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環境都市「ソウル」、想像するだけでも楽しい。
果たしてソウルの適正人口はどのぐらいか?
ソウルの生態学的限界人口は、おおよそ400万人程度だという。しかしソウルには、1000万を超える人口が居住している。超えても、その幅が半端ではない。しかも、ソウルと緊密な関係にある首都圏の遊動人口まで含めると持続不可能な都市のように見える。このように、人口がソウルに集中し、過密状態になり、交通混雑費用、住宅、環境などの社会間接費用だけでも、天文学的な数字になる。2005年度だけでも、交通混雑費用で5兆7000億ウォンが使われた。
この問題のもっとも安易な解決策としては、人口集中を分散させることだが、現実は、さらに多くの人々がソウルと首都圏に集まってくる状況だ。この巨大な都市は、膨大なエネルギーを飲み込んでいる。輸送部門だけでも、ソウルで使うエネルギーの30%が消費されている。地球温暖化を引き起こす二酸化炭素の排出も輸送部門でソウル温室効果ガス排出の40%を占めているほどだ。持続不可能なソウルを地球温暖化と大気汚染から救出する方法はないのか。交通部門にその解決の糸口がある。
まず、環境団体がよく口にする文句でもあるが、自動車需要を選らすことだ。韓国は、自動車王国であるアメリカより、自動車を多く利用している。自動車1台当りの一年の走行距離がアメリカより多い。ソウル都心での自動車平均速度は15km/hを超えない。自動車が自動車としての役割を果たしていないのだ。
都心で交通量を減らす方法として、混雑通行料を課す方法がある。ソウル都心に入ってくる車両に対し、混雑通行料を徴収することで、通行量を抑制することができる。ロンドンでは既に2003年度から施行されており、市内に進入する車両は8ポンド(約1万5000ウォン)の通行料を払わなければいけない。これにより交通量は20%も減少し、速度も30%が改善された。
2つ目は、大衆交通の利用をさらに便利なものにすることだ。ソウルでは既にバス中央車線制により、バスの運行速度が速くなった。しかし、首都圏で通勤する人たちにとって、バスは依然として遅くて、不便な交通手段だ。京部高速道路や京仁高速道路で、通勤する時間だけにでもバス中央車線制を導入してみる。そうすると、バスが自動車より早くなり、自動車利用者は遅い乗用車ではなく、バスで通勤することになるだろう。
3つ目は、自転車利用を増やすことだ。ソウルが平地でないからといって、自転車に乗るのは不便だという声が多い。しかし、ソウルの所々で見られる自転車利用者を見ると、そうでもないようだ。
「ジャチュルサ(「自出人」:自転車で出退勤する人たち)」というクラブは、自転車で通勤しながら、さまざまな情報をお互いに交換している。通勤コースも新しく開発し、毎日大気汚染状態もチェックする。自転車は趣味で乗るのではなく、重要な交通手段なのだ。自動車を運転すると、多くのことを逃してしまうが、自転車に乗ると多様な経験をすることができる。自動車のガラスによって遮断されている人々の話しを聞くことができるし、光や空気、湿度と日差しを直接感じることができる。自動車運転の苛立ちから解放され、感性や自由を堪能できるのだ。
最後に、二酸化炭素を少なく排出する燃料を使用することだ。バイオ・ディーゼルがそのような役割を果たせる。バイオ・ディーゼルは、1トン当り2.2トンという温室効果ガスの削減効果があると 言われている。最近、ソウル市では軽油バスをCNGバスにすべて取り替えている。天然ガスが微細埃の減少や煤煙現象などの大気質改善効果はあるが、二酸化炭素の排出は、バイオ燃料に比べると高いほうだ。スイスのグラツ市や日本の京都市の場合は、廃油を収集してバイオ・ディーゼルを作り、バスや公用、官用車両の燃料として使ている。
ここで、ソウルの交通量が画期的に減少し、人々は便利なバスと地下鉄に乗って通い、道路上では、自転車が自由に闊歩していることを想像してみよう。空気がきれいになり、二酸化炭素が現象したソウル。想像するだけでも、楽しい。
<参考資料>
[討論文]気候変化と交通部門の対応方案
[討論文]ソウルの気候変化緩和対策は何か?
[討論文]地球温暖化、ソウルが今行動しなければいけない瞬間だ
[シンポジウム]気候変化緩和と自転車利用活性化の連結性
[シンポジウム]ソウル市、新再生エネルギー補給活性化
[シンポジウム]気候変化に対応したソウル市エネルギー政策診断及び政策的
[シンポジウム]ソウル市、気候変化とエネルギー政策現状
ソウル環境連合 ソウルCO2委員会創立宣言文
[シンポジウム]ソウルの気候変化緩和対策は何か?
http://kfem.or.kr/bbs/zboard.php?id=envinfo
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ソウル環境連合CO2委員会創立記念シンポジウム「ソウルの気候変動緩和対策は何か?」
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