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ごみ・リサイクル 地域自主協定によるファストフード店内のリユース推進事業開始~むさしのリユース推進キャンペーン

東京 東京都武蔵野市で使い捨て容器を減らすための取り組みが始まっている。

 「わずか5分でごみになる」ファストフードやコーヒーショップチェーンの使い捨て容器。持ち帰りならしかたないけど、店内で飲食するときはマグやグラスなどのリユース容器で出してほしい。

 国際環境NGO FoE Japanは、2002年より、ファストフード、コーヒーショップ店内における脱・使い捨てを求め、各社に働きかける活動を続けてきた。2003年、2006年には、韓国のファストフード業界の自主協定による使い捨て容器削減の取り組みを調査、日本での同様のしくみづくりを環境省や業界に働きかけてきた。そして、その間、容器包装リサイクル法の改正をめぐる動きの中で、スーパー等のレジ袋の有料化と並び、ファストフード店内でのリユースも自主協定等の手法により推進すべきとの見解が政府審議会まとめや、国会の付帯決議等に盛り込まれた。

 こうした流れを受け、FoE Japanは、環境省の「平成19年度循環型社会形成実証事業」として、東京都武蔵野市をモデル地区に「ファストフード、コーヒーショップと自治体の自主協定によるリユースの推進事業(むさしのリユース推進キャンペーン)」を開始した。

 武蔵野市内のファストフード・コーヒーショップの各店舗に参加を呼びかけた結果、1月10日までに、7チェーン16店舗が、武蔵野市長に対し「リユース推進宣言」を提出した。参加店舗は、それぞれの宣言内容に従い、「店内の飲食にはすべてリユース容器を使用する」「利用者の希望に応じてリユース容器で提供する」などの取り組みを実施中だ。参加店舗には、キャンペーン参加を示すPOPが掲示され、市内各所に参加店舗を案内するマップも設置されている。

《参加チェーン》
 エクセルシオール・カフェ、サブウェイ、サンマルクカフェ、スターバックスコーヒー、フレッシュネスバーガー、ミスタードーナツ、モスバーガー

 2月からは、参加店舗が各々「リユース推進宣言」どおりに取り組んでいるかどうか、利用者モニターがチェックしている。

 また、参加店舗の協力を得て行った店内での利用者アンケート、および、街頭アンケートには、のべ200人以上が回答を寄せた。「環境にやさしい」「おいしく感じられる」といった理由から8割以上の人が、店内での飲食にはマグカップやグラスなどのリユース容器を希望していることがわかった。

 さらに、各店舗の店長には、リユース容器の使用、オペレーションの流れ、顧客の要望の反映状況等に関するヒアリングを行った。参加店舗は「お客様へのおもてなしとして」「コスト面から」「ごみ削減のため」リユース容器を使用している。

 そして、2月28日には、事業者と利用者の意見交換会を開催した。事業者は3社から、本社環境担当、エリアマネージャー、店長が参加、利用者も様々な世代が参加した。日ごろ直接、容器や環境について意見交換する機会はないだけに、両者から活発な意見や質問が寄せられた。今回のような事業者、利用者、そして行政のコミュニケーションが行われたことは、今後のリユース推進に向けた大切な一歩であったといえるだろう。

 FoE Japanは、今後も、「店内ならリユースが当たり前」のしくみづくりに向けて、より広範囲な取り組みを展開していく予定だ。

(関連URL)
・むさしのリユース推進キャンペーン
 http://www.foejapan.org/lifestyle/gomi/fast/chiiki/

・「むさしのリユース推進マップ」ダウンロード、各店舗の「リユース推進宣言」内容
 http://www.foejapan.org/lifestyle/gomi/fast/chiiki/sanka.html

・容器包装リサイクル法改正案、衆議院を通過(ENVIROASIA 06/05/26)
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J06052602J


マグカップでどうぞ。




記事執筆、翻訳
日付 2008-03-21
筆者 瀬口 亮子 (SEGUCHI, Ryoko)
媒体 寄稿
団体名 国際環境NGO FoE Japan
URL http://www.foejapan.org/
翻訳者

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