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ごみ・リサイクル 家電リサイクル法改正にちなんで「街の声」を聞く

東京 電気街として有名な秋葉原で、家電製品のリサイクルについての街頭アンケートを行った

 家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)が施行されて5年。法律制定時に5年後の見直しが決まっており、環境省と経済産業省との合同審議会で同法の改正審議が始まっている。この改正審議にぜひ消費者の声を届けようと、アジアごみ問題研究会(注)では、7月30日に「家電リサイクル法」に関する街頭意識調査を実施した。

 今や「秋葉原=家電」という固定イメージは崩れつつあるが、家電について街の声を聞くとなると、やはりアキバがふさわしい。「秋葉原で100人に聞きました」と題して、約2時間にわたって消費者の声を聞いた。

 秋葉原は晴天の歩行者天国で、調査は概ね順調だった。できるだけ幅広い年代の方々に尋ねるつもりだったが、場所柄を反映してか、結果的には総じて若い男性から得た回答が多くなった。2チームで手分けして、106人から回答を得ることができた。

【アンケート内容】

Q1 家電を使わなくなったら、どうやって処分しますか?(複数回答可)

 A 販売店にお金を払って引き取ってもらう=26
 B 自治体に「粗大ごみ」として出す=37
 C 自治体に「燃えないごみ」として出す=6
 D 無料回収車に出す=16
 E その他=17

 「冷蔵庫、テレビ、エアコン、洗濯機という対象4品目は小売店へ」「その他の家電品は自治体(粗大ごみ等)へ」というのが現・家電リサイクル法が想定するルートだが、これがどこまで認識されているかは不明。家電品と聞かれた時に、その人の大まかな処分イメージを問うのが今回の調査の狙いだ。

 どんな大型家電でも解体(または破砕)して、粗大ごみ扱いではなく、不燃ごみとして出す、というツワモノもいれば、勝手知ったる電器店の廃棄場所にさりげなく放置するという元店員もいた。

 また、無料回収は「来たら利用する」という人が多かった。品物によっては無料でなかったりするケースに憤る人もいて、利用経験者はその経験談の豊富さがまた特徴的だった。

 その他、「友人に譲る」「捨てずに保管」「買い替えたくても買い替えできないから、長く使う」という回答もあった。

Q2 「家電リサイクル法」というものがあるのは知ってますか?

 A 知っている=81
 B 知らない=25

 家電リサイクル法の存在は、この通り多数が認識しているものの、その制度の詳細となると、怪しくなる。現行法で対象となっている4品目を全て言い当てた人は3名どまりだった。

 今年の春先に騒がれたPSE法(電器用品安全法)と勘違いしている人もいたが、PSE法がマスコミで多く取り上げられたことで、電気製品はリサイクルされるものという認識を広めるのに一役買ったようだ。

Q3 家電リサイクル法の対象になる家電は何でしょう?

 正解は以下の4品目。それぞれ複数回答で出た数を付す。

 冷蔵庫=29
 テレビ=27
 エアコン=20
 洗濯機=16

 大型家電が対象になることは浸透しているようで、概ね冷蔵庫が筆頭に挙がった。テレビは正確にはブラウン管式のみなのだが、大小問わず挙げる人が多かった。他には、PC、電子レンジ、オーディオ機器、電磁調理器も出てきた。PCは別として、4品目以外の家電品は法の対象ではない旨伝えると、「もっと対象を広げてもいい」との意見もあった。

 メーカー批評が飛び出したかと思えば、しっかりした問題認識を持っている人もいた。特に「オゾン層破壊物質を含む家電は対象ですよね」という意見には感心させられた。

 秋葉原はやはり個性的な人が多い印象を受けた。「個性=主張」と結び付けられるなら、うまくその主張を汲みたいところである。
 
 家電リサイクル法改正にあたって、いま正にパブリックコメント募集の真っ最中。あなたの声をぜひ!

⇒「家電リサイクル法の見直しに関する意見募集について」(8月23日まで)
 http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=7364

(参考URL)
・家電リサイクル法に関するアンケート特設ページ(FoE Japan)
 …詳細な結果はこちらをご覧下さい!
 http://www.foejapan.org/lifestyle/gomi/kaden/kdn_060731_quest_result.html

(注)アジアごみ問題研究会…発伝所、FoE Japanなどで構成


秋葉原で100人に聞きました!

Q2 「家電リサイクル法」というものがあるのは知ってますか?(FoE Japan HPより)

Q3 (Q2で知っていると答えた人に対して)家電リサイクル法の対象になる家電は何でしょう?(FoE Japan HPより)
記事執筆、翻訳
日付 2006-08-04
筆者 冨田 行一 (TOMITA, Koichi)
媒体 寄稿
団体名 東アジア環境情報発伝所
(East Asia Environmental Information Express Messenger)
URL http://www.eden-j.org/
翻訳者

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