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会場狭しと紹介される環境配慮型商品の数々。新商品ラッシュともとれる現象だが、地球温暖化防止に逆行することはないのだろうか。
2007年で9回目を迎えた「エコプロダクツ」(12/13~15、東京ビッグサイトにて開催、以下エコプロ)。流行語にこそならなかったが、「地球温暖化防止」で熱くなっている世間の勢いを受けるように、今回のテーマは「ダイエットCO2」。会場内各所で温暖化防止に関連した企画等が目に付いた。回を重ねるごとに来場者数が増えており、今回も過去最高の16万5千人近くを集め、テーマとは裏腹に熱気あふれる3日間となった。
土曜日も朝から大勢の人で賑わった。3日間では最も来場者が少なかったというのが嘘のようである。かつてのエコプロは会場隅の方は比較的閑散としていたものだが、もうそういうことはない。土曜ということもあるが、若者や家族連れが特に目立ち、どこも活況を呈していた。環境配慮型の商品やサービスの見本市というのが趣旨ではあるが、その盛り上がり方を見るにつけ、今や一般的な展示会と何ら変わらない。つまり、それだけエコが当たり前になってきた、と言うことだろうか。
スーパーなどのチェーンストアは、これまでは複数社が出展していたところ、今回は一社のみ。「進化するエコストア」ということで、一つの商業施設を例に、その店がいかに多くの企業に支えられ、また多彩な技術や工夫によって成り立っているかを示すものだった。好企画だったこともあり、より多くの集客があったようだ。
「環境市場動向」を探る上でも格好のイベント。偽装や粉飾で社会問題として大きく採り上げられたことから「食」関係、脱石油が喫緊の課題でもあることから「バイオマス」関係(注)などが特設されていて、来場者の関心に応えていた。
環境に関する取り組みが遅れていたサービス業関係(不動産、金融他)がここぞとばかりに出展してくるのも見所の一つだろう。逆に、長年出展している企業などが目立たなくなってしまうのは気の毒にも思う。「出展歴何年」という表示をそろそろ考えてもいいのではないだろうか。
継続的な企画も多いが、市場の視点で捉えると、環境の取り組みにも流行り廃り(はやりすたり)ができてしまうことが特別展示を見るとわかる。エコプロの主催者の一つは、何を隠そう「日本経済新聞社」。「環境と経済の両立」と言いたい気持ちはよくわかるが、COP3以降、それを標榜し続けてきた結果はどうだろう。既知の通り、ちっともCO2は減っていない。「二兎を追うもの一兎をも得ず」と云う。経済の手綱を緩めたくないばかりに無理やり環境と両立させよう、というのは魂胆が見え透いている。本気でダイエットするなら、「経済を落としてでも環境を」くらいの気概がほしい。次回の「エコプロダクツ2008」は節目の10回目に当たる。その本気度が問われようとしている。
(注)ちなみに日本バイオプラスチック協会は「バイオマスプラ」のマークを、日本有機資源協会は新たに「バイオマス」のマークを制定し似たようなプラスチック商品をPRしている。省庁のタテ割りを反映するような出展が見られるのも同展の特徴?
参考URL)
「エコプロダクツ」 *1999年の初回からずっとこのアドレス
http://eco-pro.com/
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ゴミの分別はこんな感じ(本来ならReduceが先だが)

企業のCSR担当者と直接対話できる好機でもある(ケータイのリサイクルについて問答中)

万博会場内では買いたくても買えなかったが...(これぞリユース?)
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