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1999年から始まった日韓のエコ学生による交流事業が行われた。
今年も日韓の大学生による環境問題を主軸とした交流事業“日韓環境ギャザリング”が行なわれ、2006年8月7日、今年も日本と韓国の大学生が東京に集まった。1999年に始まった日韓環境ギャザリングも今年で9回目を迎えた。「環境問題」「異文化理解」「学生主体」の3つを理念としたこの活動は毎夏、日韓交互に開催場所を移しながら両国の環境問題を学び合っている。
海岸漂着ごみや廃棄物輸出、大気汚染など環境面においても相互に影響を受け合う日韓両国。日韓はその地理的隣接と環境問題の広域性を考慮すると東アジアを中心とした一つの環境共同体に属するという声もある。そのような両国の、さらには東アジアの将来を担う若者の環境意識の醸成と交流が本事業の意義だと考える。
第9回日韓環境ギャザリングはエネルギーと水に関連した問題を主題に行なわれた。昨今の原油高騰とCO2削減問題、異常気象といわれる水不足や大雨被害などを考慮してのことである。
エネルギーに関しては足元から地球温暖化を考える市民ネット・えどがわ(足温ネット)の山﨑求博さんと田中優さんから省エネ家電によるCO2削減方法などの講演をいただいた。韓国側は市民発電所で発電された電気の買取制度について発表する予定であったが、時間の都合上、割愛したのは残念である。後日行なわれたエネルギー利用に関しての討論では日本側は技術中心主義が強い反面、韓国では現在の生活水準を落とすことを甘受すべきだとの意見が強かったのが印象的だった。
水関連問題についてはJEAN(クリーンアップ全国事務局)の小島あずささんからの海岸漂着ごみに関する講演を紹介する。韓国政府の対応としては韓国海洋水産部の海洋ゴミの買取制度の報告があった。船舶が海洋ゴミを持ち帰れば政府が購入するというもので、海洋環境の改善により漁獲高も向上したそうだ。また、市民活動では対馬における日韓大学生による漂流ゴミの共同清掃の報告を伺った。日本でも政府が動き出したようで今後の両国の情報共有、共同事業が期待される。
このような環境問題を主軸とした日韓交流に私が参加することになったのは2002年からであった。この間、ワールドカップ共同開催や韓流ブームなど日韓交流は表面的には大きく進展したかに見えた。しかし、竹島問題や韓国による日本の国連安保理理事国入り反対運動などから垣間見えるとおり、両国の無知と不信は相変らずであり、中長期的な面での両国の友好関係を考えた場合、こうした市民交流は今後とも継続されねばならないと感じている。来年は韓国で10回目の節目を迎える。来年のスタッフ、参加者は以下HPで募集中である。
日本側HP:http://www.nkgathering.jp/
韓国側HP:http://www.earthnetyouth.org/main.htm
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