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環境汚染 太湖汚染報道をめぐるシャープの回答

江蘇省 太湖汚染報道について、シャープ株式会社に問い合わせてみた。

 先日、中国・太湖が汚染されているというニュースが中国から寄せられた。その中で、環境法規に反する企業として、日本のシャープ株式会社(以下、シャープ)の子会社があげられていた。シャープはそんなにいい加減な対応をしているのかとウェブサイトを確認したところ、無錫にある2つの工場はいずれもISO14001を取得しているという。ISO14000シリーズは、環境に配慮したマネジメントができていなければ取得できないことになっているはずだ。どういうことかと思い、この太湖汚染の報道についてシャープ株式会社に問い合わせてみた。

 ウェブサイトにある「社会環境活動全般に関するお問合せ」というコーナーから質問をしたところ、CSR(注)推進室の方から回答が届いた。

 その回答によると、無錫にあるシャープの子会社「無錫夏普電子元器件有限公司」(以下、無錫シャープ)では、使用した工業用水は、無錫市の下水処理場に排出をしているという。そして、下水処理場を管轄している無錫新区環境保護局の定期調査で、無錫シャープからの廃水について問題を指摘された事実がないどころか、無錫市から7年連続して「グリーンファクトリー」の認定を受けてい
るそうだ。

 実際、今回の中国現地での報道があったことを受けて、無錫市新区からあらためて、2007年6月14日付で、「シャープ無錫は、直近において、1年間(2006年6月から2007年5月)、環境関連で処罰などをされたことの無い旨の証明書」を発行してもらってもいるとのこと。

 さらに、このニュースを報道した新聞社には、この証明書を提示し、「所轄環境保護局から問題の指摘を受けた事実がない」旨を伝えたという。以上がシャープからの回答内容である。

 無錫シャープから説明を受けて新聞社の対応も注目されるが、太湖の汚染が進んでいることだけは事実である。現地で汚染の実態解明に取り組む市民がいれば、汚染の防止に役立つような情報交換をすすめていければと思う。

(注)CSR…Corporate Social Responsibilityの略。企業の社会的責任。







記事執筆、翻訳
日付 2007-06-29
筆者 廣瀬 稔也 (HIROSE, Toshiya)
媒体 寄稿
団体名 東アジア環境情報発伝所
(East Asia Environmental Information Express Messenger)
URL http://www.eden-j.org/
翻訳者

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