)、それぞれの国での重大な環境問題(第4章)、東アジア地域の環境問題解決への取り組み(第5章)の5部で構成されている。各項目は、それぞれのテーマに長年取り組む市民団体の活動家や研究者によって執筆され、数ページで問題を解説している。
この本は東アジア環境情報発伝所にとって最初の出版物となる。発伝所では、東アジアという同じ地域に属する市民が共に協力し合い、この地域の環境問題を解決するための基盤づくりの一端を担おうと、環境ニュースサイトENVIROASIAを運営しているわけだが、この本も多くの人に読まれ、東アジア地域の環境がよりよくなるための一助になればと願っている。
★目次など詳細はこちらへ
http://www.eden-j.org/book/
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監修:寺西俊一 編:東アジア環境情報発伝所 出版社:集英社新書 定価:700円+税
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