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省エネ家電を普及させているビックカメラの取り組みを視察した。
7月18日、韓国から日本のe-waste問題の視察に来ている環境運動連合の調査団6名と、東アジア環境情報発伝所のメンバーとで、ビックカメラ有楽町店を訪ねた。今回の訪問は、主に家電製品等におけるビックカメラの環境への取り組みについて調査するためのものである。
ビックカメラは、日本の家電量販店の中でも特に省エネへの取り組みが盛んなことで知られている。現在のように省エネが話題になる以前から、省エネに尽力することがビックカメラの道であるとし、懸命に省エネへの取り組みを続けてきた。その成果は複数の大臣賞という形で表れている。
2004年度には立川店、2005年度には札幌店が「経済産業大臣賞」を受賞し、昨年度は、名古屋駅西店が「環境大臣賞」を受賞した。3年連続の大臣賞受賞である。昨年度には高崎東口店が「資源エネルギー庁長官賞」も受賞している。さらに、上記4店舗と、池袋本店、池袋西口店、池袋東口総合館、新宿西口店等18店舗が2006年度省エネ型製品普及推進優良店に選ばれている。ビックカメラの省エネに対する取り組みが磐石であることを示しているといえる。
そうした取り組みを具体的に解説してもらうため、今回は、ビックカメラのお店の方にお願いし、店舗内を案内していただいた。
まずテレビから入り、エアコン、照明、温水洗浄便座、冷蔵庫、パソコンを見てまわった。私もビックカメラにはよく行くが、客としてではなく視察団として改めて見て回ると、店舗内の省エネ情報の多さに驚かされる。星印だったり、%表示だったり、省エネマークの色であったりと、省エネ法の基準の達成度合いやビックカメラ独自の省エネ評価の結果などが、製品に必ず付いている。このような標示の充実もさることながら、「ビックカメラは、環境と家計にやさしい省エネ製品をおすすめします」と店頭で強調することで、省エネ対応を顧客に強くアピールしているのである。
ビックカメラが評価される点として、省エネについての専門相談員を各フロアに配置していることが挙げられる。省エネ製品は、製品の値段は高かったとしても、長く使えば使う程家計に優しくなっていく。そのような話をいつでも相談できるのである。家電製品アドバイザーの資格を持つ店員も同様に配置されており、省エネを含めた総合的な相談に対して万全の体制を整えている。
もちろん省エネへの取り組みは製品だけではない。街頭の電光看板はエネルギーを節約するため、すべてタイマー式で管理している。店内の電化製品やエアコン等は、オープン30分前にスイッチを入れ、閉店後はなるべく早く消す。後者については、店員も早く帰宅できるため、自身の省エネにつながるというメリットもある。
個人としては実り多い視察であったが、韓国調査団のメンバーはどう受け止めただろうか。このようなビックカメラの取り組みは韓国でも通用するものだろうか。是非とも普及していってもらいたいものである。
有楽町はビックカメラ優勢だが、本店を構える池袋では、新たにヤマダ電機が出店してきたことで、家電品を中心とした販売競争が熾烈になろうとしている。省エネ・アピールをするビックカメラか、単に安値が売りのヤマダ電機か。顧客の姿勢も問われている。
(参考)
・ビックカメラホームページ
http://www.biccamera.com/
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KFEMのE-waste調査団のメンバー

ビックカメラ店内に掲示されたポスター
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