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日中韓環境教育ネットワークによるワークショップなどがソウルで開催された
「日中韓環境教育ネットワーク(TEEN)」は、2000年11月に最初のワークショップ、シンポジウムを開催して以来、第6回目を迎えました。今回は韓国ソウル市内の延世大学を会場として、日中韓三カ国から計30名が参加し、12月20日にワークショップ、21日にシンポジウムを行いました。シンポジウムでは、今回の主催者である韓国環境教育学会のチョイ・ドン・ヒュン会長の開会あいさつに続き、韓国環境部イ・ジェ・ヨン長官からもごあいさつがありました。
ワークショップでは、まず、日中韓3ヶ国が共同で作成している環境教育教材について、発表を行いました。この教材作成事業では、日本が「マナヅルを守るための条約づくり」、中国が「リサイクル社会」、韓国では「川」をテーマに教材を作成しており、教材作成段階で教材を実際に使って授業を試行しました。今回の発表では、教材の試行結果や今後の改善点などについて、教材作成者や授業を試行して下さった先生から発表、提言をして頂きました。
ワークショップの二つ目のテーマは「ビジネスと産業界における環境教育」という、今までにはなかったテーマを設定しました。各国の企業による、あるいは企業のための環境教育事例が発表された他、「環境教育の実践はNPO/NGOが主体となるべきだが、その運営基盤は脆弱で、その基盤強化とともにNGOの人材育成が重要である」「環境教育を実践するには行政・企業・地域による支援、様々なセクターの連携が不可欠である」という指摘もなされました。
一般公開形式のシンポジウムでも、二つのテーマを設定しました。一つ目は「持続可能な開発のための教育の10年に対する学校の役割」で、学校教育が学校外教育と連携することにより、個人の能力開発や地域発展、生涯学習の促進に核となる役割を果すことが可能だといった提言がありました。
二つ目のテーマが「リサイクル社会のための学校の役割」で、中国では現在循環型社会の形成を目指していることから、特に中国側から要望があってテーマ設定したものです。韓国からは「リサイクリング・モデル学校」、中国からは「グリーン・スクール事業」、日本からは石川県立大聖寺高校の「聖高エコプロジェクト(SEP)」の事例が発表されました。
シンポジウムでの発表後には、環境教育と持続可能な開発のための教育(ESD)について会場全体で討論が行われました。「ESDとは何か」「ESDのための教員養成制度が国レベルで欠如している」「ESDを実現するには地域の支援が不可欠だ」など活発な意見交換が行われ、韓国でもESDに関する関心が高まりつつあることが伺われました。
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シンポジウム参加者(韓国環境部長官を囲んで。前列真ん中の男性がイ・ジェ・ヨン長官)

ワークショップでの発表

シンポジウムの休憩時に見学した、韓国のプルミ移動環境教室のバス(プルミはハングルで「緑」の意味です)
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