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環境教育 大学生のための環境系フリーマガジン『サステコ』人気上々!

日本全土 昨年11月にスタートした日本初の試みが評判を集めている。

 2006年11月末、日本で初となる、大学生による大学生のための環境系フリーマガジン、『sus+eco』(サステコ)が創刊されました。サイズは普通のフリーマガジンよりもちょっと小さめのA5サイズで、16ページのフルカラーです。マガジンの名前は、sustainabilityとecologyとを合わせて「サステコ」となりました。様々な大学のメンバー約10名で作られ、現在全国の約30大学の生協や学食に5000部設置されています。

■「地味、かっこ悪い、面倒くさい」を「おしゃれ、楽しい、面白い」に

 大学生の環境問題に対する関心は年々高まりつつあります。でもだからといって何か具体的な行動をしているかというと、「地味、かっこ悪い、面倒くさい」などといった環境活動に対するイメージが先行し、実際の行動は伴っていないというのが現状です。『サステコ』はこの現状に対して述べています。「『持続可能な社会を創ることは、自分の未来をつくること』。未来には、年を重ねた自分、仲間、新しい家族、大事な人たちがいます。彼らはどんな顔しているでしょう?誰もが彼らの笑顔を望むはず。彼らが笑顔でいられるための行動、持続可能な社会を創るための行動は、本来自分にとっても嬉しいはずです」(同誌より)

 環境問題をはじめとした社会的課題について「うれしく、楽しく、面白く、おしゃれに、分かりやすく」伝え、サスティナブルな行動を促したい。現代の若者が環境活動に対してもつイメージを払拭し、新しい価値観を広めていきたい。そんな想いのもとにこのフリーペーパーが誕生しました。

■ヨミカキマワセ「回覧システム」

 『サステコ』の特徴は、なんと言っても「読み・書き・回す」という、回覧システムにあります。従来のフリーマガジンは、読んだら捨てるのが当たり前。ところが『サステコ』には直接書き込めるページがあり、読んだら書きこんで元に戻す、もしくは友達に回すという仕組みになっています。みんなの生きた想いをつなげるフリーマガジンなのです。何人もの手に渡ったサステコが入った回収BOXを編集部が回収することによってみんなの意見を次号に反映することが可能となり、最終的に雑誌をリサイクルに出すことで雑誌自体もサスティナブルとなります。創刊号の回収は1月下旬を予定。

■全国大学生環境活動コンテストでグランプリ受賞!
                       
 そんな『サステコ』は、12月26・27日に行われたecocon2006第5回全国大学生環境活動コンテスト(http://www.ecocon.info/)で、全55団体の中からグランプリ・環境大臣賞を受賞しました。回覧システムというメディア媒体としてのユニーク性、理念への共感、30大学に設置という実績、若者らしさなどといった点が評価されたようです。また、多くの環境サークルが参加し、自分の所属する団体の中で懸命に環境活動に取り組む学生が多く見られたなかで、そもそも環境問題に興味のない学生、今一歩行動に移せない学生に対して活動を行っているという点も、評価された大きなポイントでした。そのような人びとを巻き込むことができる、広く訴えていくことができるメディアという媒体が、この環境活動という分野ではまだまだ不足しているのかも知れません。

 2007年は全国100大学において合計2万部の設置を目標にしています。「地味、かっこ悪い、面倒くさい」を「おしゃれ、楽しい、面白い」に。今年も『サステコ』は猪突猛進で一気に駆け抜けます。


ecocon2006 グランプリ受賞!

『サステコ』創刊号


記事執筆、翻訳
日付 2007-01-12
筆者 杉本 千鶴 (SUGIMOTO Chizuru)
媒体 寄稿
団体名 学生団体サステコ編集部
URL http://susteco.jp
翻訳者

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