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その他 日本の重大ニュース2007

日本全土 年末恒例、発伝所ENVIROASIA編集メンバーが選んだ“重大ニュース”をお届けします。

 政治の混乱、社会の綻び、どっちが先というのはないですが、両者に起因する事件や事象が多かった一年だったように思います。人が惹き起こした環境問題は人でないと正せない、というのが真実だとすると、政治や社会がどうのとは言ってられません。一人ひとりが当事者意識を持って「我がエコ」を行くしかありません。少なくとも自分自身に「偽」がないように。環境保護でも何でも、まずはその心がなければ、と思います。

 ENVIROASIAの環境ニュースでは、偽を扱うことがないよう、必要に応じて自らの目と足で得た情報をお届けしています。年間を通した本数は必ずしも多くはありませんが、それは「市民の視点でより確かなもの」という意気の裏返し。その辺りを感じ取っていただきながら、この一年を振り返ってくだされば幸いです。(5項目、順不同)

■ 続く異常気象―温暖化をどう防ぐのか

 2007年のノーベル平和賞を、『不都合な真実』のアル・ゴア氏とIPCCが受賞したように、今年は地球温暖化に注目が集まり、危機意識が一段と高まった年でした。COP3から10年が経過し、ようやく「火が付いた」観がある温暖化防止に向けた取り組みの数々は、環境ビジネスに乗じたものを含め、良くも悪くも目を見張るものがあったと思います。その一方で、12月にインドネシア・バリで開催された国際会議COP13での日本政府の態度にはがっかりさせられるものがありました。

・温暖化の原因は人間に~『不都合な真実』を見て
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J07012603J
・えどがわ油田開発プロジェクト始動
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J07031601J
・家庭の省エネに融資、滋賀県の試み
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J07062902J
・残暑が猛威を振るう~観測史上最高気温も更新
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J07081701J
・原発に頼った未来はありえない
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J07082401J
・カーボンオフセット年賀状発売!
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J07112301J
・全国の市民共同発電所の動向~気候ネットワーク全国調査報告から
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J07110901J
・ダイエットCO2がテーマ!「エコプロダクツ2007」
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J07122101J

■ どうなる?どうする?日本からの有害廃棄物の越境問題~E-waste&EPA

 2005年秋の中国現地視察以後、発伝所では、日本から中国などに輸出されるE-wasteの問題に取り組んできました。06年夏に始まった家電リサイクル法見直しの議論にも関わってきましたが、提言虚しく、支払い方式の変更など抜本的な見直しは見送られる公算です。

 また、フィリピンやタイなどと結ばれた経済連携協定の関税撤廃リストに有害廃棄物が含まれていたことで、東南アジアの市民が反対していることに対しても日本政府は「心配ない」の一点張り。単に大丈夫というだけではなく、きちんとした措置を講じる必要があるはずです。

 ますます増え続けるE-wasteなどをどうするか。依然深刻な課題です。もちろんE-Wasteのみならず、さまざまな廃棄物をめぐるニュースも多い一年となりました。資源小国日本として必要なのは、対症療法的に法を整えたり改正することではないはずです。ごみ=資源という視点に立てば、新たな施策が見えてくるでしょう。

・東南アジアのNGO、日本の廃棄物植民地主義に反対表明
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J07020901J
・バーゼル条約の行方と有害廃棄物の越境移動
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J07022301J
・E-waste問題解決につながるか?!―“StEP”スタート
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J07033001J
・行き場のないブラウン管ガラス
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J07042702J
・廃棄物撤去すすみ、再生をめざす豊島
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J07050101J
・寝耳に水の廃プラスチックの「可燃ごみ」化
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J07062201J
・海ごみサミット・佐渡会議~島の首長が集う
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J07070601J
・東京23区、各区で分かれる廃プラスチックの行方
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J07102601J

■ 前世紀から持ち越された課題は今も―諫早干拓、水俣病...

 水俣病をはじめとする公害をめぐる動向、諫早湾干拓工事の顛末...もっと早く手を打っていれば、という事例は世紀が改まっても後を絶ちません。環境問題も早期の手当てが欠かせないこと、手当てが遅れるとその分、根本的な解決が難しくなること、再度、考えさせられます。

・熊本県の水俣病認定審査会が再開へ
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J07012601J
・阿賀のほとりで新潟水俣病に向き合う
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J07030901J
・いまだ続く前世紀の愚行:諫早湾干拓
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J07041801J
・水俣病は今年も終わっていない―2007年春の水俣病紀行(1)
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J07051801J
・東京大気汚染公害裁判における環境公益訴訟としての成果
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J07083101J
・さまざまな問題を抱えたまま「完成」を迎えた諫早湾干拓
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J07113001J

■ 日々の生活の中で

 こんな世の中だから買い物くらいは楽しみたい、そんなささやかな望みを打ち消すかのように、原油は高騰し、物価は上がり、せっかく買っても安全安心が伴わない... いやいや、嘆いてばかりもいられません。買い物から変える社会、という言葉があります。こういう時こそ環境配慮につながるような買い物を心がけたいものです。

・広がるかレジ袋有料化――容器包装の3Rを進めよう
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J07012602J
・日野市でレジ袋有料化スタート―日本のレジ袋削減の取り組み
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J07072001J
・衣料品のリユース、リサイクルの先進例~ユニクロの取り組み
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J07090702J
・店と客との知恵比べ? マイバッグ持参とレジ袋削減
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J07121401J

(特に食に関して)
・食卓に平和を!―ハマグリ類店頭表示調査
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J07030201J
・築地市場の移転先、豊洲の土壌汚染をめぐる行方
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J07041301J
・中国産食品等報道ウォッチング
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J07082402J
・産地の適正表示による環境保全型流通消費のススメ
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J07091402J

■ 中国、韓国とともに

 発伝所が活動を始めた2000年に比べて、現在ではいろいろな日中、日韓、日中韓の環境協力が広がってきたように感じます。こうした多様な協力事例をENVIROASIAでもどんどん紹介できればと思います。

・「電池を繰り返し使う」ことから地球環境の大切さを考えよう!
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J07022302J
・小さなジョウビタキ、はるばる中国から飛来
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J07031602J
・日韓市民合同漂着ごみクリーンアップ―長崎県対馬市
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J07060101J
・太湖汚染報道をめぐるシャープの回答
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J07062901J
・韓国のE-waste調査団、ビックカメラへ
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J07072702J
・写真展「中国黄土高原 紅棗(なつめ)がみのる村から」開催
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J07072703J
・日中韓で環境被害救済と予防めぐり議論
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J07090701J
・韓国の高校生が日本の大気汚染公害を学ぶ
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J07091401J

 おかげ様で、ENVIROASIAや東アジア環境情報発伝所自体がニュースになることも増えてまいりました。2008年も引き続きご支援ご高覧の程、お願いします。







記事執筆、翻訳
日付 2007-12-28
筆者 発伝所ENVIROASIA編集メンバー
媒体 寄稿
団体名 東アジア環境情報発伝所
(East Asia Environmental Information Express Messenger )
URL http://www.eden-j.org/
翻訳者

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