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「子供たちの未来のために 美しい秋田を」
私たちの住む秋田県は、自然に恵まれ、世界遺産の白神山地を背負って、一見、美しい自然環境を保っているように見えます。しかし、山や川には捨てられたごみが散乱し、市街地近辺では川が汚れ、湖沼でも水質が悪化するなど、放っておけない現状が見られます。一方で、地球規模での気候変動、温暖化問題も知らんぷりで済ませられない深刻な問題となっています。
県内には、環境問題を直視し、汗を流して活動している方々がたくさんいらっしゃいますが、これまではそれぞれ、点としての活動になっていました。そこで2002年3月、秋田県環境政策課が音頭を取り“環境と共に生きる秋田”の実現を目指して、「環境あきた県民フォーラム」という任意団体を創設しました。県内で環境保全、環境美化、リサイクルなど、いろいろな活動を行っている企業、団体、個人などに参加してもらい、活動のネットワーク化を図り、情報発信を行って、秋田の美しい環境を将来の世代に引き継いでいくために、何かできることから始めようと呼びかける応援団的団体です。
行政主導のみならず、県民の視点や意見を重視して活動をしていこうというのが起点です。フォーラムという名前には、会員が積極的に意見を出して活動方向を決めていくべきという理事会の意向が込められています。
<団体の主な活動>
・秋田県内のいろいろな環境保護活動について情報収集し、会員向け季刊誌『フォーラム通信』とホームページにて発信
・あきた環境優良事業所認定制度運用
・あきたエコ&リサイクルフェスティバルの開催(県と共催)
あきた環境優良事業所認定制度は、秋田県版ミニISOと呼ばれる環境マネジメントシステムです。国際規格のISO 14001ではハードルが高いという県内中小事業所を対象とし、負担の軽い経費で環境に優しい活動に取り組んでもらい、環境保護の環を広げていこうというのが狙いです。結果が数値としてあらわれ、経費削減にもつながることから、普及に努めています。
また、あきたエコ&リサイクルフェスティバルは、秋田駅前で行う環境保護、保全を楽しく学ぶ、触れる、感じるといったイベントで、企業、団体、行政が一体となって開催しています。無関心層に、気づいてもらう、感じてもらう、興味を持ってもらう絶好の機会提供の場となっています。
このような活動を踏まえ、2004年7月に特定非営利活動法人として設立登記、その後、秋田県地球温暖化防止活動推進センター(以下、温暖化防止センター)の指定を受けました。温暖化防止センターとして、CO2を初めとする温暖化ガス削減のために、ライフスタイルを循環型へと切り替えようと、いろいろな普及啓発の手法を探っているところです。
地球温暖化防止活動推進員、リサイクルリーダー、省エネルギー普及指導員、環境カウンセラー、ごみゼロ推進員、また、自然保護関係では、自然観察指導員、森の案内人など、様々な名称の専門家の方々と連携し、1人がもう1人に環を広げていき、秋田県民全員が環境保護の達人になる……というのが私たちの野望です。
京都議定書が発効となりましたが、一般家庭では省エネどころか、電力使用量はふえているのが現状です。省エネや環境保護活動が進まないのは、面倒だからです。そして、自分自身が困っていないからです。地球温暖化が進み、あちこちで異常気象が起こっていても、我が身に降りかかるまで気がつかないのが人間なのかもしれません。「できれば、見ないで済ませたい、かかわらないでいきたいというのが本音でしょうが、将来の子どもたちのために、今、大人の私たちができることから始めないと」というのが当法人理事長の口癖です。
特定非営利活動法人の温暖化防止センターとして、行政と協働で活動していく上で難しいことは山ほどありますが、環境保護、温暖化防止の環を広げ、子どもたちの未来に「美しいあきた」を残すために、微力ながら頑張っています。
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水生生物と触れ合う子どもたち

環境優良事業所認定式
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