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環境ニュース > 生態系 (韓国 発)

生態系 市民団体が清渓川復元工事の条件を示す

ソウル特別市

 7つの市民団体は清渓川(チョンゲチョン)復元事業と関連してソウル市に文書を送り、持続可能な清渓川復元を望む市民団体の立場を伝え、市民団体が示した条件が受け入れられなければ清渓川復元工事の7月着工に反対する考えを明らかにした。

 市民団体は、清渓川復工事にあたっては生態系回復と歴史・文化の復元に徹底すべきであり、そのためには市民たちの意見を積極的に受け入れなければならないと強調し、各分野別の要求事項を提案した。

 まず生態系のことを考えて、清渓川復元の対象を上流地域の仁王(イヌァン)山、北岳(ブガク)山にまで広げて都心の生態系の流れを考慮すべきであり、そのためには上流のペグンドン川やチュンハク川の復元が前提となると主張した。

 また河川を維持するための用水供給策として漢江(ハンガン)やチュンニャン川に水を人為的に清渓川に引き込む方式に反対し、その代案として支流の復元や地下水および雨水の活用などに積極的に取り組むよう求めた。さらにそもそも清渓川が水量が豊かではない間欠川であったことを指摘し、自然条件によって水が乾くのは自然であり、このようなことを市民に理解させることが重要であると強調した。また水にやさしい空間としての清渓川復元を実現するためには、6mの切り立った護岸の断面には問題があることを指摘し、河川の断面を縮小することを求めた。

 さらに清渓川周辺開発と関連しては、高密度開発に反対し、生態系を守るために最大限努力するよう求めた。そのためにソウル市は、清渓川周辺地域の再開発及び保存に向けた具体的な計画を策定すべきであり、都心の乱開発を防ぐために道路整備や都心の緑地確保などの事業を支援するなどの体系的な開発及び保全対策が必要だと主張した。

 特に清渓川に生活の基盤を置いている商店街の人々や屋台で生計を立てている人々の生活保護対策が何よりも肝心であり、この問題を解決しない限り清渓川復元事業は難航するだろうと警告した。







記事執筆、翻訳
日付 2003-06-18
筆者 黄 惠仁(資料整理) (HWANG, Hye-In)
媒体 緑色連合報道資料 (http://www.greenkorea.org/) 2003.6.12
団体名 市民環境情報センター
URL http://cice.kfem.or.kr/
翻訳者

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