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環境ニュース > 気候変動 (日本 発)

気候変動 危険な気候を回避するための法律制定を求める請願署名募集中!~MAKE the RULE キャンペーン

日本全土 「新しいルールで、地球をクールに」 気候変動を防ぐ法律をつくろう!と国会への請願署名が全国キャンペーンによって呼びかけられている。

 2008年8月からスタートしたMAKE the RULEキャンペーン。2009年1月13日現在47の環境NGOなどからなるキャンペーン実行委員会が構成され、賛同団体を含め120団体に広がっている。キャンペーンでは、(1)京都議定書の目標である6%削減を守り、日本でのCO2などの温室効果ガスの中長期的な削減目標を定めること、(2)温室効果ガスを確実に減らすためのしくみ(ルール)を作ることを大きな二つの目標に掲げている。

 2009年末、デンマークのコペンハーゲンで開かれる国連会議で、これからの地球温暖化の取り組みが決められようとしているが、日本は温室効果ガスを多く排出する国として、世界をリードする削減の取り組みが求められている。

 日本の温室効果ガスがこれまで増え続けてきているのは、あるべき未来を描き、それを実現するためのルールがないから、として、世界的に対策が求められている今、ひとりひとりが声を上げることで大きな流れを作り、政治を動かし、この国に新しいルール(法律)がつくられることをめざしている。それがMAKE the RULEキャンペーンの本旨である。

 具体的なルールの一つとして、MAKE the RULE キャンペーン気候保護法案委員会では、2008年9月2日に「気候保護法(仮称)」骨子案をすでに策定。この骨子案では、2020年までに1990年比30%、2050年までに1990年比80%の温室効果ガスの削減という中長期目標の設定、国内排出量取引制度、炭素税、再生可能エネルギーの固定価格買取制度の導入などが盛り込まれている。

 こうした気候保護法を実現するためには国会で法律にしなければならない。現在、キャンペーン実行委員会では、広く市民の声を国会に届けようと、1月5日に開会した第171回国会への請願署名を呼び掛けている。最終締切までには100万名の署名を集める予定だ。なお、請願とは、憲法で保障された国民の権利で、市民一人ひとりが国に対し希望を伝えることができる方法である。

 この請願の内容は、以下の2点。

(1)京都議定書の6%削減目標を守り、これから中長期にわたって温室効果ガスを大幅に削減すること
 ・2020 年には1990 年のレベルと比べて30%の削減をすること
 ・2050 年には1990 年のレベルと比べて80%の削減をすること
 ・2020 年には一次エネルギー供給の20%を再生可能エネルギーにすること

(2)排出を減らしていくための制度をつくること

 ・CO2 を減らす人・企業が報われ、CO2 をたくさん出す人・企業には相応の負担を求める経済社会にすること(炭素税・排出量取引制度など)
 ・再生可能エネルギーを大幅にふやすしくみをつくること(固定価格買取制度など)

 キャンペーン事務局長の平田仁子(ひらた・きみこ)さんは「法律の実現となると難しい話のようだが、このキャンペーンは、今のエコブームの延長線上だけでは温暖化対策は限界があるということに気づいた人が、新しいルールを作ろう!と声を上げることに意味があります。私たちの声が大きくなれば、政治家は、この深刻な問題を無視することはできなくなるでしょう。」と語る。

 この請願用の署名用紙は、キャンペーンのウェブサイトからダウンロードできる。当面の第3次締切は3月20日(金)。地球温暖化を本当に防ごうという人びとの普通の思いを力にするために、署名にぜひご参加を。

 ※東アジア環境情報発伝所もキャンペーンの賛同団体です。

(関連URL)
・MAKE the RULE キャンペーン
 http://www.maketherule.jp/dr5/

(関連ニュース)
・シンポジウム「市民が進める温暖化防止2008」開催!(08/12/12)
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J08121201J

・CO2を減らすためには、ルールが必要!(08/8/15)
 http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J08081501J


MAKE the RULE ポストカード(©MAKE the RULEキャンペーン)

MAKE the RULE オリジナル壁紙(©MAKE the RULEキャンペーン)


記事執筆、翻訳
日付 2009-01-23
筆者 廣瀬 稔也 (HIROSE, Toshiya)
媒体 寄稿
団体名 東アジア環境情報発伝所
URL http://www.eden-j.org/
翻訳者

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