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環境ニュース > ごみ・リサイクル (韓国 発)

ごみ・リサイクル 使用済み携帯電話事情について知っていますか

東アジア 情報通信部と移動通信メーカーは、使用済み携帯電話の管理対策づくりをしなければならない

 環境連合は3日午前11時、情報通信部前に結集、使用済み携帯電話の再使用と安全な処理対策を求めるため記者会見とパフォーマンスを行った。移動通信メーカー3社(SKT、LGテレコム、KTF)等の過熱競争により、サムソン電子、LG電子、ペンタック等の製造メーカー3社が年平均1,200万台を洪水のように生産しており、使用済み携帯電話が年間1,500万台廃棄されている。環境連合と韓国中古携帯電話再使用協会は、これについて互いに責任を押し付け、回避しようとしている情報通信部と移動通信メーカーを強く批判した。また、中国に大量に輸出されていた使用済み携帯電話を戻し、2.5tトラックに載せ、情報通信部前でぶちまけるパフォーマンスを繰り広げた。

使用済み携帯電話の再利用・再使用の問題点

 韓国では2005年に携帯電話が生産者責任制度(EPR)の対象となり、製造メーカーが回収と廃棄の責任を負うようになった。しかし、現在の生産者責任制制度下では携帯電話の回収義務と処理比率は16.5%に過ぎず、50%以上の日本やヨーロッパと対照的だ。また、使用済み携帯電話の国内の再利用率は微々たる状況だ。

 これは、資源の再利用だけを対象とし、再使用は対象としない現制度の欠点だ。しかし、もともと回収率の低い韓国の場合、まだ使用することのできる携帯電話を破砕して義務率を達成するので精一杯だ。最近のある報道によると、携帯電話の交換による在庫商品までも破砕しているそうだ。このような制度は、現行法では管理監督や制裁がない状況であり、まるで意味がない。

使わなくなった携帯電話はこのように管理しよう!

 家で放置された携帯電話は有害化学物質や重金属を排出するため、すぐにバッテリーや充電器を別々に封筒などに入れ、最寄りの移動通信メーカーや代理店に持っていってください。集めてから再利用センターに送るのもいいでしょう。

中国に環境問題を押し付け

 中国の環境問題は、まさに韓国の、そしてアジアの問題だ。最近、電子ゴミを処理する中国のある村で、サムソン、LG等の使用済み携帯電話が大量に確認された。人件費が安く、環境規制が弱い中国は、有害廃棄物の輸入国になっている。そこの住民は何の保護装備もないまま路上で有価金属を溶かしたり分離したりしているため、鉛や水銀、カドミウム等の重金属や有害化学物質にさらされている。また残滓やプラスティックを土に埋めたり野外で燃やして処分しているため、水、空気、土、そして住民が飲む地下水を汚し、人々の健康を脅かしている。

政府、移動通信メーカー、製造メーカー、消費者全員が責任と義務を

 今の法制度では、国内携帯電話市場を握っている移動通信メーカーに対して、使用済み携帯電話の回収責任を課す法的根拠がない。また、これを管理監督する責任を負う政府も対策づくりが進まず、使用済み携帯電話がどんどん廃棄されていっている。

 この問題を早急に解決するためには、政府による、使用済み携帯電話の再使用・再利用と安全な管理対策づくりのための法律の制定が必要であり、移動通信メーカー、製造メーカー、消費者には、使用済み携帯電話の再使用・再利用のための具体的な実践義務を課さなければならない。したがって、移動通信メーカーは使用済みで捨てられたり放置された携帯電話を回収し合法的に処理できるよう、積極参加する必要があり、サムソン電子やLG電子のような携帯電話製造メーカーは製品の製造段階から重金属や有害化学物質の使用を減らし、より再使用・再利用しやすいよう環境に配慮した携帯電話を製造しなければならない。また、製品の寿命を延ばすようなつくりにし、小さい故障は無償で修理するなど長く使用できるようにしなければならない。

 結局、政府、移動通信メーカー、製造メーカー、消費者全員が責任と義務を果たすことが何より重要である。

 環境連合では今年から使用済み携帯電話の安全な処理と再利用を進めるためのキャンペーンを展開しており、みなさまの積極的な参加をお待ちしています。環境連合による回収キャンペーンにも多くのご関心をいただけるよう期待しています。


情報通信部前で行われた使用済み携帯電話管理対策のパフォーマンス(c)共に生きる道 イ・ソンス

情報通信部は使用済み携帯電話の管理対策づくりをせよ(c)共に生きる道 イ・ソンス

2.5tトラックに載せた使用済み携帯電話をぶちまける模様(c)環境連合 パク・チョンハク
記事執筆、翻訳
日付 2007-07-05
筆者 チェ・ホンソンミ (Choi-Hong Seong-mi)
媒体 寄稿
団体名 環境運動連合
(KFEM)
URL http://kfem.or.kr
翻訳者 柳田佐和子

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